ニュージーランド再訪準備中8
今回のニュージーランド旅行は南島を観光することも楽しみですが、1番の目的はオーロラの写真を撮ること
5月の時と同じ様に、南に開けた場所で夜通し撮影し続けるなら、オーロラが発生しさえすれば撮影できるのですが、昼の観光もある上、南開けた場所へは移動時間もかかることもあり、ある程度発生を予想する必要があります
太陽から地球までの距離は1憶5000万Km、太陽風の速さは300Km/秒~800Km/秒、すなわち、オーロラを発生させるプラズマは太陽フレアの発生から太陽風に乗って2d4h~5d19h後に到着すると考えられます
太陽フレアの発生は、宇宙天気予報のレポートでみることができます
レポートの臨時情報から「太陽フレアに関する臨時情報」には、太陽フレアの規模や発生の位置が分かります
太陽フレアはB,C,M,Xの順に規模が大きく、臨時情報は規模の大きいM〜Xクラスの太陽フレアのみ発表されます
その太陽フレアからプラズマが届いたかを宇宙天気ニュースの「太陽風 1日(DSCOVER)」で確認します
プラズマが届くとBt磁場強度が大きくなります
オーロラが発生場合は、Bz南北成分がマイナスに振れる必要があり、ε太陽風から磁気圏へ流れ込むエネルギーが10⁶を超えるとニュージーランドで低緯度オーロラが見える目安となります
5月にオーロラ爆発した際はεが10⁷を超え、日本でもオーロラが見えました
εが大きくなる期間は数時間から数日と様々で、夕方に確認して、オーロラが見えそうな数値なら、暗くなる前にオーロラが撮影できそうな場所へ移動を考えています。