【1/2】フィリピン渡航
渡航の目的
1.アウティング参加
2.プロジェクトふりかえり
3.新規プロジェクト方針すりあわせ
アウティング参加
アウティングとは、"Company outing" すなわち社員旅行です。ふだん会えないメンバーとも顔を合わせ、話し、遊ぶチャンス!とくに私はいま開発のマネジメントをほとんどしていないので、エンジニアのみんなに、なんとなくでも自分の雰囲気を知ってもらえたら嬉しいなと思っての参加でした
場所
バターン州モロンのビーチリゾートに行きました。
画像に「3時間7分」と記されていますが、3時間+渋滞時間なので、トータルでマカティから4, 5時間はかかりましたね…。首のあたりがゴキゴキになりました
バンプ
リゾートホテル周辺は細い路地が交差する村といってよい雰囲気で、ところどころ道路が凸(バンプ)でした。自動車との共存の意味でよいなあと感心しました。似た感覚の方を発見したので以下ツイートを引用します
遊び
宿泊施設内にプールがあるほか、ボート遊び券各種がもらえたので、生まれてはじめて海で遊びはしゃぐ体験をしました。
バックパッカーでアメリカ東部をまわったとき、キューバに近いという理由でマイアミに行き、ひとりでぼーっと海を眺めていたのがなつかしくてですね。同伴社会のまっただなか、治安の悪いとこによくもまあノコノコと…、知らないって怖いです。
雑談の流れで自分の高所恐怖症について話すと、品質管理のメンバーに「Face your fear!」(恐怖心と向きあえ!)と怒鳴られたので、高所をケーブルで渡る "Zipline" なるアクティビティに乗った結果、
私の心の品質もきちんと管理してほしかったです。ネバーアゲイン(泣)
チームビルディング
砂浜で、オッサンにはややキツめの競技をいくつか。
宿に到着する前に「『キャタピラーゲーム』をやる」と聞かされており、よくわからんが想像するに複数人が胴体をつかみあって組んずほぐれつになるやつやな、まあ若者を外から盛りあげておけばええか、とのんきにかまえていたら、キャタピラーの頭役にかりだされました。15名で形成するチームをふたつつくり、それぞれの先頭(つまりイモ虫の頭)を除く14名がみな自分の前の人の腰を両腕でつかみます。そして相手のしっぽが腰に持っているバンダナを奪うと勝利、と。
敵の頭は、ぷりっぷりのインターン生タムラさん。かつて千代の富士は貴花田に敗れたが俺は負けんぞ、と燃えましたよね。思いつきの "L字作戦" とかいうのを提唱し、チーム全員の意識を統一したらほんとに勝てました。
千代…俺やったよ
めし
とりわけ往路で寄ったレストランがおいしかったので紹介します。
久しぶりのケイジャン料理が嬉しかったです。店名のとおり、カニや貝などがスパイシーなタレにまみれた料理が、オレンジ色のバケツに入って給されます。
うちのテーブルはカニだけが残り、隣では貝だけが残ったので利害が一致しトレードを成立させましたw
フィリピンでは "Snack" つまりおやつを午前午後にとる習慣があります。おやつといっても、ポテチとかチョコレートとかではなくて、ビックマックセットとかが出されました。道路沿いの看板でやたら「Diabetes」(糖尿病)が目につき、そらそうなるわなと勝手に納得です。
まあ、私は日本でガンガンおやつ食べてるんですけどね
その他
目をつけたエンジニアをナンパし、「JAMstack でいろいろやりたいことあってさー、nodejs で API つくってもらいたいのよね」
やろう
即決でした。週に数時間の研究開発稼働がエンジニア各位に認められているので、その制度を活用して今後いろいろやってみようと企画を練っているところです。
多くの初対面の人が私の名前を呼んでくれたことに感激でした。開発ではほとんどかかわりがないにもかかわらず、すでにおぼえていてくれたんですね。
旅行中は仕事の話をしないようにして、日本人スタッフとの会話はそこそこに抑え、フィリピン人スタッフとの間になにかその場で起きたことをいじったり会話を展開させたりしました。共有しやすい話題は仕事のことなんですが、そんなことばかり話していたら「恐怖心と向きあえ」なんて言ってもらえる流れには、なかなかなりませんw
ジャズを含め、いわゆるポピュラー音楽では、中年プレイヤーが若者プレイヤーをバンドに呼び、予定調和におちいりがちなダサい合奏をぶちこわしてもらうってことをやっていますが、その転用みたいなもんで、自分を刺激してくれる若いセンスをたいせつに思っています。
とはいえ、キャタピラーゲームはムキになって勝った!w