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少年少女達がたどり着いた結末を見届けろ(シミュレーション要素とADV要素を掛け合わせた超傑作)
※最初前書きはただのオタクが推しキャラについて
語っている非常に気持ちわるい文面になっているので本題までスクロールを推奨します。
冬坂五百里が可愛い過ぎる!!!
…っとと
某通信会社大手のCMの如く開口一番大声でつい叫んでしまった。。いやねこの作品をプレイ済の方であれば99.99%は口を揃えて言うと思うんです!
今やアニメで見ない日は無い程人気声優となられた種崎敦美さんのキャラですし、キャラビジュアル&性格や言動がもう「可愛い」という稚拙な語彙力のない表現でしか表せない(錯乱)
瑛くんを一目見て惚れちゃう初心なところも可愛いし、もう会えないかもしれないと分かるや否や自ら告白しちゃう積極性があるところも好き
瑛くん√のラストで「それだけなの?」って頬を赤らめながら言う場面が特に破壊力がエグい(瑛くんマジで一生のお願いだからそこ変わってくれ!)
なんと言っても作中で何度も拝見出来る転んだ時のミニスカートから覗く白p……(≧∀≦)/
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あれ…僕はさっき何を喋ろうとしてたんだっけ…
う、頭痛が酷くなってきたな森村先生からもらった薬を飲まないと、、
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・十三機兵防衛圏とは
本題に移る前に本作がどういったゲームなのかを紹介します。
2019年にペルソナシリーズや世界樹の迷宮等で知られるアトラスにより発売された「ドラマティックアドベンチャー」ゲーム。開発はヴァニラウェア。
最近リリースされたものだと「ユニコーンオーバーロード」が話題になりましたね。
同年の「ゲームオブザイヤー2019」で6位「ファミ通・電撃ゲームアワード2019」でベストシナリオ賞、ベストアドベンチャー賞を獲った凄いゲームです!ネットを見てみてもレビュー動画が多々見られる程です。
ただこのゲームストーリーがめっちゃ難しいんです……
☆良かった点
・壮大で重厚なストーリー
ここが一番強い!大凡の人間では思いつかない世界観と設定に心を鷲掴みにされることでしょう。
しかし、先述した様にストーリーが複雑且つ難解で「そこに至るまでの過程」が複雑なので良く分からなかったという人も一定出てくると思ってます。筆者であるワタシも正直このストーリーを一言で説明してくれ!と問われると無理です…としか言えない。
強いていうなら、、「焼きそばパン」かな?w
実際クリアまでゲームをプレイしないとこの気持ちを理解してもらう事は出来ないので、プレイして頂いてこの作品の凄さを感じて欲しい……
・魅力的な13人のキャラクター達とそれを彩る人間模様
本作は13人の主人公のストーリーを追っていく事になるのですが、全員好きになってしまうくらい魅了に満ち溢れています。中でも筆者が好きなのが冬坂五百里、緒方稔二、南奈津乃の3人ですね。それぞれ簡潔に理由を纏めると
五百里…ビジュアルと言動、そして乙女な性格が可愛い声が好き!可愛い!
稔二…第一印象とのギャップが凄い。カッコイイ
奈津乃…ビジュアル一番好き、服装とBJとのタッグが尊い、バッグに突っ込んで欲しい
他にもたくさんの魅力的なキャラクター達がいます。好みのキャラが必ず見つかると思います👍
・シミュレーションゲームとしての面白さも高い
本作のバトルシステムは、所謂TD(タワーディフェンス)と呼ばれるものでターミナルという拠点を敵から守りながら進めてゆくゲームになってます。
キャラクター毎に機兵と呼ばれるロボットが設定されていて、
火力重視の機兵、範囲武装が豊富で殲滅力が高い機兵、味方の回復や防御等サポートを行う機兵等
それぞれ機兵の特性を活かしながら、敵の種類やその時々の状況に合わせて戦いを進めていきます。
又、キャラクター毎にスキルが設定されていたり武装の強化が行えたりと
バトルがかなり奥深いものとなっています。
どういう風に戦っていくかはプレイヤーの裁量次第ですね。
筆者はファイヤーエムブレムやジージェネ等シミュレーションゲームをよく好んでプレイしますが、それらの作品とは違った戦略性や奥深さがあり、面白すぎて沼にハマってしまいました。
ゲームの概要のPV貼っておきます!!
