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教育実習生グロウの振り返り【ガーデン・ドール】

宇宙の皆さま、初めましての方は初めまして!
異世界生物調査員のトロメニカです。

現在、『ガーデン・ドール』という世界観共有型交流創作企画の主催をやっております。

なんじゃそりゃ?という方は以下の記事を読んでいただけると幸いです。

今回この記事を書いているのはツミハさんの文章に感化されたからです!
なのでぜひ、上記の記事を読んでみてください。
ガーデン・ドールがどういうものなのか、だけではなく。
企画に真摯に向き合ってくれていることも。
こんなにも企画を楽しんでくれていることも。
とっても分かりやすくまとめてもらっています!


というわけで主催者である私も、ガーデン・ドールについて書きたい!となったので書きます。


主催するにあたって

めちゃめちゃ悩んだ。というか、怖気付いた。
私にはブルブロさん(以下あおちゃん)というパートナーがいるんですが、「企画やりたいけど自分には主催なんて向いてない!どーしよー!」って喚き散らしました。
正直、1ヶ月も続けられないんじゃないかと思った。でもあおちゃんも主催者として参加してくれて、2人体制の運営でガーデン・ドールという企画は始まりました。

そして1年後

なんやかんやありつつも、どうにか1年間ガーデン・ドールを続けることができました。
あおちゃんをはじめ、様々な人に支えられたおかげです。私ひとりでは無理なことばかりでした。
1年続けられたけれど、やっぱり私は主催者には向いてないと思ってます。へなちょこすぎる。
そして今、来年に向けてガーデン・ドールseason2を準備しています。私にできるのか……?という気持ちしかないです。それでも企画を楽しんでくださる方がいるなら、できる限り続けたいと思っています。

NPCという存在

ガーデン・ドールの参加者にはドールと呼ばれるキャラクターが与えられます。
それ以外にも運営陣が動かすNPCと呼ばれる存在がいます。
たとえば、センセー。
ガーデンは魔法学園なので先生がいます。
ガーデンのセンセーはタブレット端末の姿をしています。
無機質で、事務的な対応しかしてくれません。

一部から板切れと呼ばれているセンセー

他にもNPCは何人かいるんですが、今回取り上げるのは教育実習生のグロウという人型教師AIです。

グロウについて

グロウは教育実習生としてガーデンにやってきました。
センセーとは違って人型です。

教育実習生のグロウ

【教育実習生について】
名前:グロウ
性別:男
年齢:22歳
身長:170cmほど
CV:雀松朱司(VOICEVOX)
ガーデンの教育実習生。期間限定でガーデンにいる。
生徒と関わることで感情を覚えていく。
標準搭載されている感情は温情と苦悩。
一人称は「私」、二人称は「キミ」、ですます調で話す。生徒のことはさん付けで呼ぶ。
知識として知っていることは多いが、実際に体験したことはない。生徒に誘われたら危険なこと以外はノッてくれる。
現在は搭載されている感情が少ないのでほぼ無表情だが、感情が顔に思いきり出るタイプ。

【覚えられる感情一覧】
安心 感謝 興味 不安
恐怖 嫉妬 幸喜 尊敬
勇気 怒気 悲哀 歓楽
絶望 希望 後悔 羞恥
驚愕 殺意 愛情 諦観

・生徒がグロウと交流する作品を投稿することで『感情』を覚えます。
・1つの作品内で覚えられる感情は1つだけです。作品内で複数の感情を抱いた場合は最も強いものを覚えます。何を覚えるかは運営側で判断いたします。
・感情は同じものをいくつでも覚えられます。
例:『興味』の作品が複数上がると好奇心旺盛な性格になっていきます。

グロウは『生徒と交流することで感情を学んでいく』というギミックを持つキャラクターです。
生徒たちのメンタルケアを目的に導入した、とガーデン側は説明しています。
教師AIですがタブレットのセンセーとは違って魔法も使えなければ、生徒の動向を知ることもできません。
実装期間は約半年。

で、グロウは私が動かすキャラクターです。
最初はどうやって生徒に関われば良いのか、私自身も手探りで悩んでいました。
結果的にグロウはこれだけの感情を生徒たちから教わりました。

【現在、覚えている感情一覧】
安心3 感謝3 興味10 不安7
恐怖2 嫉妬1 幸喜6 尊敬3
勇気2 怒気2 悲哀6 歓楽9
絶望2 希望2 後悔3 羞恥1
驚愕3 殺意2 愛情5 諦観3
【標準搭載されている感情】
温情 苦悩

覚えた感情の数だけグロウと生徒が関わった作品があります。50以上あるのでここでは全てを紹介できませんが、いくつかピックアップしていきたいと思います。

ジオというドール

ガーデン・ドール参加者でこれを見ているあなた。グロジオの話がしたかっただけでは?と思っていませんか?
まあ、うん……否定はしない(?)
グロウが来て間もなく、ジオというドールが関わってくれました。

