日記 2024/10/23|重力がしんどい朝に
朝、目が覚めるけど体が重い。
この怠さに身を任せて、泥のようにいつまでもいつまでも寝ていたい。
しかしそんなことも言っていられないので、布団から這い出る。二度寝の誘惑を断ち切ったけど、やっぱり重力がしんどい感じがする。
高校生、大学生のときは、(その頃から睡眠大好き!二度寝最高!だったけど)こんなに体が重くてたまらない……ということはほとんどなかったように思う。覚えてないだけなのかなぁ。
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とりあえず、電気ケトルでお湯を沸かして飲む。
……うん、おいしい。これだけでなんだか少し手足が動きやすくなった気がする。某SNSから得た知恵である。
某SNSはこういうふうに役に立ったり、必要な情報をくれたり、かわいいものやキレイな景色で心をときめかせてくれたりして、どうしても手放せない。でも、これにべったり張り付いていることがこの体の怠さの一因でもあるような気がする。
今の私にとってスマホやSNSはヘビースモーカーにとってのタバコのようなものなのだ。文字通り、ほとんど片時も手放せない。
(という文章を今こうして綴っているのも、スマホからなんだから、なんだかなぁという感が否めない)
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今の私の、あらゆることについてのこういうどろどろとまとわりつく粘度の高い泥の沼みたいな状況から脱したい。
息を吸って吐いて整えて、ひとつひとつやっつけるしかできることはないんだろう。