過去になった居場所
今月、自分にとっての「居場所」が1つ、なくなってしまいました。
5月某日、友人のロジャーさんとBBWで飲んだ後、大須を散策中に偶然路地で見つけたお店。
「ちょっとコーヒーでも飲んでこうかぁ」と言いつつ入ろうとしたら「当店はコンセプトカフェです」の文字。
コンセプトカフェは数回行ったことはあるものの、「おかえりなさいませ、ご主人様!」的なあの雰囲気がどうも苦手でしたが、「まぁ話のタネにさっと入ってみようか」と扉を開けました。
入ってすぐに、どこか力の抜ける「おかえり~」の声。
明るすぎず暗すぎずの落ち着いた雰囲気の店内。
初めて対応して下さったキャストさんとの会話。
自慢のコーヒーをはじめとしたドリンクやフードの数々。
一気にこの世界に引き込まれました。
引き込まれた世界は初めてだらけで、
「箱推し」「単推し」ができたこと。
単推しのいない日に行ったことが後にばれて詫びシャンしたこと。
動きがうるさい(失礼)キャストさんとの掛け合いや、誕生日が一緒だったキャストさんとの盛り上がり。
早上がりのキャストさんとどっちが先に退転できるか競い、結果2時間だけのつもりが長居してしまったこと。
スモークチキンの燻製臭のなか、何故かポスカで汚れたメニューを必死に拭いたこと、パインの香りで店内が満たされたこと。
「おなかすいた~」の合図で銀だこへ走ったこと。
バリスタさんと撮影したツーショチェキを持ち歩いていたこと。
他のお客さんとの盛り上がりや、最終的にツーショチェキをしたこと。
帰ろうとしてもキャストさんと他のお客さんからの「もう帰るの~?」で延長したこと。
…などなど、まだまだ思い出せばキリがありません。
毎回楽しい時間を過ごしつつ、帰るときは他のお客さんやキャストさんへ迷惑かけてないか、話しすぎていないかとか考えることもありましたが、
毎回温かく迎えてくれるこの場所は、正に自分にとっての「居場所」でした。
閉店の告知が出た後も、いつも通りの対応をしてくださったキャストさん。
単推しキャストさんも卒業し、行く頻度が多少減りましたが、それでもいつもの居場所でした。
22日が自分が行けた最後の日。本当は閉店日も行きたかったですが、どうしても行くことが出来ず…とても残念でした。
帰るとき、自分が角を曲がるまで見送ってくれたキャストさん、本当に嬉しかったです。
角を曲がってから振り返って一礼。自分の居場所はこの日で最後でした。
色々な事情があっての決断だとは思いますが、やっぱり寂しかったなぁと。
しかし、またいい方向へ物事が動いてほしいなぁと思いつつ。
会える方はまたどこかで、会えなくなってしまった方もいつかどこかで、また会えるといいな。
…しばらくは推しの方の場所中心に、遊びにいきますw
どこかで見かけましたら、声を掛けてやってくださいw