私の推しドールです。

主催者が推しとか言っていいんか⁉️
エコヒイキじゃないですか⁉️
って心配になるんですが、参加者の皆さまには周知の事実だと思いますので……はい……今さら隠しても意味ないかなって……

ジオ(CV月館つむぐ)

だぼっとした白衣を羽織り、長い髪はポニーテールに結い上げ、3本の角を持つ、ぐるぐる眼鏡をつけた19歳の男のドール。
それがジオ。
持ち主(中の人)は月館つむぐさん。
ツミハさんの記事を読んだ人なら分かるかもしれませんが、シャロンというドールと同じ持ち主です。
シャロンといい、ジオといい、良いキャラクターを演るんですわ。
まったくとんでもない人です。

釣りに興じる

で、最初にジオとグロウが何をするのかっていうと釣りです。
箱庭(ガーデンがある世界のこと)には海がありませんでした。
でもある日、海が生えました。
なので海釣りに行きました。

ここでジオというドールについて話しましょう。
ジオは声を作っています。
基本的に素の声では喋りません。
また、喋り方も作ったものです。
偽っているときは『小生』、素は『自分』という一人称を使います。

「海も初めてです。ジオさんは海に来たことはあるんですか?」
「いいえ?今回初めて来ましたよォ。なるほどこれは想像以上ですねェ」

https://note.com/269_tsukidate/n/nd49157867993

上がグロウのセリフ、下がジオのセリフです。
語尾を小文字のカタカナで伸ばす独特な喋り方をしていますが、素のジオは普通の男の子らしい喋り方をします。

そんなジオが作品内で初めて素を見せたのがこの話です。

「無理に引くと糸が切れます!相手の動きに合わせる、と読みましたよォ!」
「相手の……魚の動きに合わせるってことですか!?難しくないですか!?」

明らかに混乱するグロウに、どうすれば落ち着かせることが出来るかと考える。
混乱した思考には、別の刺激を与えれば存外落ち着いたりするものだ。

別の刺激。
今の状況下で与えられる刺激と言えば。

すぅ、と其のドールは息を吸う。
そして一言。

「落ち着け」

いつもの明らかに作り物みたいなつんざくような声ではなく、低く落ち着いた声で告げる。
それも、体勢から必然的にグロウの耳元で、だ。

https://note.com/269_tsukidate/n/nd49157867993

こんなんズルじゃん
反則!反則です!ピピーッ

でも、でもだよ、まだここでは沼に落ちてなかったんだ、信じてくれ……(?)

アザミというドール

ここからもうひとり、アザミ(CV花宵アザミ)というドールも関わってきます。

最初は人見知りで、他ドールと関わろうとしない、おどおどしたドールでしたが……

かっこよくなりました。でもその言動からキショいと言われがち。
アザミというドールのストーリーもね、残酷な世界に立ち向かう熱い成長物語なのでぜひ追ってみてください。

そんなアザミと、ジオとグロウが関わる話。
ここ!この話で沼に突き落とされたの!

というわけでこの話を振り返っていきましょう。

アザミには関係性が深いドールがいました。
それがシキ(CVシキシマ)というドールです。
シキは、生徒たちの目の前で廃棄処分になりました。
ドールは基本的には死にません。
それはガーデンの技術で蘇生されるから。

シキは、とある小粒のものを飲んでドールたちの目の前でドロドロに溶けました。
こうなっては蘇生することは不可能です。
そもそもシキの廃棄処分を決定したのはガーデンです。

シキを失ったアザミの感情。
ジオはそれを知るためにアザミを煽ります


「そんな歪んだ関係性です。それだけ歪んでいれば、師匠、友人……本当にそれだけだったんでしょうかねェ。例えば——恋心とかはいかがです?」

アザミの手がぴくりと震える。

「ま、実際にはどうなのかザミさんが黙っている限り分かりませんがァ。可能性はゼロではないんじゃないですかねェ?極限状態の男女は結ばれやすいとも聞きますしィ?……ま、先ほど申し上げたとォり、彼がザミさんのことを引き合いに出しこそすれ甘さの欠片も感じなかったので彼方は微妙そうですけど、ネ?」

「ザミさんも、それは分かっていたのでしょゥ?だから気付かないふりをして、今の関係性に甘んじて、一緒に過ごしていた。いやはやお優しい、芽生えた感情に蓋をして見えないことにするとはァ……いやァ?それとも臆病なんですかねェ?一度でも口にしてしまえば関係が崩れ兼ねないからねェ?」
「……ジオさん。少し、黙っていただけませんか」
「どうして?あァ、図星ってやつかァ。んふふふふ……何重にも重なった貴女の矢印の行き先が途絶えた時、どんなこと想っているのかァ……」

