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☆ タスク管理の肝はライフタイム

タスク管理のコツは、タスクのライフタイムとスコープ(責任範囲)を管理することだなと思った話。

ライフタイムとは

ライフタイムとは、その名の通り生きてる時間だ。つまりここでは、タスクの生存時間を指している。

例えば、
A社がアプリ開発をB社に委託する。
納期は1ヶ月だ。

つまり、アプリ開発というタスクのライフタイムは1ヶ月だ。

スコープとは?

次に、スコープとは責任範囲のことだ。

先ほどの例でいくと、
アプリ開発のスコープはB社が持つ。

では、なぜタスク管理には、ライフタイムとスコープ管理が肝要なのだろうか?

誰がいつまでボールを持つのか

その理由は、誰がいつまでにタスクをやるのかが分かるようになるからだ。

タスク管理で最もややこしいのが、人に作業を依頼する時である。自分だけがやるタスクなら、どこかに付箋でも貼っとけばいい。

人に依頼するからこそ、納期の遅れが発生したり、抜け漏れがでるのだ。

もう一度先程の例に戻ろう。
アプリ開発のライフタイムは1ヶ月であり、その責務•スコープはB社が持っていた。

ではここで、
開発にはA社から仕様をもらう必要が出てきたとする。
当然B社はA社に仕様が欲しい旨を伝える。
また、2日以内を目安で依頼したと仮定してみる。

すると

アプリ開発
スコープ: B社
ライフタイム: 1ヶ月

の中に

仕様共有
スコープ: A社
ライフタイム: 2日

という構造が含まれる。
決して独立したものではなく、B社のスコープにA社のスコープが包含された形だ。

これを理解したところで、例を出してみる。
仕様共有に時間がかかり、5日かかったとする。そしてそのせいで、B社の開発は納期から3日遅れた。

はたから見たら、この遅れはA社のせいである。実際1番近いスコープはA社だ。
しかし、大元のスコープはBなのだ。

B社はこの仕様共有の遅れまで含めて、責任を取らないといけない。

全てのライフタイムを管理する必要があるB社

となるとB社はA社のライフタイムまで含めて全部管理しないといけない。

ここら辺を独立したものとして考えるからタスク管理は上手くいかないのだ。

これに気づけたのは、結構成長だったなぁと思っている。

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不一

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