モタスポ雑感2023②起死回生の苦労人
ラリー嬬恋、自分の住んでるところから少し車を走らせれば
観戦に行けるんです。
2月最初の週末は土曜嬬恋に観戦に行って、
日曜に家でバサースト12Hを観るという計画でいたんですが…
無観客になってしまっては仕方ない…
先週末は初開催となったハイデラバードE-Prix、
短期決戦のアジアンル・マンのドバイ2連戦などがありましたが
今回はWRCスウェディッシュについてです。
嬬恋と同じスノーラリーですね。
オジェの圧勝だった雪がほぼなかったモンテから、一転して雪に覆われた
スノーラリー、まずトップに出るのは誰か…と朝起きてから
RedBulltvのハイライトを観て、驚きました。
なんと、トップに立ったのはヒョンデに移籍したクレイグ・ブリーン!
複数年契約を結んだはずのMスポフォードを
1年で放出されてしまい、なんとか古巣ヒョンデと契約に漕ぎつけて
起死回生を狙いたいであろうブリーン、
ついに初優勝か!と期待は膨らみました。
WRCのシートを掴むものの、なかなか優勝が遠かったブリーン、
やっぱりどんなカテゴリーでも苦労してるドライバーには
肩入れしちゃいますよね。
日本人特有の判官贔屓ってやつでしょうか。
それだけでなく、最近ラリーカーズのメトロ6R4を読んで
さらにブリーンが好きになりました。
ラリーカーズでついに出ると聞いたときはホントテンション爆上がりしました。内容もとても素晴らしく、発刊してくれたことにひたすら感謝です。
その中にブリーンと6R4の記事があり、父親である
元アイルランド選手権チャンピオンのレイ・ブリーンが昔乗っていて、
最近また6R4を購入。ブリーンも6R4が大好きで、
自身でドライブしてラリーにも出場しているというものでした。
自分は大好きですが、名車揃いのGr.Bマシンの中では日陰者な存在…
そんな6R4を現役ドライバーがこんなに愛してることが
とても嬉しく思いました。
記事を読んで今年こそ悲願の初優勝を挙げてもらいたいと
強く思った矢先にこの活躍、その後タナックにトップを譲ってしまい
差が開いてしまったためチームオーダーでヌービルに譲るものの、
ヌービルのミスで最終的に2位というちょっとしたごたごたもあり…
結果は初優勝とはなりませんでした。
しかし、今シーズン、悲願の初優勝はそう遠くないうちに
やってくるはず。それを確信したラリーでした。
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