ジオが何かを思い付き、にたりと、口元を不気味なほど大きく歪ませる。

「こんな趣向はいかがです? 『……一緒にいれて、楽しかった』——」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21918652

角が生えているクラスコード・グリーンのドールは、変声魔法というものが使えます。
声を自在に変化させる魔法です。
ジオは変声魔法でシキの声を出しているという状況です。

それをシキへの侮辱と捉えたアザミは、グロウの目の前でジオを斬りつけます。


「ジオさん、もう喋らないでください!なんで、なんでそんな、アザミさんを悲しませるようなことをするんですか!?」

「わからないから」

呼吸が浅くなっていく中、低い音ではっきりと。
雨に濡れて滑りやすくなったうえに、うつ向いていることで重たい眼鏡がずり落ちていく。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21918652


イラストは花宵アザミさん作

この「わからないから」が最高なんですよ

さっきまで饒舌にアザミを煽り散らしていたジオが、たった一言、「わからないから」こんなことをすると言う……。


「わからないから……は、……観察する。実験する。そこにちょうどいい材料がある。……理由なんて、それだけで充分だ……」

「こんなやり方じゃなくても、理解できるはずですよ……だからもう、やめてください……」

「いいんだよ。グロウセンセ」
「怒りで、どう変わる。何が、変わる。ドールはァ……はは……此処、の……はァ……ドールは、優しいのばっかりで……ちょっと、タイクツだったんでェ……」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21918652

声は素に戻りつつあるけれど、こんな死にかけの状態でもジオは偽りの喋り方で言う。
でも偽っているときのジオは、他者の名前の後ろ2文字で呼びます。アザミであれば「ザミさん」、グロウであれば「ロウセンセー」というように。

ここではグロウに対しては素で話しかけているため、「グロウセンセ」と呼んでいます。

ここでジオは一旦死にます。
が、ガーデンの技術で蘇生されます。

アザミはジオを殺しました。
ジオはアザミの心を踏み荒らす行為をしました。
しかし、ジオとアザミの関係は終わりません。

ジオとアザミも名状しがたい面白い関係なので、ふたりの物語をぜひ見てみてください。

イラストは花宵アザミさん作

この後、グロウがアザミとジオを説教する話があります。

まあこのふたりが説教なんて聞くわけない。

傷跡は宝物になりえるのか

その後、グロウからジオと話しに行きます。

「エゴの押し付け……存外、エゴイストですねェ? ロウセンセー」

 私は口を閉ざして、押し黙った。それからゆっくりと口を開く。

「そうですね。私は生徒に寄り添ってなんかいない。私が正しいと思う道を押しつけているだけだ。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21929275

ジオはグロウをエゴイストだと言う。
これに対してグロウも自分の考えを押し付けているだけだと否定しない。

「キミは言いましたよね。わからないから、と。わからないから他者を怒らせたり悲しませたりする。……それで? それで何か理解できているんですか」
「怒りの琴線は、少なくとも」

 いけしゃあしゃあと笑いながらジオさんは言う。

「本当に、感情というのは心底面倒だァ……そんなものなければ、そんな風に泣くこともないでしょうに」

 その言葉を聞いて、私は肩を掴む手に力をこめた。とはいえ痛みは感じない程度にだ。

「……キミ、感情について研究しているわりに、私よりも空っぽじゃないですか。他の生徒が消えてもヘラヘラして……他者の感情は引き出そうとするのに、自分の感情は見せようとしない。その軽薄な態度で隠している。アザミさんのことを臆病って言ってましたけど、キミの方がよほど臆病に見えますよ。感情がなければいい? 感情をなくすってことは、孤独になるということです。今のキミに味方する者がいないようにね。感情というのは他者と他者を繋ぐためにあるものだ」

「ぷ……はははははははは!!!」

 途端、ジオさんは大笑いし始める。その笑い方は今までのジオさんとは違うものだった。

「そりゃあそうだ、自分だって自分の感情なんか分かるかよ。もう分かってるだろ、グロウセンセ。自分が普段"キャラクター"を創って演じてることぐらいさ。孤独? 味方がいない? そんなもん必要かねえ? そんなもんあればあるほど悲しくなる。泣きたくなる。失ったときのショックもでかくなる。だったらいらないだろそんなもの。近づいて近づいて、親友だ? 恋人だ? 大事な生徒ぉ? いなくなった途端泣きじゃくってぇ? いなくなる時はいなくなるのにさ。だったら最初からいらないだろ。気付いたら手の届かないところにいて欠けてんだ。」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21929275

『感情』なんてなければ良いと言うジオと、『感情』は他者と繋がるためにあるというグロウ。
ジオが感情なんてなければいいって言ったとき私は結構びっくりした。他者の心を踏みにじってでも、感情を知りたいと思っているのに。その根源には「感情なんてなければ」というどこか投げやりのような、諦めのようなものがある。

