新電力の倒産続出、自業自得だ

僕は以前、「グリーンエナジー」を名乗る新電力事業者から勧誘され、危うく契約させられそうになった。
以下、2009年8月6日の出来事について書いた日記より抜粋。

午後3時ごろ、家のチャイムが鳴り「電気の〜」と声が聞こえたため、ドアを開けると背の低い小太りの男が立っていた。
「検針票はありますか」と尋ねられたので、設備の改修か何かと思った私は男にそれを渡すと、男は私の住所氏名や票の番号などをIpadで入力し始めた。
それが終わると「グリーンエナジー」を名乗る電力サービスの紹介をし始めたのだが、私が「これは東京電力のサービスですか?」と訊くと、男は「いいえ、東京電力からこちらに切り換えるとお安くなります」と答えた。
ここで質の悪い訪問販売と判断し、あれこれ理由をつけて帰ってもらった。

ちなみにこの「グリーンエナジー」だが、親会社の破産により既に新電力から撤退している。
というのも、親会社の「あくびコミュニケーション」も上記とは別に「あくび電気」なる新電力を展開していた。
しかし、電気代の架空請求などの不祥事を起こし、国から事業停止を命じられ、代表は逮捕された。

全てとは言わないが、新電力事業者にこのような半グレ集団が少なからずいるのが現状だ。

新電力について悪く言いすぎたかもしれないが、僕は去年「eneosでんき」に切り替えた。
電気代が安くなり、自前の火力発電設備を持っているのがその理由。
ちなみにソーラー発電を持っているという業者は、大抵は大した発電量を稼げいないので注意されたし。

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