#ノスレギュ大会を終えて ─岩投げ鯖白書─
はい。岩投げエリアは宇宙最強だと思っている。トロワーです。
昨日(2月11日)は2回目のノスレギュ大会が開催されました。今回は前回を超える12名もの方が参加。まずは参加・視聴・応援してくださった皆さんに感謝申し上げます。
そんなノスレギュ大会……岩投げ鯖杯ツヴァイカップは、色々挑戦的な試みがあったので、その記録と報告をここに記したいと思います。
ツヴァイカップ デッキオープン・ダブルデッキ・ダブルエリミネーションという挑戦的試み
今回の大会で採用されたシステム……デッキオープン・ダブルデッキという試みを行いました。
具体的には、一つ目に、まず使用可能な登録デッキ枠が2つであること。これは、サイドデッキというシステムが困難なマスターデュエルにおける苦手デッキ対策・新たな読み合い要素を与えるために採用しました。
二つ目に、デッキオープンルールとした事。以前筆者が参加した『どぐうトナメ』というイベントでは、公開された構築済みデッキ3種から選択して戦う方式を取っており、これの‘‘見えているからこその読み合い・対策’’が非常に楽しかった事からパク……採用した形。
デッキが公開状態。しかも二つあるという状態は、使用デッキのピックから読み合いが始まっているという、大会の競技性を高める優秀なルールでした。
後に匿名で実施したアンケートでも好評だった部分なので、次回以降も同じ方向性で行きたいと思う部分でした。
そしてダブルエリミネーション……敗者復活戦アリのトーナメント形式の事です。デッキオープン・ダブルデッキと合わさる事で、宛ら格闘ゲーム大会のような様相となりました。
で、問題はなかったのか? というと、やはりありました。以下に羅列します。
・BO3(2本先取)の大会進行時間への圧迫
・参加者の体力問題
・対戦アナウンスの複雑化
多いですね。問題。
対戦アナウンス問題は主催者側の慣れと工夫で解決可能なので、目下問題なのは上2項。参加者の方からアンケート・通話枠で頂いたアドバイスを元に、対戦数のバランスを見直す必要があります。
これは、次回開催までの課題とします。
Ver.4.00+ 〜除外とセリオンズリング、そしてティンダングルの台頭〜
ツヴァイカップの環境を総括すると、
・除外ギミック
・セリオンズリングの盤面維持力
・メールの階段×メタモルポット
でした。
#ノスレギュに於いて環境が開拓・回っていく中、アンデットシンクロデッキ【ネクロ不知火】が誕生。大《ネクロフェイス》時代が開幕しました。それは後に【メタファイズ】【サンダードラゴン】等のデッキの台東に繋がっていきます。
今回優勝された黒蜜猫さんが使用された【サンダードラゴン/メタファイズ】は、その一つの集大成とも言える名デッキです。
《雷神龍-サンダー・ドラゴン》をエースに据えた除去ビート・コントロールデッキであるこのデッキは、黒蜜猫さんの練度と実力も相まって、勝者側を駆け抜けていきました。#ノスレギュにおける破壊耐性持ちの強さと、その突破方法を持っていることの重要さを改めて知らしめた結果であったと言えます。
と言っても環境単独トップか? と言われると、断定は仕切れないレベルです。環境のメタが回ることを祈る。
次に挙げるのは《円盤闘技場セリオンズ・リング》。今回《ネクロフェイス》に次いで注目されたカードです。
このカードが存在する事により【セリオンズ】が出張可能となります。そして、それ自体は問題無いと判断していました(サイクロン等で妨害する前提の調整)。しかし、もう一つの問題が隠れていたのです。
そう。③の効果……墓地回収効果。#ノスレギュでは、この効果の存在は強すぎた。噛み合い過ぎていたのです。
出張セットの開発問題を含め、この問題には何かしら対処しなければいけないと考えています。次回までの課題その2。
最後に、《メールの階段》です。
正直に白状します。これ、ターン1無かったんですね。知らなかった。
元々#ノスレギュ随一の防御力を誇る【ティンダングル】ですが、そのサブプラン構築である【ティンダングル/神碑】の詰めコンボとして活躍しました。
【神碑】で序盤の削りを入れ、決められるタイミングで《メールの階段》×《メタモルポット》を起動。残りを削り切るというもの。これは咎める手段が無いタイミングで始動すると非常に強力な勝ち筋でした。
再現性を下げる必要がある強力なコンボですので、対処が必要な問題です。課題以下略。
まとめっすよ
なんか長々書きましたが、「楽しかった」という意見をいただけたのが嬉しかったし、何よりの救いでした。感謝。
これからも、#ノスレギュの広報・攻略を頑張りたいと思います(∑っ•﹏•c)!!
では、また今度!!