ってことでなぜか前から史料だけはまとまってた『えとたま』第9話の
話でもしてみます。
まあテレ東がある意味アニメの盟主から転落していった端緒にして
サトジュンこと佐藤順一監督を一番悩ませた作品は言うまでもなく
『カレイドスター』なのですが、まあROMの古参だったので、
勿論下野紘が「いたのケン?」のケン・ロビンス役をやっていて、
そのオーディションではスタッフが「一番ヘタレに聴こえたヤツ」
で決定されたことも当然理解しているわけで。
でもキャラの説明としてはここが何よりせつない。
だから成語として広橋涼演じる苗木野そらに、
「いたのケン?」
と呼ばれるわけですが。
で、なんか夏アニメでライザのアトリエがアニメ化するそうで
(リトさん、情報提供ありがとうございます)。
ゲーム開発のガストは結局長野の開発室を残す形で肥テクの
傘下に入ったわけですが。
アトリエシリーズはそら池澤春菜が「今日の調合」やってた
頃から縁がなく、ほぼ唯一クロスしたのがエリアトこと
「エスカ&ロジーのアトリエ」アニメ版でした。
池澤春菜”マリーのアトリエ”ラジオ名物コーナー
「今週の調合」ランダムで食材を調合
だからむしろエロジーとか呼んでもいたっけ。
で、その頃から台頭してきたのが村川梨衣ことりえしょん。
ニックネームは広橋涼に名付けられた『りえしょん』。『しょん』は彼女の
キャッチコピーである、『パッション、リアクション、ハイテンション』と、
出世作になった『ビビッドレッド・オペレーション』にかかっている。
この二人の混ぜるな危険を思う存分音泉と『ケロロ軍曹』の
キャラデザやってた追崎さんのエンカレッジフィルムとで
ぐだぐだに掻き回したのが、まあ『えとたま』って作品ではあったと。
まあ白組がメインで関わってるし、シリーズ構成は赤尾でこ
(つまりは元よりビクター歌手だった三重野瞳)だったけどさ。
で、さんざ下野紘のごま油好きとかが随所に顕れる作品でしたけど、
この作品の主人公が将棋好き設定で、ちゃんと将棋監修付けて作られた
キワモノな回が『えとたま』第9話 花鳥歩月、になると。
なので、監修はカドックです。
『えとたま』9話感想 将棋は宇宙!将棋とは思えない特訓方法www
こっちは生き残ってたけど、こっちの発言者元がもうないのか。
でもいいこと書いてはあるので。
識者系のコメントを拾うと大体こうなる。
確かに独自フォントで描かれた将棋は駒も含めてかっこいい、
とは思った。
しかし、通常営業が基本的に緩くてワチャワチャなのが本来の
『えとたま』としてはキャスト込みでこう代弁もするメタさ加減も
やはり『えとたま』ならでは。
案の定バトルが終わるとりえしょんがログインしてこうだし。
まあそれでもマスク一つでギシギシアンアンの過ぎる
ある意味藤井聡太推しの裏で魅力を削ぎまくってる現在の
将棋界よりはまだこの頃の方がまだ健全的だったような
気もするんだけどさ。
そんな卑屈な時代に対するカウンターパンチとして、
いつも『えとたま』は存在すると思うので、多分に
キャストも近しい『邪神ちゃん』あたりとコラボするのも
それはそれで見たい気はするんだけどね。
ここはあえて過去データなどから解析して『えとたま』
第9話 花鳥歩月、という将棋回の感想を単発で書く、に
チャレンジ、でした。指南役のキャラを貰った主人公な
下野紘が、ちゃんと存在感あるのもこの回が好きな理由の
一つでもあるんだけどね。