見出し画像

USMLE Step 1 受験前日と当日

私は現在(2023年9月)医学部6年です。
2022年5月にUSMLEのStep1を受験しました。7月に合格の通知が届きました。
記憶が残っているうちに受験当日のことについて書こうと思います。これから受験される方の参考になれば嬉しいです。

会場
会場は御茶ノ水ソラシティでした。駅からとても近く、綺麗で壮大なビルです。

前夜
多くの受験生や合格した先輩医師の話では、前日は自分の好きなことをして、リラックスしているようでした。
私もそれに倣い、U Worldは解きませんでした
しかし、夕方になってどうも落ち着かなかったので、ユーチューブでUSMLE関連の動画をダラダラと見ました。
Dirty Medicineの画像から疾患や病態を推測する動画は総点検として良かった気がします。
夕食は自炊し、エネルギーを蓄える意味で米を多めに摂り、お腹に優しそうなおかずを食べました。バスタイムなどもルーチン通りにとり、特別な調整はしませんでした。
いきなり早く寝ようと思っても寝付けないだろうと考えていたので、1週間前あたりから就寝時間は若干早めにしていました。
そのため、前日の消灯時間は前々日と比べて特に早めませんでした。7時間、ぐっすり眠りました。

当日の朝
・パスポート
・Step 1 SCHEDULING PERMITを印刷した紙
・食料
・水
を持って出発しました。休憩時間はチョコや栄養バーなどをかじって、エネルギーチャージする作戦で行きました。

当日の持ち物

試験中
最初の説明の箇所は前日にUSMLEの公式サイトで事前に読んでいたので、音声がちゃんと聞こえるかのチェックだけ行い、残りの部分は飛ばして試験に突入しました。
試験中はずっとヘッドフォンをつけているので、周りの受験生の音はあまり気になりませんでした。
1ブロック終わるごとに休憩を取りました。休憩は1回に約5〜10分で調整しました。休憩時間に必ず行ったことは、水分補給と軽食摂取、トイレ、軽いストレッチです。
試験は早く終わらせれば残りの時間は休憩時間に加算できるようでした。私の場合は、あまり加算できなかった印象があります。
4ブロックまで快調に進み、5ブロック目で急に頭が沸騰しそうになりました。
疲労が蓄積されてきたようで、5ブロック目の手応えが非常に悪かったのを覚えています。
聞いたことない、なにそれ知らんってなる問題が5ブロック目に固まっていて、ブロック終了後は「終わった...」と思いました。
大半がサンプル問題であることを祈りました。(試験中は超ポジティブ思考で)
疲労困憊の中、6、7ブロックは気力で乗り切った感じでした。7ブロックは簡単に感じ、15分くらい余らせてしまいました。

試験後
私は試験の出来は気にせず、受験後はとことん羽を伸ばそうと思っていました。試験終了後、半端ない解放感に包まれましたが、同時に疲れがどっと出てきました。
長時間、英語で医学の試験を受けるのは予想以上に疲れます。
大人しくインドアで攻めようと思い、帰宅してアマプラでずっと見たかった映画の新作を鑑賞しましたが、異常に疲れて頭に入らなかったので後日見直しました(笑)。

まとめ
日本のCBTと違って、休憩時間(1時間)は自分で管理し昼食休憩はまともに取れないので、試験当日の動き方はあらかじめ計画しておいた方が良いと思います。
前日はUSMLEの公式サイトでサンプルの問題を見たり、最初の注意書きをあらかじめ読んでおくと、時間の節約にもなり試験に入りやすいでしょう。
試験が始まったら、気力、知力、体力を駆使してどんどん解き進めていってください。
それでは、今回は以上です。
皆さんのご健闘を祈ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?