「さっき言ったように私はエゴを押しつけているだけだ。だからキミにも、私が思う正しい道を押しつける。私はキミを孤独にしない。私は、キミに傷跡をつけたいと思ってる。それは痛くて苦しくて悲しいものだけど、消えない宝物になる。奪われても、失くしても、決して消えないものになる。キミに、そういうものを得てほしい。だから……」
「本気で言ってんの?」

 私が言葉が区切ったタイミングで怪訝そうに言ってから、ふ、と鼻で笑う。私は構わず続ける。

「私は、キミの友達になりたい」

 ジオさんの肩から手を離して、腕を差し出す。

「トモダチ……くはっ、やれるもんならやってみなよ」

 そのままその手を取ることなく腕を組んで、ジオさんは握手する気はないのだと態度で示す。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21929275

ジオは偽りの喋り方をやめ、グロウも敬語を外してます。お互いに素でやりとりしている場面です。
ここでグロウはジオと「友達になりたい」と宣言しました。
教育実習生と生徒は、友達になれるのか。

ジオの持ち主は私ではなくて月館つむぐさんです。私ひとりでストーリーは考えていません。どちらかがこういう話がやりたい!と提案し、交互にキャラクターのセリフを書き込んだ後、地の文を足して完成という作り方を主にしていました。
グロウのセリフを書き込んだ後、相手(ジオ)がどういう返しをしてくるかは未知数です。
それがまた楽しいんです。
ちなみに、グロウの言動は私が監修してますが、全体的な文章はほとんど月館つむぐさんに書いていただいてます。というかグロウの話はほぼ参加者様に書いていただいてます。
ありがとうございます🙇‍♀️

つまり、この時点でストーリーの終わりは決まってません。
グロウの実装期間が半年、というあらかじめ運営側から決められた期限だけ。
だからその場で思いついたこと、やりたいと思ったことを相談しながらストーリーを考えていきます。
交流創作企画の面白いところだと思います。
だって私が関わっている物語なのに、行き先が分からないんですよ!
こんな楽しいことないです。

グロウは「傷跡」は宝物になる、と言います。
グロウの言動はどこまでも綺麗事です。

ヤクノジというドール

グロウと関わるドールは他にもいます。
それがヤクノジ(CV厄草屋)というドールです。

スーツ姿のヤクノジ

ヤクノジにはリラという特別な相手がいて、甘〜いお話が多い印象もあるんですが、とあることをきっかけに人格が『俺』から『僕』に変わるということがあって、ヤクノジというドールのストーリーも読み応えがある物語です。

⬇️グロウから飴を貰うリラ(CV大猩猩ゾン子)のイラスト

ドールには『人格コア』というものがあります。基本的に死なないドールですが、『人格コア』を破壊されると人格が変わります。

つまり、ヤクノジの『人格コア』は……この辺りはぜひヤクノジの物語を追ってみてください。

僕になったヤクノジが、グロウと仕立て屋さんに行く話。
箱庭には仕立て屋さんというお店があります。無料で衣服を仕立ててもらえます。

仕立て屋が調整をしている間に、ヤクノジはグロウにネクタイの結び方を教わることにした。
制服のリボンを結ぶのとは少し勝手が違うこともあり、グロウに教えられてもなかなか上手く結べない。グロウのネクタイが綺麗に結ばれているのは、どうやら彼の日々の積み重ねらしい。
「……えーっと、こっちがこうで……?慣れるまでに時間がかかりそうだなあ」
「最初は難しいですよね。覚えるまで何度でも教えますよ」

https://note.com/yakusouya/n/nd4f0b15c0546

グロウからネクタイの結び方を教わるヤクノジ。

これではどちらが生徒でどちらが先生なんだか分かったものじゃない。

https://note.com/269_tsukidate/n/n2b956981b7f9

グロウは教育実習生ですが、無邪気というか子供っぽいというか、生徒の方がしっかりしているような感じがありました。

ヤクノジの持ち主である厄草屋さんから、
「ヤクノジは平和主義だから、同じ平和主義のグロウ先生の存在はありがたかった」
「(グロウとジオが友達なら)ヤクノジとグロウは教師と生徒という関係性」
というようなことを言ってもらえて嬉しかったです🥳

その後、ヤクノジが拾ってきたプイプイ(モルモット)の名前も一緒に決めました。

ちなみに、公開廃棄処分になったシキとヤクノジは同期でした。同期を失ったり、人格が変わったり、ヤクノジの学園生活は平穏なだけではありません。
でもグロウと過ごした時間は穏やかなものだったと思います。

カガリというドール


グロウと関わったドールはまだまだいる!

