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オンラインフェス「VirtuaRAW」始動!

全国のクラブやライブハウスが「コロナウイルス感染拡大」を防止するための営業自粛によって存続の危機に直面し、それに直結するアーティストやクリエーターにも次々と影響が出始めた。

僕の場合、
運営するレーベルのアーティストのライブが延期や中止となり、依頼されていたイベントの制作や音響業務に至るまで、全てが白紙となった。

更には、
今年の開催に向けて動きはじめた「波の上フェスティバル2020」も、この先が何も予想できない状況の中では開催アナウンスなんて出来るはずもなく、、強制ストップせざるを得ない状況だ。

そして、アンテナショップとして日々営業する「波の上MUSIC&BARBER」も昨日から営業を自粛し、まとまった収入だけで無く、日銭さえ稼ぐことも出来なくなってしまった。


そんな中、いつも足りない足りないと騒いでいた時間だけが残り、普段は中々集まれない面々で緊急ミーティングを開催したり、全国の友人達へ電話やメールをしながら、色々考えてみた。


最近では減ってきたが、昔は思いついたらすぐ行動に移してきた。

勿論、スピード感が功を奏して成功した事もあったが、やるのが早すぎて(考えが未熟すぎて)失敗した事も何度もあった。

そして、成功したと思いもう一度やったとしても、「成功と思っていた事がただのマグレや偶然」で、余裕をカマしてた分、取り返しのつかない大失敗も経験した。

話が少し逸れてしまったが、頭を整理して最初に出た答え、というか「方向性」は以下の3つ。

① オリジナリティ、創造性
誰かの真似ではなく、自分らだからこそやれる、やる意味のあること。
(これは基本中の基本。というか、これが全てと言っても過言では無い。)

② 持続性、継続性
一度だけでなく、持続が可能なこと。
(奇跡的にこの状況が収束したとしても、継続できる可能性や意味があること。)

③ 感動、共感。
一人でも多くの人を感動させ、共感できること。
(共感や感動がエネルギーを生み、それが自分自身や仲間を未来へと繋げるパワーや自信となる。)

この三つを見失わない様に舵を取り、スピード全開で辿り着いた先が、オンラインフェス「VirtuaRAW」である。

決まった方向性を自分に言い聞かす様に、何度も確認した。そして噛み砕いた答えが以下の3つ。

❶ 今に始まった事では無く、ここ近年ライブ配信やイベント配信が増えてきているのは紛れもない事実。だが、日本全国を中継しながら、様々なアーティストや各会場の雰囲気を一つのチャンネルで視聴できるのは存在しなかったのでは?

❷ 今回の現状じゃなければ考えもしなかったオンラインイベントだが、上記に記載した通り既に需要があるのも事実。やっぱり現場が一番なのはこれから先も変わらないが、続ける続けないは別として、今回成功したら二回目もあるのではないか?

❸ これまでの僕らの集客は、年に一度の波フェスがマックスで1万人弱。うまく行ったとしても会場のキャパを考えると2万人が限界ってところだが、世界的に同じ状況の今なら未知数じゃないか?


オンラインフェス「VirtuaRAW」 始動

2020.5/3 13:00 〜 5/5 5:00まで
ノンストップ40時間


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