やっと会える!
明日は、登校日。始業式から一変、休校延長による登校日となってしまった。新しいクラスに入り、新しい担任と出会って、教科書をもらう。たった1時間の登校だ。
でも、もちろん、いつもどおりの準備をした。机を並べ、床をはき、黒板にメッセージを書く。
全員マスク姿だけど、教室入る前に手指の消毒だけど、でも、記念すべき「進級おめでとう」の日なのだ。
今年は、特に思い入れの深い子どもたち。ふたたびの出会いにちなんで、「一期一会」の言葉を贈ることにした。
感染予防のため、大好きな歌を歌ったり、スキンシップしたりできないけれど、お楽しみクイズを用意した。「先生が○年生のとき、好きだった男の子の名前は?」①のぼる君、②おりる君 ③くだる君…。同僚には、「ああ、①であってほしいんだけど」と、やや面白がってもらえたが、どうだろう…。反応が楽しみだ。子ども達を楽しませるより、自分の方が楽しんでいるのかもしれない。
残りの休校期間に、自分クイズをつくってみようと声をかけることにした。自分しか知らない情報をもとにクイズをつくることで、自分の良さや友達の良さに目を向けられるようになるといい。次の登校日には、クイズ大会をしようね!と約束したい。
残念な気持ちはあるけれど、子どもたちの健康が第一だ。ふたたびの休校期間中は、子ども達の様子を思い浮かべながら、教材研究や読書に勤しもう。
…それが今の私にできること。
「ぼくも、待っているよ。
マスクもオッケー!」
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