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🇦🇺ファームジョブマニアの体験記

こんにちは。ファームジョブマニアです。
私はワーホリでオーストラリアに滞在し、現在1年9カ月目になります。経験0、英語力0、コネ0から4つの州(NSW、QLD、SA、VIC)の10カ所のファームで働き、ファームジョブをだいぶ満喫したので低スペ女がどうやって仕事を見つけ、生活していたかを赤裸々に語っていこうと思います。

今回は「どんな流れで10カ所のファームで働いていたのか?」を時系列で振り返ります。早速レッツゴー!!


広大なブルーベリー畑。景色は最高でした


めちゃめちゃ頑張っても1日バケツ5杯が限界。赤い実を摘みすぎると速攻クビ宣告で何人も数日で辞めていました。アジアンファーム怖い、、、

①NSWのブルーベリーファーム
渡豪後はメルボルンに滞在していましたが、本当に仕事が見つからず、貯金を使い果たす形で車を購入。あまりいい噂がなく乗り気ではなかったのですが、他にあてもなく17時間の超絶ロングドライブで初めてのファームに辿り着きました。英語環境わ求めていたのに大勢の日本人。1日8時間ほぼ休みなくブルーベリーを摘み続けても最高日給60ドル…。ここで時間を潰すのは勿体無かったので意気投合した同僚と早々に次のファームを探す作戦を立てました。


牛さん。かわいい
ペイント終わった後のフェンス。ムラのない完璧な仕上がり(塗装の免許はない)

②QLDのキャトルファーム
友達と動物ファームを見つけ、監獄ファームからの脱出に成功しました。ファームに向かう途中の電波も何もない田舎道で初めてのオーバーヒート。しかも夕暮れ間近で走行不可状態。完全に詰んだかと思いましたが、ヒッチハイクで新しいファームにたどり着けました。肉牛のファームでしたがメインジョブはフェンスのペイント。これが真夏の太陽に照らされながらでかなりしんどかったです。オーナーがケチでヒスを起こす人だったのでここも長居はしませんでした。


大量のニンニク。臭いは意外とありません
小屋の中で泥を取ったり、腐ったニンニクを選別します。
収穫機で収穫を行いますが、ダイナミックに掘り起こすのでかなりのニンニクが畑に残ります。収穫機の後ろを走って追いながらニンニクを拾い、コンテナに投げ入れます。

③QLDのガーリックファーム
運良く見つけた近くのガーリックファームに転がり込みました。時給は初めて当時の最賃超えの30ドル。収穫と選定とカットの作業があり、ファーム側の飽きさせない配慮を感じました。毎日休憩にアイスと炭酸飲料を差し入れしてくださるのも嬉しくて、初めていいファームで働けたと心底思えました。しかし、ニンニクのシーズンは短期間のため次の仕事が見つかる前にファームを離れました…名残惜しい…

④SAのポテトファームその1
3日間に及ぶ大移動を終え、SAに到着。特に理由もなく、州の規模もよく調べないまま向かったので多少仕事が見つかるまで時間がかかりましたが無事ポテトファームに潜り込めました。しかし、SVのヒス具合がとてつもなく毎日何人もの人が辞めているやばいファームで3日目で私もその餌食になり、理不尽に怒鳴られ「Go home!」と叫ばれそのまま帰宅することに。まぁメンタルお化けなんで翌日に何事もない感じで出勤しましたが、シフトも最初の説明より少なく、あまり稼げそうになかったので次のファームへ!



収穫機の上で収穫されたばかりのポテトを選別しています
家の前の道路。車が壊れると地獄です
誰かが箱を壊したのでみんなで落ちたポテトを拾っています

⑤SAのポテトファームその2
新たなポテトファームに移りました。ここはかれこれ半年ほど滞在したお気に入りファームです。ポツンと一軒家並みに周りに何もないファームとアコモデーション。レントは週30ドルの破格で鍵なし、ネズミ同居、外トイレのお化け屋敷。それでも気さくなペルー人兄弟とぶっ飛んだフランス人コンビとふざけながら楽しく暮らせました。

⑥SAのポテトファームその3
ここは前回のポテトファームが閑散期に入ったためボスに紹介してもらい一時的に働かせてもらいました。仕事内容はほぼ同じで特に困りませんでしたが、アコモデーションがないのがネックでした。人口500人の小さな町のためダメ元で郵便局の掲示板に「looking for an accommodation!」と殴り書いたメモを貼り付けたところ3人のオーナーから電話があり無事引っ越しに成功しました。



じゃがいもの茎が大量に絡まると作業がストップします(嬉しい)
玉ねぎは皮の掃除が大変です

⑦VICのオニポテファーム
SAという州に飽きてきたので名残惜しくも以前のファームを離れました。しかしまたポテトしか見つかりませんでした😅それでも場所が変わったのと玉ねぎもちょいちょい挟まれるので気持ちはリフレッシュできました!

⑧VICのデイリーファームその1
「1週間無給で働くので、一から全部教えてください!」と泣きの交渉で念願のアニマルファームジョブをゲットしました。しかし、給料はいただけたものの経験者並みのスキルを求められ、ストレスだ体調不良に。同僚もいない孤独な戦いを経て、次のファームを見つけました。


野生のこあらと搾乳しました

⑨VICのデイリーファームその2
こちらは規模が大きなファームで人員にも余裕がありオペレーションが段違いでよかったです。ロータリー式とヘリングボーン式両方で仕事ができたので経験はたくさん得られました。同僚もたくさんいて楽しかったです。

⑩VICのデイリーファームその3
最後のファームはこれまでの経験があったので時給も32ドルと自分史上過去最高を記録し、牛の群れの誘導、搾乳、子牛の世話、乳房炎の対処などなど一通りをやらせてもらいました。丘の上のファームで、牧場内の道は険しく、クワッドバイクで転びそうになることも多々ありましたがなんとか最後まで働くことができました。

多くのバックパッカーやオージーオーナーと出会い、たくさんの経験をさせていただきました。
お金を貯めながら、多くのことを体験できるファームジョブにあなたも挑戦してみませんか???

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とろたま
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