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産休妊婦のリアル
満員電車
先週末、産休に入った。
長かった。九月に入ってからの一ヶ月は辛かった。
今まで何ともなく歩いていた最寄り駅までの十分間や一時間の通勤電車が堪えた。
妊娠中期の頃は体力もあったが、後期に入るとどうにも立っていることが辛く、優先座席の前に立つようになった。
だが、優先座席の方が席を譲ってくれない。
周りの立っている人は私のマタニティマークや膨らんたお腹を見て「譲らないのか?」という視線を送るが座っている人は素知らぬ顔。
座っている人にも事情はあるかもしれない。とはいえ、周りの目線もあり、苛立つ日々が続いた。
幸いにも寿司詰めの満員電車というわけではなかったので、身の危険を感じたことはないが、自分が今後妊婦さんを見つけた時には積極的に譲ろうと決意した。
奪われゆく体力
私は比較的元気な妊婦だと思う。
妊娠初期に坐骨神経痛になり、お尻が痛かった以外は軽いつわりのみで疲れやすくはあるものの通常通り動けていた。
仕事もそこまで休まず、ごくごく普通に働いていた。
休日は何かとイベントを見つけては出かけたり、美術館や映画館など一日一万歩歩くこともよくあった。
産休に入った日も午後半休をとっていたので、寄り道をしてカフェ活に勤しんだ。
しかし、妊娠33週くらいになった頃、どうにもすぐにだるくなる。
出かけたい!という気持ちはあれど体がついてこない。
ショッピングモールもゆっくり買い物したいのにすぐに疲れてしまい、椅子を見つけるとすぐに座り込んでしまう。
二時間しか滞在していなかった日はさすがに凹んだ。
本当に出てくるのだろうか
毎日、胎児は私のお腹の中で悠々自適に動いている。
だからさすがに「妊婦の自覚がありませ〜ん」という気はない。
だが、何とも自分のお腹の中で生命が育っていて、来月には人の形をして出てくると考えると「本当に??」という気持ちになる。
信じられない。私が腹を痛めるのか。
どれくらい痛いのだろうか。陣痛はいつ始まるのだろうか。
未知という恐怖が襲う。
予定日に絶対に産まれるならどんなにいいか。
ちなみに予定日は11月後半だが、前半に産みたい。
自分の予想は11月7日。
あえて予言を書き込んでおくことにする。
産休中に縫い物とカフェ活を始めたのでその記録を次回はしようと思う。
終わり