【アドリブ演奏者向け】 このスケール合うはずなのに合わない…? って思ったら/週末コラム17回目
こんにちは。
ベース講師の星野徹です。
今日は、【アドリブ演奏者向け】
このスケール合うはずなのに合わない…?
って思ったら
というお話になります。
フラットの調合がひとつついていたらキーはF、
シャープが2つついていたらキーはD、
曲によってはコード進行関係なく
キーのメジャースケール1発で
アプローチできることがあります。
キーFならFGAB♭CDEF
キーDならDEF#GABC#D
ただ、キーのスケール弾いてもなんか合わないなって
思ったときの考え方をお伝えします。
このスケール合うはずなのに合わない…?って思ったら
Fのキーの曲でFGAB♭CDEFとメジャースケールを
弾いているのになんだか合わない
そんなときは、ちょっと音を減らして
FGACDの「メジャーペンタトニックスケール」
の方がしっくりくるかもしれないです。
個人的にはジャズのスタンダードだと
・酒とバラの日々
・Georgia on my mind
・Isn`t she lovely
でアドリブ時に、7音のメジャースケールでなく5音のメジャーペンタスケールでアプローチをすることが多いです。
メジャースケールが合わないのにメジャーペンタが合う理由
メジャースケールが合わないのに
メジャーペンタが合う理由に、
曲のテーマのメロディが関係しています。
各曲の最初の4小節をみると
・酒とバラの日々
CA GACDC
・Georgia on my mind
ACAGADAG
・Isn`t she lovely
AB♭AGF AB♭AGFDC
など、全部じゃないですが、ペンタの
音で構成されていることがわかります。
こうしたメロディの構造が楽曲の印象を
作っているので、
メジャースケールが合わないのに
メジャーペンタが合う
っていうことはよくあるんですね。
今までスケールでのアドリブがうまく
いっていなかった方は、この考え
試してみてください。
動画でも解説しています
本記事内容は、「Isn`t she lovely」という曲を題材に解説しています。こちらも重ねて参考にしていただけると幸いです^^
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