『ゆれるアンビエント』について
2024年8月5日、私、東雲透人は、ボカロPとしてデビューした。
デビュー曲『ゆれるアンビエント』は、 #ぼかえり2024夏 参加曲として投稿したもので、Twitter(X)の方でも、定期的に宣伝を行なっている。
『ゆれるアンビエント』は、高校1年生の頃、人生で一番病んでいるときに、作りかけのまま放置していた曲を、高校を出てから完成させた曲である。浪人生活中に何をやっているんだという話ではあるが、それには前回の記事でも話した通り、勉強のお供にVOCALOID楽曲を聴き続けた影響で、私の中でのボカロブームが再燃したと言う背景がある。
高校1年生の段階では、イントロとサビの特徴的なピアノ以外に、曲に関して考えていたことはなかった。ではなぜ、作詞にあたり太古を連想させる言葉を盛り込むことになったのか。作詞中、私は日本文学の沼にはまりながらも、それと並行するかたちで、火山や古生物といった先史時代の出来事に興味を抱くようになっていた。先史時代をテーマにしたゲーム実況や、大規模な火山噴火の歴史を動画にまとめたものなど、暇さえあれば観ていた記憶がある。地球のはじまり、生物のはじまりに興味があった。こう書くとスピ系を疑われそうだが、そうではなく、学問としての先史時代がとても魅力的に見えたのである。
そういう理由で、この曲ができた。はじめての作品投稿であるということもあり、歴戦の先輩方のようにはいかないが、少しでもぼかえりを盛り上げる一助になっていればとても嬉しい。
余談
ちなみに、次の曲はうまくいけば11月〜12月あたりに出せるかもしれないと思う(願望)。それ以外にも、2月のボカコレ2025年冬に合わせて投稿する曲に関しても、少しずつ作り進めているところである。これからボカロPとして精力的に活動していく予定なので、是非とも応援してくれたら嬉しい。