・プレイして感じた事
結論から言います。ちょ〜〜〜面白かった!そして凄かった、、いや凄かった…それしかいう言葉が出てない程、ストーリーが凄くライターさんの熱量が伝わりましたね。(どう生きたらこんな凄い物語を思いつくんだ……ほんと)
ただ面白さのベクトルが違います。瞬間的な面白さだったり、最初から徐々に加速度的に面白くなってくる様なゲームではないかなと思っています。
このゲームの面白さは強いていうなら「没入感」「感動」といえるでしょう。
一つ自信を持って言える事として
万人受けはしない。けれど面白くないはあり得ません。
もし途中でやめてしまった人がいるのであればそれは面白くないから辞めたのではなく、作品の持つ熱量に負けてしまったと言わざるを得ません。
最後のあのシーンに至った時の衝撃。
一つの長編小説を読み終えた後の様な余韻に襲われます。
☆どんな人にオススメ出来るか、出来ないか
・SF要素のある物語が好きな方
・一味違うノベルゲー体験をしたいという方
☆個人的にオススメ出来ないかなと思う人
・難しい話が苦手な方
・ADVゲームのプレイ経験が浅い方
良かった点の説明は省かせて頂きオススメ出来ない方の理由2点について書かせてもらいます。
まず、一つ目の理由としてこの「十三機兵防衛圏」というゲーム。世界観や設定が凄く緻密に練られていて、専門用語が殆どでとにかく情報量が多いです。なので世界観を理解するのにそれなりの時間を要します。実際、プレイした僕も最初は何が何やらさっぱり分かりませんでした(苦笑)
(後で振り返ってみて進め方に問題があったんだな…と少し後悔しましたが、、)
※ある程度進んだタイミングでゲーム内にある「ミステリーファイル」を読み込んで情報整理を行う事をオススメします。(それ読み込まないと内容の理解が激ムズです…😅)
次に2つ目の理由についてですが、そもそも「ADVゲーム」とはなんぞやと思われた方もいるかと思いますので、簡単にいうとゲーム内のテキスト(文章を読みながら進めていく事を主としたゲームです)
イメージとしては下の画像の様な感じ。
2枚目には本作の「追求編」と呼ばれるアドベンチャーモードの画像を貼っています。
本作には「クラウドシンク」と呼ばれるキャラクターを介してゲーム中で得た用語(キーワード)の情報整理を行ったり、そのキーワードを使用し物語を進めて行く事になります。
従来のノベルゲーにはないプレイヤー自身が考えながら進めていく没入感を高める機能があるので初めての方でも楽しめる作りになってるとは思いますが、ADVプレイ経験があまり無い方が本作をすると動きが少なく、話の起伏も初めは比較的落ち着いているので「退屈だな」と感じる恐れは高いです。
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※今だとプロローグだけプレイ出来る体験版があったはずですので製品版購入前にプレイして購入を検討する事をオススメします
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※ここからは完全な自分の個人的な感想となります。
・終わりに
本作はかなり前に購入して積みゲーとなっていた状態で、
正直、この作品をやる前までADVゲームひいては、ノベルゲーと呼ばれるゲームに飽きを感じていた部分がありました。
ですが、プレイを終えて素晴らしいシナリオと、生き生きとその世界で生きるキャラクター達、そしてそれを彩るBGMの数々。そしてラストに得られる「感動」だったり、「寂しさ」だったり、「嬉しさ」だったり……
このジャンルのゲームにハマるきっかけとなった原点と原動力を思い出させてくれました。(原点はsummer pocketsというゲームなのですが、それはまたの機会に紹介しようかな、、)
年が明けるまでにクリア出来て良かったァァーーーー!
では、、ここらへんで