カガリ(CVツクヲサキ)です。燃えること(楽しいこと)が好きな学園一カワイイ女の子だ!

ただし倫理観は終わっている。

「……友達が傷付いたら悲しくなりませんか?」
「へ?ボク友達いないし」
「え?でも5期生の方やアザミさんと仲良さそうにしているではないですか」
「仲良さそう?あれで?ふ~ん……」
にこにこと笑っていたカガリさんの表情が、一変する。
「……きっしょ」
そんな表情を、私は見たことがない。一瞬これは悪い夢なんじゃないかと思った。それくらい信じられないほど、他者を嘲るような表情を目の前の生徒は浮かべていた。
「ホントうざいんだよねぇ。ちょっと喋ったぐらいです~ぐ「友達」とか「仲良くなった」とか。そんなペラペラな物語が許されるのはごっこ遊びぐらいだよ!確かに話してるとタイクツしないドールもいるよ?でもそのコたちは…ボクが燃えるためのただの火種。
わかりやすく言うと……み~んな、音の出るおもちゃ!」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22091528


いつも明るく振る舞っているカガリ。
誰とでも仲良さそうに接しているカガリ。
でも、これがカガリです。
そんなカガリもね、成長しているドールであり、グロウがいなくなってからグロウの言葉を思い出しているんですよね。

そう、グロウはガーデンから半年ほどでいなくなります。最初からそう決められていました。

期間限定の教育実習生

そんな中、グロウとジオはなんやかんや交流してきました。

心移の紅茶(バタフライピーティー)でお茶会したり


マギアビーストと呼ばれる怪物の討伐に行ったり

アザミのお気に入りの本の感想会をしたり

で、読めない記号(アルファベット)についてジオはグロウを連れてセンセーに聞きに行きます。

ドールはアルファベットが読めません。なのでセンセーに聞きに行って、アルファベット表を貰ったりなんだりして、ついでにジオはグロウの試用期間について尋ねます。

その後の続きがこちら⬇️

  と  。


これ!!!!!おい!!!!月館つむぐぅ!!!!
この空欄に入る言葉。
友達と……友達……
😭😭😭

「コレ、試用期間延びませんかァ?」
「……え?」
隣にいる存在……教育実習生グロウも、さすがにそんなことを訊くとは思っていなかったのだろう。
驚いたような声が其のドール、ジオにも届いたがそんなことはお構いなしだ。

https://twitter.com/Tsukidate_269/status/1781514766923767840?t=GfDYSE3lpnXLWbdIX9QYNw&s=19


センセーからは事務的な答えしか返ってきません。それはジオも分かりきっていたことでした。
6月になったら、グロウはガーデンを去らなければならない。
その事実を改めて突きつけられたグロウは恐怖します。試用期間が終わったら、自分はどうなってしまうのか。そんなグロウに、ジオは言葉をかけます。

ぽつりぽつりと、グロウは話す。
グロウの言葉に、自分は言葉を返していく。
自分が想う、言葉を。

https://twitter.com/Tsukidate_269/status/1781514766923767840?t=GfDYSE3lpnXLWbdIX9QYNw&s=19


そして、この話はこんな一文で締め括られています。


二人の話し声は、寮へ向かう間ずっと、絶えることはなかった。

https://twitter.com/Tsukidate_269/status/1781514766923767840?t=GfDYSE3lpnXLWbdIX9QYNw&s=19

この一文、めっっっちゃ好き……
グロウとジオの仲が深まっていることが分かるのではないでしょうか。 

蛍と流れ星

そしてあっという間にグロウの試用期間は終わりを迎える頃になりました。

その数日前に、ジオはグロウを誘います。最初にやったことと同じように、海で釣りをしよう、と。

私「ラスト間近だから何かもうひとつくらいお話考えたいけど案がなくて……」
つむぐさん「釣り行く?」
私「天才???」

本当に天才的発想すぎる。素晴らしい。優勝(?)

そんなわけで2度目の釣りです。


「今日は用事ないのでご一緒させてください!」
「それはよかったァ」
しかし、意外なことに今日は予定がなかったらしい。
其のドールは、内心ホッとしながら、一旦部屋に戻って準備を整えているグロウを――
……ホッと?
訂正。
其のドールは、都合がよいと笑いながら、一旦部屋に戻って準備を整えているグロウを待った。 

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb

訂正してるの最高〜〜〜!!!

