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増え続けるカタカナことば、という問題
最近気づいたことの一つ。カタカナが多すぎます(自戒を込めて)。
会話中、つい口をついて出てくるカタカナことば、出るわ出るわ。。コンサート、ライブ、リゾート、トレーニング、トレイル、マラソン、マグニチュード・・・
デスク=机、キッチン=台所など言い換え可能な名詞は、まだいいのですが、イメージ、バランスなどにまつわるニュアンスまで伝えられる言葉は中々見つかりません。
中級以上の人にはある程度通じるものの、初級の学習者ともなれば、全部ひらがなで代用してしまいます。ベトナム人のL君は、日常で使わないために、せっかく覚えたカタカナを忘れてしまっています。
時々カタカナかるたで復習しますが、見れば分かる、用途も分かる、でもことばが出てこないものばかり。アイロン、タオル、ドライヤー・・・一時は「トイレ」もわからなくなってしまいました。
漢字は書けなくなる一方で、カタカナことばの増殖スピードには目を見張るものがあります。さらにはDX、SDGsなどアルファベットそのものまで出てきました。アルファベットは英語読みではない国も多いので、増々覚えにくいことになるでしょう。
言語は移り変わるものだとはいえ、デジタル化に伴い、そのスピードはどんどん増しています。