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2022.11.5 大阪府立体育会館観戦記

↑前回の観戦記はこちら

11月3日に引き続き、観戦に行ってきました。
西の聖地、大阪府立体育会館です。
ここ大阪府立は、自分にとって、最も慣れ親しんだ会場です。
席は、今回は2階席を選びました。
昔のようにひな壇席があれば、アリーナ席にしたかったのですが…
でも、よく見えました。

自席からの風景

2日前に同じ建物に来たとは思えない、そこには大会場ならではの客席数と、立派な入場ゲートと花道が設置されていました。

入場ゲート

試合開始

↑公式サイトはこちら

風景も2日前とガラリと変わっていますが、試合カードも別物のようでした。
というのも、2日前までの前哨戦は、前半6試合までのもので、後半3試合は前哨戦のない、ぶっつけ本番の試合だったからです。

さて、試合開始です。
第1試合でいきなりIWGP Jr.タッグ選手権試合。
さすがビッグマッチ!
Jr.らしい噛み合ったスピーディーな攻防で、大会をいきなり盛り上げてくれました!
L.I.Jの2人が負けたのは、悔しかったですが。

第4試合では、成田蓮選手が勝利!
SANADA選手に勝ったのは、金星ですね。
ただ、この辺からL.I.Jに暗雲が…

とまあ、こんな感じで好試合が続き…

第5試合

NJPW WORLD認定TV王座決定
トーナメント準決勝
ザック・セイバーJr.vsEVIL 

この試合、ザック選手がやってくれました!
煽りVTRでヤングライオンの藤田晃生選手を替え玉に使い、入場時にも大岩陵平選手を替え玉に使うなど、EVIL選手をおちょくる徹底ぶり。

いつもならEVIL選手がディック東郷選手を介入させるところが、この日に限っては、EVIL選手がヤングライオン2人を相手にしていました。
東郷選手が介入しようとしても、足止めするヤングライオン達。
そんな大乱戦の中、最後はザック選手がEVIL選手をグラウンドコブラで丸め込み、5分弱で圧勝しました。
トーナメントの公式戦とは思えない、このハチャメチャぶり!
一進一退の攻防も見応えがありますが、こういう試合も大好物です!
これで1.4東京ドームの決勝戦は、

成田蓮vsザック・セイバーJr.

となったわけですが、成田選手は余程の覚悟を持って臨まないと、このザック選手のセンスに太刀打ちできないなと感じさせました。
それにしても、ヤングライオンの2人は、いつから鈴木軍になったんでしょうか⁉️

写真提供:ゆかこさん

第6試合

エル・デスペラード、マスター・ワトvs
石森太二、高橋ヒロム

言うまでもなく、1.4ドームの4WAYマッチの前哨戦です。
果たして試合は成立するのか⁉️
観てる方もハラハラしました。

チョップや張り手でタッチする、デスペラード選手とワト選手。
こんな会場中に響くタッチは、観たことがありません。

そして、タッチを拒否する石森選手。
ローンバトルが続いたヒロム選手の堪忍袋の緒が遂に切れ、どちらのチームもパートナー同士がやり合うといった場面が目立ちました。

それでも何とか試合は続いていき、結局はローンバトルが響いたヒロム選手が力尽き、試合は終わりました。
これまたハチャメチャな試合。
ある意味、面白かったのですが、ちょっと次やるには考えものかも⁉️
1.4ドームでは4WAYなのだから、次、前哨戦をするなら、

石森太二、KENTAvs
マスター・ワト、棚橋弘至vs
高橋ヒロム、鷹木信悟vs
エル・デスペラード、タイチ

の4WAYタッグなんてのも、パワーバランスが取れてて面白そうだと思いました。

そしてまたしてもL.I.Jの敗北…
嫌な予感は一層、深まっていきます。

メインイベント

さて、メインイベントです!
1.4ドームのメインを目指す内藤選手にとって、とにかく勝たなければならない試合でした。

ここまで内藤選手は前哨戦を続けてきており、オスプレイ選手は最終戦のみの参戦。
この日、他のL.I.Jは全敗…
内藤選手に不利な要素しか見当たりませんでしたが…

写真提供:ゆかこさん
写真提供:ゆかこさん

それでも内藤選手は試合で魅せてくれました。
オスプレイ選手はエルボーが強烈ですが、そのエルボーの打ち合いでも、内藤選手は打ち勝っていました。
そして圧巻は、トップロープからの、旋回式雪崩式フランケンシュタイナー!
大一番で高難度の技を繰り出せるところが、内藤選手の強さでもあります。

まさしく名勝負に相応しい一進一退の攻防が続きましたが、最後に勝ったのはオスプレイ選手でした。
その瞬間、例えようのない喪失感に会場が包まれました。

この後、オスプレイ選手に対戦要求をしに、海野翔太選手が現れます。
長かった海外生活から遂に帰還。
ここは素直に「おかえりなさい」ですね。

写真提供:ゆかこさん

この後、内藤選手がどこに向かうのか?
L.I.Jファンの自分にとって、今回はちょっとキツい大会でしたが、まだまだ信じて見届けたいと思います。

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