FIRST AID for the USMLE Step 1 購入後にまずすべきこと
はじめに
今回は、Step 1に向けてFIRST AIDを購入した人を対象に書きたいと思います。表題の通り、購入後に早速すべきだと思うことを述べます。みなさんの参考になれば幸いです。
必ずErrataをチェック
皆さんが医学に関わらず何かテキストを買ったとき最初に何をしますか?目次を見る、前書きを読む、ただページをペラペラめくる、など人によって違うことをするとは思います。
私の場合は、訂正事項がないかをホームページで確認します。これは大学受験で参考書を買った後に必ず行ってきました。大手の出版でも意外と間違いがあり、使い込む前に確認して良かったと毎回感じています。
FIRST AIDも同様に、最初に粗探しをすべきだと考えます。毎年改定されるため、昨年版までに見つかったものは修正されてはいるものの、新たに見つかるものはゼロではないのが事実です。誤字脱字も結構あります。
FIRST AIDを読み込む前に、Errata- FIRST AID TEAMに飛んで訂正しておくのがベストな気がします。頑張って覚えた知識が実は間違いだったという事態は極力避けるべきでしょう。
自分流のアレンジを加える
FIRST AIDを購入したら、自分流に使いやすくするのが次に行うべきことだと考えます。背表紙の糊を剥がしてバインディングし直すのでも良いですし、柔らかい表紙と裏表紙をラミネート加工で補強しても良いでしょう。
私の場合、分野ごとに色違いの付箋を貼りました。例えば、Biochemistryの最初のページには黄色の付箋、Cardiovascularの最初のページにはピンク色の付箋といった具合に貼りました。あるページを開いたときに自分がどの分野のページを読んでいるかが分かりやすかったり、またBiochemistryの復習をしたいと思ったときに該当ページを探しやすかったりしました。多少なりとも効率は上がった感覚です。
付箋を貼るのは一例にすぎませんが、自分がこれから勉強するイメージを浮かべてあらかじめ使いやすいようにカスタマイズしておくことを推奨します。
Section Ⅰ を読む
FIRST AIDを買ってこれから勉強を始めようとしている方の中にはStep 1のイメージが鮮明でない人が一定数いると思います。Section Ⅰ はStep 1について詳細な説明が書いてあります。医学的な知識は書いてないのでそんなに読まれない部分だと感じますが、試験の概要、勉強方法、試験に向けての準備方法など有益な情報がコンパクトにまとまっています。IMG(International Medical Graduates)用に書かれたページもダウンロードできます。
敵を知るためにも、Section Ⅰ は一回目を通しておくのが良いのではないかと思います。今後の戦略を立てやすくなると信じます。
終わりに
FIRST AIDを買ったら行うべきことについて私の考察を書きました。私一人の人間の体験をもとにした考えのため、他にすべきことはあると察します。また、人によっては私が上げたことの中に必要ないと感じることもあるでしょう。
結局は様々な人の意見を集めて自分が納得するアドバイスを取捨選択することが重要だと思慮します。Step 1の勉強を始める前に徹底的に情報収集してみると、合格のためにすべきことが自分の中で定まると考えています。
このブログが皆さんが戦略を立てる一助になれば嬉しいです。(模試の結果など若干の個人情報を含むため有料ですが、)良かったら他の記事も参考にしてください!
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