日テレ開局35周年 記念番組。
先日、ブログ読者の方からのコメントであったのですが、12回が例年の「アメリカ横断」ではなく、「アメリカ縦断」になったのは、日テレ開局35周年だったからではないか…という疑問。
私は全く覚えていなかったのですが、どうやら第12回ウルトラクイズが行われた1988年は、ご指摘のとおり「日テレ開局35周年」という節目の年だったようです。
日本テレビの公式サイトでの略史では…
・1952年7月 わが国第1号のテレビ放送免許獲得
・1953年8月 本放送開始、開局記念日
となっています。
1988年は、やっぱり開局から35年ですね。
加えて、その頃はまだバブル景気でもあったので、番組の規模としても大きく膨らんでいた時期でしょう。
厳密に言うと、35周年としながらも前年の1987年にもマイケル・ジャクソンの来日ツアーのサポートや特番などもあったようです。
ブログでは記念番組として、チョモランマからの衛星生中継された番組を紹介しました。
35周年の話が仲間内で出た際にも、「5月頃に『チョモランマがそこにある!!』という番組が放映されたよね」というコメントが。
それだけ、印象に残っていたということなんでしょう。
さて、ブログではチョモランマと他の番組の話だけだったのですが…実はウルトラクイズも当初は「35周年記念」とうたっていたようです。
私は全く気づいていなかったのですが、みんなでやり取りをしているといろいろな話題が出て来ました。
ウルトラクイズの粗編集版を見ながら進行をする収録時に、文頭に載せているこのステッカーをもらったという人が仲間内に複数いました。
が、私自身はもらった覚えも、ステッカーを見たこともなく、ただ単に収録参加のタイミングが悪かったのかもしれませんね。
当初は「開局35周年」企画の一環だったのだろうけれど、放映時の天皇陛下の病状との関連で全局的に「記念」という言葉を使わなくなったのでは…? という推測が仲間の中で立ちました。
ウルトラクイズ自体でも、各チェックポイントでの恒例の「バンザイ」をカットする週があったくらいなので、たぶんそのような理由なのかもしれません。
同じキネンでも、「病気平癒祈念」とかにすればいいのに…という意見もありました。
…確かに。
「35周年記念だったから12回ウルトラクイズはアメリカ縦断したのか?」ということについて、現段階では推測の域を出ません。
ですが、そのあたりは近いうちに解明できるかもしれません…。