「いや?構わないさ……本当に、感情って難儀だと思わないか?グロウセンセ」
いつかした質問を。
繰り返してきた質問を。
今、改めて投げかける。
「たしかに難儀ではあるけれど……やっぱり、感情は私に大切なものを教えてくれるから……たくさん覚えられて良かったと思うよ」
最終的に綺麗事(エゴ)で終わっていることはいつも通り。
しかし、一度難儀だと認めたことが何よりの変化だ。
以前であればそんなことはないと、完全に否定していたのだから。
「……ここまでそれが揺るがないなら。それは貴方の核(コア)なんだろうなぁ」
ふと、そんな言葉が自分の口から漏れていた。
我々ドールに与えられた、人格コアのような。
否、それよりももっと強固な、核(コア)。
「それをキミ達に与えてもらったんだよ、私は」

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb


グロウの揺るがない綺麗事(エゴ)。
ジオは、それをグロウの核だと言う。

もう……泣いちゃう😭😭😭

他者と一線を引いているジオが。
感情なんてなければと言うジオが。
グロウを実験台としか見ていなかったジオが。
グロウの心をここまで感じ取っているんだよ。

釣りを終えて海から帰る途中、グロウは「流れ星」と「蛍」を探したいと言い出します。

それは、少しでもガーデンに帰る時間を引き延ばそうとするように。

イラストは花宵アザミさん作

「……帰りたくない……」

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb


「帰ったら今日が終わっちゃうから……まだ、明日になってほしくない……」
「隠すの、やっぱり向いてないよグロウセンセ」
やはり、恐怖に震えていることには違いなかったようだ。
どうすることもできない事実を厭だというのは、我儘以外の何物でもないだろう。
「ここにいたところで、時間が止まるわけじゃない。帰らずとも明日は勝手に来る。それは変えようがない事実だ…………それでも、まぁ……」
現実を突きつける。
それによって泣き出すかどうか……そう、考えていたのに。
「今は、気が済むまで探せばいいんじゃない?蛍をさ」
気付けば、まるでフォローをするかのような言葉が零れていた。
この、自分から。
「……蛍も、流れ星も、箱庭(ここ)にはないらしいんだ」
不安げなグロウの言葉。
「それでも……一緒に探してくれる?」
「無いものの情報が、何故ある?」
だが、自分の好奇心を搔き立てるには充分すぎる言葉。
「此処になければ何処にある?それは明らかに箱庭以外の場所を示している。自分たちはこの箱庭以外の世界を知らないというのに!」

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb

「蛍」も「流れ星」も、この箱庭には存在しないものだという。
でも、存在しないものの情報が何故あるのか?

しかしその日、ふたりは蛍も流れ星も見つけられませんでした。

普段は咲かないはずのガーデンに植えられた無結の木(現実でいうところの桜)を眺め、ふたりは少し話し合います。

「ジオさんは、生まれ変わりって信じる?」
「……生まれ変わり?」

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb


「……無いものの証明は、難しい」
自分でみていないものを、きいていないものを、簡単に信じるのは滑稽だ。
無結の花が、ガーデンでは咲かないと思い込んでいた自分のように。
「存在するものを証明するには、それを見つけてしまえば終わりだ。だが……無いものを無いと言い切るのは、実は難しいんだよグロウセンセ。まだどこかにいるかもしれないという可能性。それこそ、蛍や流れ星のように……探し続ける限り、それが無いとは言い切れない。例え、第三者がそう告げてこようとも、その眼で見たのでなければ……真実とは限らない」

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb


その日、最後までお互いの壁を取り払ったままだったことに気が付いたのは、自分が自室に戻った後だった。

https://note.com/269_tsukidate/n/n5f6f4a2574c6?sub_rt=share_pb


もうふたりとも素で対話し続けるくらいの関係になりました。
でも、グロウの試用期間は終わりを迎えます。


お別れの日


グロウのお別れ会が開かれました。
その後、グロウは個別に生徒の部屋に訪れ、白い折り鶴を渡していきます。この話は色んなドールが投稿してくれているのでチェックしてください!

ちなみにカガリはグロウが訪ねたとき寝ていましたので会話してません( ˘ω˘ ) スヤァ…


これはヤクノジとの最後の話。
グロウは何名かの生徒にネクタイを託しています。ヤクノジはそのひとりです。

これはアザミとの最後の話。
気がかりであるジオとカガリのことをアザミに託しています。

メロディア(CVかなで)というドールからは告白もされてました。教育実習生と生徒の淡い恋……

それで、これがジオとの最後の話。

「……私は、キミの友達にはなれなかったな。でも……もし、キミが少しでも寂しいと思ってくれているなら。その感情がいつか宝物になることを、私は信じているから。

https://note.com/269_tsukidate/n/n30fb6dc9569a

グロウは、ジオと友達になれなかったと言う。
ツミハさんが「グロウとジオの話でどれだけ友達という言葉に重みが出たことか」みたいなことを言ってくれて嬉しかったです🥳

持ってきた端末を見れば、日付が変わるまで1時間をきっていた。
あれが本当に居なくなるのはいつだろうか。
日付が変わる瞬間?
日が昇ってから?
あれはここを去った後、一体どうなる。
なかったものとしてスクラップ?
それとも、平然とかえってくる?
どちらにせよ、ガーデンはあれについて通知を出すだろう。
こうして端末を持っていれば、分かるはずだ。
それが日が昇るまでだろうと、其のドールは寮の屋上に座って空を眺めて過ごした。
あれが探していた流れ星が見えやしないかと、たった独りでどこまでも続く闇を眺めて過ごした。
――――あれが帰ってきたらそのときは、少しくらい認めてみるのも面白いかもしれない。

