沼日記#003

思い返せば2020年の年末。
オリンピックイヤーになるはずだった年のジャニーズカウントダウンコンサートは
色々な意味でいつもと少し違っていて。

例えば新型コロナの影響でいつもの有観客のコンサートではなく、
東京都内に散らばったステージから、
各グループがそれぞれ三密を避けながら楽曲を届けるスタイルになったり。

いつもなら紅白から急いで移動しながら中継を繋いでいた嵐が、
2020年の大晦日に活動休止前のラストライブを行い、
ジャニーズカウントダウンコンサートには出演しなかったり。

私は嵐のファンではなかったけれど。
オンラインライブならファンの人の席を奪ってしまうこともなく
日本を代表するアイドルのグループの活動を見届けることができると思い、
何かよくわからないジャニーズのサイトにアクセスし、
アカウントを作り、チケットを買い、
当日は名曲たちとともに、嵐の勇姿を目に焼き付けることができました。


寂しさや、感謝の気持ちが色々混ざりながらも迎えた
ジャニーズカウントダウンコンサート。

嵐不在の中、嵐の歌が後輩たちにカバーされていて。
いつも別グループによるカバーを楽しみにしている私ですら、皮肉にも
「結局嵐の曲は嵐が歌うのが1番なんだよな…」と思ってしまった瞬間。


「はじけりゃ Yeah 素直に Good
だからちょいと思いのは Boo 
That’s all right 
それでも時代を極める そうさボクらは Super Boy」
少し低めのうだるそうな声。
(…めちゃめちゃラップ上手いやないかーーーーーーーーーーーーーーーー!)


かろうじてとどめた心の声とは裏腹に勢いよく顔をあげた私の目に飛び込んできたのは
いかつい帝王衣装に身を包んだ、当時デビュー2年目を迎えようとしていた、
あの大男6人組。

しんみりした雰囲気がぶち壊しでしたが。
これが。
これが。
この沼ズブズブ生活への第一歩だったのだと、
今振り返れば思います。

これが、私とスト、SixTONESとの出会い。

この時の衝撃、今も忘れられませんが、
皆さんにその時の興奮を伝えるならば。

さかなクンが、東京スカパラダイスオーケストラと
CMでキレキレのサックスを披露したときくらい。
(あの時もCMをみた瞬間思わずかっけーーーーーーー!と叫びました。
家の中でよかった…)

皆さんは誰かのパフォーマンスにどキューンと胸を撃ち抜かれたことはありますでしょうか。


それでは今回はここまで。以上。

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