WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022総括
↑予想編はこちら
WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022が終わりました。
シングルの王者が出場しない、何かと物議を醸したシリーズでしたが、それでも参加選手は、充分な盛り上がりを見せてくれました。
今回はそのWTLとSJTLについて振り返ってみたいと思います。
WORLD TAG LEAGUE 2022
【予想】
本命・応援=内藤哲也&SANADA ※3位タイ
対抗=オージーオープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)※準優勝
大穴=毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI) ※優勝
注目=TMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)※3位タイ
【総括】
推しであり、個々の実力がある内藤&SANADAの優勝を予想していましたが、最終戦で2年連続でEVIL&高橋裕二郎に足を引っ張られた格好で、残念ながら、優勝決定戦進出とはなりませんでした。
これは素直に悔しいですね。
内藤選手の公式戦が年末まで見れたのは良かったですが、SANADA選手の動きが少し悪いようにも思えたので、またリフレッシュして欲しいです。
オージーオープンは実力どおりの結果ですね。
ただ、敢えて言うなら終盤は満身創痍でした。
新日本には年間に数々のリーグ戦がありますが、海外ではこうしたリーグ戦自体がなかなかありません。
そうした経験が少ないことを思えば、準優勝は大健闘だったと思います。
毘沙門に関しては、チームワークに問題はないと思っていたはずが、YOSHI-HASHI選手が後藤選手に「こいつ」「お前」呼ばわりしたのにはハラハラしました(笑)
結果的にチームワークに問題はなく優勝したので良かったですが。
空前絶後のざんまいも実現しましたし。
TMDKはそこそこやるとは思っていましたが、予想以上に優勝争いに絡む大活躍を見せてくれました。
マイキー選手がCHAOSの時よりも生き生きして見えましたね。
結果的に個々の実力よりも、タッグチームとしての実力が色濃く出たリーグとなりました。
優勝予想は外しましたが、大まかに見れば、結構順当な結果になったと思います。
意外だったのがEVIL&裕二郎。
昨年の準優勝チームが3勝6敗。
散々な結果となってしまいました。
SHO選手、ディック東郷選手の介入を繰り返しましたが、勝ちには繋がらず、これだけ負けてしまうと、NEVER6人タッグの因縁すら見えてこない結果になってしまいました。
ここは同王座のタイトルホルダーとして価値を上げるために、また一から出直して欲しいですね。
SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022
【予想】
本命=YOH&リオ・ラッシュ ※優勝
対抗=エース・オースティン&クリス・ベイ※準優勝
大穴=Catch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ) ※3位タイ
応援=BUSHI&ティタン ※3位タイ
注目=アレックス・ゼイン&エル・リンダマン※3位タイ
【総括】
こちらは見事に予想が的中しました。
YOH&リオ選手は初出場でしたが、互いの信頼関係がありましたね。
CHAOSに良い選手が加入しました。
リオ選手は、NJPW STRONGのリングで石森太ニ選手に勝利したりと、既に非凡なセンスを見せていた実力者です。
ただ、ケガの多い選手でもありますので、長期間のリーグ戦によるダメージの蓄積が懸念材料でしたが、リオ選手持ち前のスピードが最後まで落ちませんでした。
また、YOH選手はこれで4度目の優勝。
もはや、Jr.タッグの顔と言って良いのではないでしょうか。
準優勝のオースティン&ベイは、中々、試合を見る機会は少ないのですが、IMPACTでの試合を見てると、それぞれ実力者であることはわかっていました。
後は、日本のリングにどう馴染むか、それこそ同様に、連戦をどうこなしていくかが課題だと思っていたのですが、最後までコンディションを維持していたように見えました。
優勝決定戦も紙一重でしたし、日本でも活躍できる選手達だと改めて思いました。
Catch 2/2とBUSHI&ティタンは、直近でIWGP Jr.タッグ王座を争った2チームです。
当然、マークもキツくなるし、後の方の試合を任されることになるので、それを考えたら健闘した方かと。
ゼイン&リンダマンは大健闘だったと思います。
個々のポテンシャルは高いものがありますが、何と言っても急造タッグなので、それを考えたら最高に近い結果なのかなと思います。
それから優勝争いには絡みませんでしたが、この両リーグを通じてMVPを挙げるとすれば、個人的にはDOUKI選手です。
何と言っても、12月4日の山口大会。
Catch 2/2のアキラ選手から取ったのは驚きでした。
こういう試合こそが、リーグ戦ならではの感動ですね。