見出し画像

2023.6.4 大阪城ホール観戦記

↑前回の観戦記はこちら

やってきました!
西日本最大級のビッグイベント!
DOMINIONです!
ほぼ毎年来ているDOMINIONですが、この観戦記で紹介するのは初めてです。
思えばプロレス初観戦の会場も、ここ大阪城ホールです。
観戦に来る度に過去の名勝負が思い起こされ、始まる前から心踊る会場です。
今回はそんなDOMINIONの観戦記です。

自席からの風景

今回、席は1階ひな壇席を選びました。
コロナ禍の時は設置されていなかったひな壇が、帰ってきました。
リングまでの距離はありますが、前の人が気にならない、快適な席です。

自席からの風景

通路側の席でしたので、花道までは距離がありました。
2階席の位置を見たら、今回の花道は、かなり高い位置にあるのがわかります。
また、大阪城ホールは天井が綺麗です。
ちょっとしたことですが、テンションが上がる要因です。

試合開始✨🔨

↑公式サイト

ご覧のとおり、さすがDOMINIONという、凄いラインナップです。
全9試合中、8試合がタイトルマッチ絡みです。
欲を言えば、IWGP USヘビー級選手権を観たかったですが、これだけのラインナップなら、贅沢言ってはいけませんね。

BULLET CLUB増員

さて、この日はBCデーと言って良い日でした。

第3試合では、IWGP Jr.タッグの王座移動!
勝ったTJP&フランシスコ・アキラ(Catch 2/2)に、挑戦表明しに現れたのは、クラーク・コナーズ選手でした。
果たしてパートナーは誰が現れるのか⁉️
そう思っていた矢先、Catch 2/2の背後から襲いかかったのは、なんとセコンドのダン・モロニー選手!
まさかのBC入りです!
UNITED EMPIREに加入したばかりなのに、この裏切りは衝撃でした!
ですが、まだまだサプライズは起こります。

写真提供:ゆかこさん

第5試合では、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(毘沙門)が、IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグの二冠王者になりました。
試合後、新王者組に挑戦表明しに現れたのは、LA道場からBCに新たに加入した、アレックス・コグリン選手とゲイブリエル・キッド選手でした。
これも衝撃的でしたね!
BCが一気に勢力拡大です!

写真提供:ゆかこさん

コナーズ選手を含め、LA道場出身の3人は、キャリア的にもそろそろ強烈な個性を求められている時期だと思うので、自分はBC入りは賛成です。
特にコグリン選手のパワーとブリッジワークは、規格外のものを持っているだけに、今後の試合内容にも期待しています。

第7試合

IWGP Jr.ヘビー級選手権
高橋ヒロムvsマスター・ワト

前半戦のBCの余韻が残る中での第7試合。
元々はセミファイナルの予定でしたが、クラウディオ・カスタニョーリ選手のフライトトラブルにより、試合順が繰り上げられました。
ですが、そんな試合順の変更など、ヒロム選手とワト選手には関係なかったですね。

ワト選手の執拗なベンダバール。
さらに通天閣ジャーマンも決めました。
何度もヒロム選手がやられたと思いましたが、それでも諦めないヒロム選手。
そんな凄い試合を後押しする、会場内の歓声と、重低音ストンピング!
まさに大盛り上がりの一進一退の攻防の中、最後は、ヒロム選手がTIME BOMB Ⅱを決め、辛くも勝利しました。
まさにBEST OF THE SUPER Jr.から続く戦いの集大成でしたし、この日のベストバウトだったと思います。

写真提供:ゆかこさん

メインイベント

IWGP世界ヘビー級選手権
SANADAvs辻陽太

いよいよメインです。
これまで、大阪城ホールでのDOMINIONのメインといえば、全て、オカダ・カズチカ選手か内藤哲也選手絡みの試合でした。
そんな不文律を覆したこのカード!
注目しないわけがありません!

そして、今の辻選手の全貌が全くわからないのも期待値が上がる要因でした。
情報と言えば、5.3福岡大会で見せたスピアーが、強烈だったということくらいです。
辻選手のスピアーは、抱え上げて落とす形で、往年のゴールドバーグのような見栄えです。
この突進力が辻選手の魅力であり、自分は、辻選手が勝つなら短時間決着だと予想していました。

試合開始直後、リングの中心で身構える辻選手。
なかなか組み合おうとしないSANADA選手。
おそらく、辻選手の圧が凄かったのでしょう。
この序盤の駆け引きだけでも、辻選手の成長度合が窺えました。

ですが、SANADA選手も百戦錬磨です。
試合が進むにつれて徐々にペースを握っていき、最後はSANADA選手が貫禄の勝利を収めました。
試合時間が約17分。
IWGP世界ヘビーとしては短く、辻選手としては長い試合時間だったのでは⁉️
そんな試合だったと思います。
ただ、負けはしたものの辻選手、独特の雰囲気は持っていました。
まさしくDOMINIONの新たな景色でしたね。

写真提供:ゆかこさん

いいなと思ったら応援しよう!