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🇦🇺ファームジョブ完全攻略(アニマルファームの1日🐄)
こんにちは。ファームジョブマニアです。
私はワーホリでオーストラリアに滞在し、現在1年9カ月目になります。経験0、英語力0、コネ0から4つの州(NSW、QLD、SA、VIC)の10カ所のファームで働き、ファームジョブをだいぶ満喫したので低スペ女がどうやって仕事を見つけ、生活していたかを赤裸々に語っていこうと思います。
今回は私がワーホリ生活最後に選んだデイリーファーム(酪農場)でのリアルな仕事内容を画像付きで紹介します。動物と触れ合える仕事がしたいとお考えの方は必見です!
朝の部
AM 5:00 酪農場のセットアップ
朝の仕事は搾乳から始まります。酪農場に向かい、すべての搾乳機の電源を入れたり、フィルターの交換などを行って牛たちが搾乳場に集まってくるのを待ちます。
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AM 5:15 搾乳開始
牛が全員集まったら搾乳開始です。現在のファームは約400頭。回転し続けるロータリーの中に牛さんが餌に釣られて一頭ずつ入ってきます。餌に夢中になっている間に搾乳機を装着し、これを永遠と繰り返します。実にシンプルですが、牛さんが暴れたり、乳房の形がそれぞれでうまく装着できなかったり、チューブやロープが外れたり切れたりしているのを直す必要があります。その間もロータリーは回り続けるので、慣れるまではてんやわんやします。搾乳機は搾乳が終わると自動で外れ、ロータリーを1周した牛さんたちは順番に外に出ていき、道に沿って棲家となるパドックに帰っていきます。パドックの場所は毎日変わります。
AM 7:20搾乳終了
約500頭の搾乳は2時間ほどで終了します。牛さんたちはとめどなく💩をするので搾乳場の清掃は毎日欠かせません。ロータリーの台が高いので身長が低いと掃除も大変です…
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AM 8:00 子牛たちの世話
小屋に移動し、子牛たちにミルクをあげます。生まれたての子牛はまたがって専用ボトルを使ってミルクをあげます。数日経つと自力で飲めるように訓練します。個体差があるので初日からぐびぐびの子も何日経っても自力で飲めない子もいます。いつまでも自力で飲めない子は栄養失調になってしまうのでそれぞれ牛へのケアが重要です。
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AM 8:15 パドックの施錠
搾乳を終えた牛さんたちがちゃんと棲家まで帰れたかをクワッドバイクまたはバギーに乗って確認しにいきます。多くの牛さんは自力で帰れますが、たまに道草を食べている輩がいるので誘導します。全員パドックに収容したら、ゲートを閉めます。これで朝の仕事は終了です。たまに高圧洗浄機で壁の掃除を頼まれたり、カップのゴムの交換と言った雑用を頼まれることもありますが何もなければおうちに帰ります。
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午後の部
PM2:30 牛の誘導
パドックのゲートを開けにいきます。開けただけでは牛さんたちは動かないのでクワッドバイクで後ろから煽るかたちで搾乳場まで誘導します。牛さんたちのコンディション次第ですが約1時間かかります。
PM3:30 搾乳開始
やることは朝方と変わりません。乳房炎がひどい牛には注射をしたり、出産シーズンは二つの群れに分けるため印をつけたり、ミルクの質を検査するためのサンプリングを行ったりもします。気持ち💩の量は増えるため掃除が大変な気がします。
後は午前と同じ、掃除、子牛の世話、パドックの施錠で午後6時半頃に終了します。
現在のファームは役割が固定されているので毎日ルーティンワークですが、ファームにやっては日によって仕事内容が変わったり、開始時間や終了時間が異なったりします。基本的には2人組ですべての作業を行うのが一般的です。
現在のファームは時給32ドル、12日間労働、2日休みの2週間ルーティンです。手取りは週1000ドル強といったところです。
どうでしたか?面白そう!やってみたいと思いましたか?
作業中は多くのハエが周囲を飛び続けます。
牛さんたちはところ構わず💩を撒き散らします。
顔にもかかります。
自分の何倍も体重のある動物を何百体も動かさないといけません。
搾乳のカップは非常に重く、運動経験者でも1週間以上筋肉痛が続きます。
その巨体が繰り出すキックを食らうこともあります。
子牛は可愛いですが、ミルクをちゃんと飲ませないと栄養失調で死んでしまうことも目にしました。
相手は言葉が通じません。
私はファームジョブ全般、特にアニマルファームはやって損はないなと思っています。オーストラリアに来て、本当に貴重な経験を得られた、やりがいのある仕事だったと思います。ただ、ファームジョブは「肉体労働」であることを忘れないでください。ファームジョブはシンプルな仕事ですが、誰でもできる仕事ではありません。この投稿を通して、多くの方にファームジョブに対してリスペクトの念を持ってもらえたら幸いです。
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