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【入札参加条件の施工実績はどうあるべきか?】

入札参加条件として、施工実績を求められることがあります。
これの基準が曖昧で、一般競争入札の意義を失わせる条件となっている場合があります。
その案件より大きな工事の施工実績を求めるとなれば、これから成長を目指す企業は排除されてしまいます。
不良業者を排除することと、新しい業者を排除することはイコールではありません。
ある程度の実績を求めることは、場合によっては必要ですが、その工事より上位の条件を求めるのは過剰と考えます。
ざっくりですが、今回の工事の半分くらいの規模の実績があれば、十分対応可能な業者と判断して良いのではないでしょうか。
むやみに施工実績を求めることについては、適正な競争を阻害し、チャレンジ企業、成長企業の機会を奪うこととなります。
特に公共工事で恣意的に施工実績を条件化することは、官製談合とも言える可能性がありますので、避けなければなりません。

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