うだる暑さに脳死状態でもただ「かわいいねえ」と観るだけである程度のヒーリング効果を得られるアニメがあるのはありがたい。けどあえてこの夏アニメにトリッキーなアニメを持ち込んできた挑戦者には相応しい鑑賞法は少しだけ生暖かく見守るスタンス、でいいや。『夢見る男子は現実主義者』を少しだけ腑分けしてみる。
新聞のSCRAP作業はなんとか夕刊の仕分きまで完了したかな、
のあたり。些事に追われつつしょっぱい応援になってない
空騒ぎと代わり映えのしないピリッともしない試合の連続
でついぞ久々に古いゲームに手が伸びる。
ってことで古いゲームの映像ボーッと眺めているよりは
まあ頭使ってプレイしたくもなってくる、って感じか。
ひとまず棚上げしてたダンジョンダンボールの整頓も一応
涼しいうちに分けて改めて整頓した。
連城三紀彦が語ってた「幻影城」時代の小説もポロポロ
出ては来てた。
ではぼちぼち本題へ。
思えば水曜深夜に『白聖女と黒牧師』、土曜深夜のヌマニ
(ヌマニメーション)枠で『うちの会社の小さい先輩の話』
とうだる暑さに脳死状態でもただ「かわいいねえ」と
観るだけである程度のヒーリング効果を得られるアニメが
あるのはありがたい。前者も後者も基本的にファンタジー
で括られるものですが、夏アニメはそのくらいの緩さで
ちょうどいい。
混沌としながら二週間。ようやく2023年夏アニメのタイム
テーブルが固まってきた。今季は基本的に続編が期待される
作品の再放送が主軸。新作は『百姓貴族』がある上で
上澄みがあればそれでオールオッケー。|torov|note
でもあえて局をスライドして、真裏に廻るくらい
トリッキーな行動に出た監督とレコード会社が
あるので、あえてソコを彫り込んでみるかと。
原作はHJ文庫からだが、ルーツを辿るとやはりなろうなのか。
https://ncode.syosetu.com/n2166fe/
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/879532/blogkey/3075641/
でもまあアニメ化した中でも『のうりん!』『りゅうおうの
おしごと!』があるホビージャパンの文庫だけにこの展開は
とりたて問題になるレベルではない。昔を遡ると『僕の妹は
漢字が読める』なんてのも出してたHJ文庫だし。
のっけからRTAでもやってんのか?と言わんばかりのモノ
ローグを削りまくっているので、心情と行動のパターンが
意味不明なままどんどん話とキャラが増えていくから、
頭に残るのが主人公を芦田圭◆花守ゆみり(tomorrow jam,2023.01-)
が呼ぶときの「さじょっち」(だから佐城って名字の主人公
なんだ、がわずかに記銘される一話)と、
負け犬きゃりさんに主人公佐城渉◆宮瀬尚也[ケンユウオフィス(準所属)]
が「引いて」応対することで、謎階段に目を奪われたり、
相変わらず負け犬きゃりさんがチョロすぎて、チョコパイ
あげた稲富ゆゆの声優がこの回のEDを見ないと確認できない
あたりがあらゆる点で毀たれているんだな、と感じる二話に
なるのかなと。
(正解は稲富ゆゆ◆安齋由香里[フリー])
【夢見る男子は現実主義者】第2話 感想 意外とハイスペック?
人間観察と事務能力!
芦田圭◆花守ゆみり(tomorrow jam,2023.01-)だけはホント
シンプルにわかりやすい。
まあそこは『ゆるキャン△』でも静岡出身のキャラを括弧と
してやってるだけはあるが。
まあこれ、と指差せる程の役がないメインキャスト多めで
という不安定さがあるのも事実(ポニキャニはブレては
ないけど)。特にDAXが不安定要素。
ギュッとまとめるとスワロウから独立しフリー。
台湾とのハーフでNZに留学経験あり、なCUEやもういっぽん組の声優である稲富ゆゆ◆安齋由香里[フリー]
はわりと悪くはなかった。
アニメーション制作プロデューサー●富岡哲也
アニメーション制作●Studio五組 × AXsiZ
という『咲』や『ラーメン大好き小泉さん』などを経てきた
メンツ中心だけど、監督からの到着指示が遅れ気味なのかな、
という印象は少なからずあるがなあ、といったあたり。
諸元データも揃ったからそろりそろりとアニメ版
『ラーメン大好き小泉さん』についてレビューを
組み立てていく。~こぶしファクトリーで三曲は
その次だ。|torov|note
まあ少しだけ生暖かく見守るスタンスがひとまずこの
夏アニメにトリッキーなアニメを持ち込んできた挑戦者
には相応しい鑑賞法ではないかと。
(ただ一つブレてないのは、負け犬きゃりさんに
必然的なエナジードレインを喰らいたくないので、
OPは華麗にスルーする、ってことだけはブレる
こともなし、そこの固有名詞にも触れることなし、ってことで)