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2023.4.20 奈良県コンベンションセンター観戦記
↑前回の観戦記はこちら
行ってきました!
奈良県コンベンションセンター大会。
前回の4.8両国国技館大会以降、間を開けての国内連戦になります。
また、奈良大会は2019年以来、4年振りの観戦です。
前回は、なら100年会館でNEW JAPAN CUP公式戦だったのですが、コンサートホールならではの音の響きと、ひな壇席の観やすさが最高でした。
一方、今回の奈良県コンベンションセンターは、それとは違った、地方会場らしい全面フラットのミニマムな会場でした。
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ただ、地方と言っても、奈良は大阪への電車のアクセスが良く、ここ奈良県コンベンションセンターも大阪府立体育会館や大阪城ホールとも比較的近い場所にあります。
大都市近郊の地方都市、それが奈良です。
都市部のファンでも地方大会が観られる。
しかも今回は、NJPW WORLDでの配信がなく、SAKURA GENESIS直後の新しい景色が真っ先に観られるとあって、お得感満載の大会でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1682002581773-SX8VLYhhI7.jpg?width=1200)
今回、席はロイヤルシートを選びました。
花道反対側の真正面2列目。
この近さが地方大会の魅力!
これだけでワクワクドキドキですね。
試合開始
↑公式サイト
さて、試合カードは、今後のシリーズの行方を占う前哨戦がズラリと並びました。
前哨戦は結果よりも内容だと思っています。
ビッグマッチ程の緊張感はありませんが、気軽にプロレスを楽しめるのが良いですね。
そんな中、個人的に良い内容だと思った3試合を紹介したいと思います。
第1試合
海野翔太&ボルチン・オレッグvsマスター・ワト&中島佑斗
第1試合から海野選手の登場でした。
例によって、客席の中を通って入場する海野選手。
この入場だけで、今大会の掴みはOKでした。
海野選手には今シリーズ、目立ったテーマはありませんが、海野選手の持っている華やかさは健在ですね。
一方、試合で目立ったのは、ヤングライオンの2人でした。
特にボルチン選手、近くで見たらデカかったですね~
4選手の中で一番、歳上なためか、雰囲気も持っていました。
そして何より、アマチュアレスリングの技術が凄い!
相手にバックを取らせない。
掴んだら即、投げる。
体格も技術も、もう既に出来上がっており、後は経験だけだと思いました。
また、中島選手も存在感では負けてはいませんでした。
海野選手への逆エビ固めは、良い角度でした。
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第6試合
オカダ・カズチカ&石井智宏&矢野通&本間朋晃vs鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮&タイガーマスク
オカダ選手の存在感は、やはりピカイチでした。
明るい会場でも、まばゆいばかりの光を放っていました。
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試合中、「鈴木さん!俺に行かせてください!」
そう言ってタッチを求め、石井選手に向かっていった、デスペラード選手。
バチバチの絡みが見られました。
前哨戦はこうでなくては!
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メインイベント
内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIvsSANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI
メインは、L.I.JvsJust 5 Guysです。
この日は、このカードを観るためにやってきた。
そう言っても過言ではありません。
まさしく新しい景色がそこにありました。
L.I.Jの対面にいるSANADA選手。
両国国技館大会から着用している、華やかな青のラメ入りのショートタイツでした。
また、その周りを取り囲む黒を基調とした面々。
まるで統一感のないその景色は、あたかも真面目な転校生を受け入れたヤンキー達のようでした。
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このカード、今シリーズでは連日のように対戦が組まれています。
DOUKI選手が内藤選手とのシングルマッチを、タイチ選手が鷹木選手とのKOPW争奪戦を控えていますが、何と言っても主役は、IWGP Jr.とIWGP世界ヘビーの2つのタイトルマッチを控えたヒロム選手でしょう。
前哨戦でも、ヒロム選手は金丸選手とSANADA選手の2人を相手にしなければならず大変です。
この試合も、ヒロム選手が2人に狙われるような場面が少し見られましたが、開幕戦とあって、まだ様子見といったところでしょうか?
それほど3人の攻防は見られませんでした。
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この試合、唯一テーマのないBUSHI選手でしたが、メンバーをよくサポートしてたと思います。
チームワークでは、L.I.Jの方が上に見えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682127470095-CkHzjbkyaJ.jpg?width=1200)
最後は、BUSHI選手を倒したSANADA選手がヒロム選手に向かってマイクアピール!
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
辛辣なコメントでした。
二兎を得るのは確かに厳しいです。
でも、その二兎がヒロム選手の夢でもあります。
まだ夢の第一歩は始まったばかりですが、信じて見届けたいですね。