台風と遠征と一人走りと

Geroさんの水戸公演に行ってまいりました。
なんだか色々あって物凄く濃い3日間だったな。
感想をまとめたくて何となく書いてたんだけど、忙しくて全然書けなかった…。

12日は前乗りしてホテルでダラダラ。
台風がゴリゴリに直撃してる中、ホテルで過ごすのは初めてだったけど普通にアリだなと思った。

13日は公演中止。
その代わり、会場である水戸ライトハウス側のご厚意により、ツイキャスでリハを放送。
「どうせなら会場で見よう」ということで、既に水戸に着いてる友達らと一緒に会場の外でツイキャス見てた。
変な言い方なんだけど、悔しかった。
すごくすごく悔しかった。
空っぽのライブハウスが。

Geroさんもバンドメンバーもゲストの鋼兵さんもスタッフも会場にいて、俺も会場の外にいて、よく見知った仲間も一緒にいて、間に合うかわかんないけど向かってる仲間もいて、来てないけどライブがないことを嘆いてくれる仲間もいて。
現地はすごく晴れていて。
全部あるのにライブだけなくて。
誰もいないライブハウスで演奏されたモノクロームがぶっ刺さって。
1番好きなギタリストが作った、ずっとずっと聴きたかった曲。
上手くいかないなぁなんて思いながら聴いてたら涙が出てきた。

14日は無事ライブ開催。
開演を待ってる間、何となく今回のツアーのことを思い出していた。
横浜初日の開場前に会場の隣のカフェでグダグダしてたんだけど、美味そうなクラフトビールがあったから飲んだこと。
その時も台風が来てて、その影響で2日目の夜は終電がギリギリだったこと。
横浜が楽しくて宇都宮と水戸を増やしたこと。
宇都宮は餃子が美味くて、特に2日目の夜にみんなで行った店はマジで家の近くに欲しいと思った(今も思ってる)。
埼玉初日は良番だったから、地元が埼玉の友達に譲ったら、ライブ終わった後死ぬ程泣いてて笑ったこと。
ほとんどライブ関係ないことしか思い出してない()

そんな感じで待っていたら開演の時間。
肝心のライブはただただ楽しくて、嬉しくて、詳細を書くほど覚えてない。
頬が痛くなるほど笑ったことと、やっと聴けたモノクロームで恥ずかしいくらい泣いたことくらいしか。
13日の夜に、今日の公演中止が笑い話になればいいね、みたいな話をみんなでしたけど、きちんと笑い話になるライブをしてくれた。
あの時は大変だったねってみんなで思い出話が出来るライブをしてくれた。

関東と大阪と名古屋はあまり遠征って感じがしない。
個人的に、遠征=地方でのライブ。
関東や大阪・名古屋は身近過ぎて地方に行ってる感じがしない。
でも今回の水戸はものすごく遠征感があった。
遠くに行ったわけじゃないんだけど、濃い数日間を過ごしたからかもしれない。

今年のツアーは楽しいな。
Geroさんの歌が心底好きだと思わされる。
来年以降、どんな風に活動してくのかわからないけど。
ずっとずっと、歌い続けてくれますように。

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