あれから31年〜チャイルド・プレイ
劇場版は1と2しか観ていませんが、昔のチャッキーは怖かったね。対する今作のバディ(チャッキー)はチーム・アメリカっぽくて全然怖くないどころか、時々声を出して笑ってしまいました(不謹慎
掴みが上手くネタ振り・回収が丁寧。キャラ設定もとても分かり易い。スプラッター要素を除けば教科書的な脚本と言えるでしょう。
チャッキーは正義からではなく自己愛ゆえに人を狩る悪魔…淋しい子です。1人ぼっちだと思われていた少年が実は孤独ではなく、そんな少年に寄り添うべく与えられた人形こそが孤独を拗らせる…何とも皮肉ですね。そんな悪魔を生み出したヴェトナムの工場。これはアジアの下請けdisではないのだろうか???w
おもちゃ屋での最終決戦は映像が明るくてホラー味一切ナシ…時代を感じますね。個人的にヒーローになって欲しかった人物がアッサリとヒーローになったのには溜飲が下がりました。お約束も忘れず、最後に何か匂わせながらエンドロールとなる訳ですが、チャッキー(マーク・ハミル)のイラッとする歌に今度は不快指数が上がりますw
そんなこんなで至れり尽くせりの1本、マイクポップコーンと一緒にご馳走さまでした!