https://note.com/269_tsukidate/n/n30fb6dc9569a


イラストは月館つむぐさん作


はあ……もう……もうね……つらい!!
ここまで心をさらけ出せる相手ができたのに。
離れなくてはいけない。

うわーーーん!!!😭😭😭


煌煌魔機構獣


そしてグロウがガーデンからいなくなった翌日。
ガーデンから通知がありました。


【B.M.1424 6月1日 6時】
教育実習生の試用期間が終了しました。
結果、生徒のメンタルケアは不要と判断しました。
教育実習生は処分となりました。
しかし人型教師AIがいることで生徒同士の交流が活発になることが確認されました。
より生徒同士で密な交流が発生するように代用品として新たな人型教師AIを導入予定です。


そして、もうひとつ通知がありました。
それはガーデンからマギアビーストと呼ばれる怪物が出現した、という知らせです。


煌煌魔機構獣(ブルブロさん作)

そのマギアビーストはだいぶ特殊でした。
マギアビーストを足止めするため、ガーデンは一般生徒ドールを与えます。マギアビーストは一般生徒ドールを食べたり、八つ裂きにしたりするんですが、そのマギアビースト……煌煌魔機構獣は一般生徒ドールに見向きもしません。
そして、転々と箱庭内を移動しました。
その移動ルートは、グロウが生徒と遊びに行った場所を辿るものでした。


飴の話


さて、グロウと交流する報告書(作品)を作ると感情の飴が貰えました。
グロウが感じた感情ではなく、交流相手であるドールが感じた感情をグロウは覚えていきました。

煌煌魔機構獣を倒すため戦闘が始まります。
しかし煌煌魔機構獣は何もしてきません。そして、どんな攻撃もダメージが1しか通りません。ドールにも手応えがないことは分かったでしょう。

煌煌魔機構獣は、グロウから貰った飴を触れさせることでダメージを与えられました。同じ感情の飴はノーカウント。つまり、煌煌魔機構獣を倒すためにはグロウから貰った20種類の飴が必要ということになりました。

飴の話といえばこちら。

ククツミ(CVしらさやツミハ)がグロウに吐露する話です。


傷というものは、交流をしていればどうしてもつけてしまうし、つけられてしまうものだと思っていた。
そしてこれから、グロウは自分が生徒たちに傷をつけてしまう自覚があった。
けれど互いが大事であれば傷すらも宝物になると、グロウは信じていた。

だが、この傷はどうだ。
この一方的な傷が、この暴力的な傷が、ククツミにとって生きていた証に、なると。
そんなことが、あるわけないだろう。

https://twitter.com/shira_tsumiha/status/1797178566461038664?s=46&t=0ilXW0GYf10qJnKwpgslVQ

傷跡の話を広げてもらって嬉しかったです。

煌煌魔機構獣は生徒に手を出さないマギアビーストでした。そのため、武器を持たずに単身で会いに行っても罰則ポイントはつきますが、他のマギアビーストと違って安全でした。

「……やっぱり、深い感情なんて持つものじゃないよグロウくん」

https://x.com/Tsukidate_269/status/1799382937999430041

⬆️これ、ジオのセリフ。
グロウくん、って。
「ロウセンセー」→「グロウセンセ」→「グロウくん」
もう、それはさぁ……ねえ!!!!!(語彙力消滅)


星は砕けて散る


煌煌魔機構獣は生徒たちの手によって倒されました。マギアビーストは倒された後、もうひとつの名前が判明します。

煌煌魔機構獣、グロウイングナイト。

グロウイングナイトを倒した日。
6月15日。
夜空には流れ星が降り注ぎました。
それから毎月15日、箱庭では流れ星が観測されるようになりました。

グロウイングナイトにトドメを刺したのは、ヤクノジでした。

カガリも光を見ていたよ。

これがカガリの感情

⬆️この後にこの話を読んでください⬇️


『…友達が傷付いたら悲しくなりませんか?』

出た。
先生の説教。
もう退場しただろ。話しかけるな。
友達?違う、彼女は友達じゃない。
オモチャだ。
でもおかしいな。
オモチャ相手にどうして本気で泣いているのかな。

https://x.com/tsukuo_3r/status/1820233282371658049


そして傷になる

グロウは、色んな生徒に傷跡を残したのかもしれません。

こちらはグロウがいなくなった後の話。
なたりしあ(CVナタリシア・シックス)はグロウに悩み事を相談したりしていましたが、それほど深く踏み込む前にグロウは退場してしまいました。

「先生、せんせい、グロウせんせー…!!」
「わたしまだ全然先生と一緒にいれてないよ…!!先生とちゃんと友達になれてないよぉ…!」
「まだ、まだ他にも相談したいこと、いっぱいあるから、」
「今度はちゃんと話すから…自分のよわいところも、本当の気持ちも話すからぁ...!!」
「っ……、ぅ……ぁあああああっ」

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22526879

もう取り戻せない時間。
もっとちゃんと話せば良かったという後悔。
時間が足りなくて関係性が深くなれなかったからこその作品で好きです。

それは、消えぬ傷痕。

https://note.com/269_tsukidate/n/n3710f0bd888f

ジオにも『傷痕』が残りました。
それは消えない。
でも、宝物にはなり得ない。

そしてグロウは思い出の中だけの存在になりました。

でもこんな二次創作を書くくらいにはグロウとジオに狂っている。
なんなら現パロとかも妄想している。ワハハ!!楽しい〜!!!

結局、グロウとグロウイングナイトの関係は?
そもそもグロウが実装された理由は本当にメンタルケアだったのか?
なぜグロウから貰った飴でグロウイングナイトはダメージを受けたのか?

様々な謎は残されたままです。その謎は、最終ミッションを達成した後に挑戦できるEXミッションで明かされます。


【EXミッション】
???の作品を投稿しよう
煌煌魔機構獣の???が分かります

【EXミッション】
・センセーと交流する作品を作ろう
グロウの秘匿情報が分かります。

つまりここでは全ての真実を明かせません。

そこのアナタもガーデン・ドールに参加して謎を解き明かそう!
2024/09/05現在は参加者募集を停止していますが、来年からseason2開始と同時に参加者募集再開する予定です!(あくまで予定は未定)

Twitter(現X)のハッシュタグ、『#ガーデン・ドール』および『#ガーデン・ドール作品』で色んなドールの作品が見れます!ぜひ気になったドールの物語を追ってみてください!

グロウは退場しましたが、その後もグロウに想いを馳せてくれるドール達がいて嬉しいです😭

シャロン(CV月館つむぐ)が流れ星を見る話。

流れ星というのだそうだ。

この事象が起きるようになって、今日8月15日で2ヶ月。
この事象のきっかけとなったであろう存在を想って、今どれほどのドールがこの空を見ているのだろうか。
それとももう、見ているドールの方が少ないのだろうか。

https://note.com/269_tsukidate/n/n8c18f344686b

グロウは過去になっていく。
思い出すドールは少なくなっていくでしょう。

その頃、ジオは……

「8月……15日、か……」

15日。
其のドールにとって…… 
否、自分にとって、少しばかり特別な日。

いい加減、振り払いたいものなのだが。

「……あれは他のドールにも好かれていたし……そういえばそれであのドールも……」

あれ……今はいない元教育実習生グロウ。
そのグロウが去った後、引き換えに現れた煌煌魔機構獣の正体に皆が疑いを持ち始めた頃。

https://note.com/269_tsukidate/n/na49d447ad6ff

学園祭でカガクスイーツ店を出していたジオ。
グロウに想いを馳せながら夜空ゼリーという期間限定メニューを考えていた。
まだグロウを想っているドールいる!嬉しい!

ジオの悪夢にも影響を与えているよ

「……グロウという教育実習生の廃棄は、どこでどのように行われ、その体はどこへ行きました?」
「教育実習生グロウは職員室で腹部を鉄製の13本の槍で貫いたのち、体は焼却処分しました」

https://note.com/269_tsukidate/n/ndb11b4a7d792?sub_rt=share_pb

ジオはセンセーからグロウの最期について聞いていました。それが悪夢に反映されています。

さらにジオがグロウの面影を振り払えてないエピソード。

あわあわと目まぐるしく表情を変化させるなたりしあを見ているのはなかなかに飽きない。
彼女はどこか……。

……他人と比べるだなんて、ましてや投影しようとするだなんてらしくない。
白いこのドールに対しても失礼というものだろう。

https://note.com/269_tsukidate/n/n857818e33d95

振り払えてなさすぎる!!!
そもそもピアノの練習曲として『きらきら星』を選んでいる時点でかなりやってる!!!

グロウの歩みは終わっても生徒たちが運んでいってくれることでしょう。そうであれば良いと思います。

トロメニカ作

ここまで見てきたあなたは、グロウとジオは友達になれたと思いますか?

ジオだけではなくて。
グロウと生徒の間にあるものを、何と呼べば良いと思いますか?
そんなことを思いながら読んでいただけると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

ガーデン・ドール主催 トロメニカ

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