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2021年 みやこS

阪神競馬場  11R  ダート 1800m
年末のダートG1チャンピオンズカップトライアル戦。1着→チャンピオンズカップ優先出走権。

❶コース形態

正面スタンド手前からスタート。コーナーを4つ周る小回り適正が求められ、1コーナーまでの位置取りがポイント。先行有利だが、内ラチを通すと砂が深いのか最終の直線では伸びず、隊列で2列、3列目でレースを運べれば差しも決まるコース展開。11月7日の天気も☀️予報なので馬場は軽め。

❷勝ちパターンとしては前目で内よりも外目を位置取り、3~4コーナーにかけて上手くコーナーリングできる小回り適正に強い馬を選択したい。

❸前頭診断

①アンセッドヴァウ セ4 56㌔+2

前走3勝クラスから勝ち上がっての昇級クラスで参戦。持ちタイムもこのクラスでは厳しい。無印

②ロードゴラッソ 牡6 56㌔ ±0

この馬は2000m以上かつ平坦コースの方が向きそうで後ろからの競馬では厳しい。無印

③メイショウハリオ 牡4 56㌔ ±0

前走太秦S(オープン)での2着馬。1着とのタイム差無しの1.51.3。終始内目を通して厳しい内ラチをしぶとく脚を使い、上位2頭との叩き合いで2着を死守。上位では負けて強しの競馬。タイム的には少し足りないが、前日オッズ7人気で13.8。旨みも含め2列目候補。

④ヴェンジェンス 牡8 56㌔ +1

今年久しぶりに復帰も2戦共に不甲斐ない成績。前走も着差+1.4秒と負けすぎ。復調まではまだまだか。危険な人気馬。無印

⑤アナザートゥルース セ757㌔ -1

今回は再ブリンカーをつけての出走との事で、前走までの成績は見直し。先行しての競馬が上手く、去年のアンタレスSでは3列目を先行してしっかり脚を使っての2着。2列目候補。

⑥ロードブレス 牡5 57㌔ -1

前走中団よりしぶとく脚を使い最後の併せ馬でウェスタールンドと追い比べで競り勝つ。好走れパターンとしては距離短縮で狙いたい、今回は苦手とする距離延長で割引必要か。3列目候補。

⑦スワーヴアラミス 牡6 57㌔ +2

近4走堅実に競馬をしており本格化。ブリンカー効果も見られ注目の1頭。昨年は8着と惨敗だったが、発走直後左にモタれ内容もチグハグな競馬で
最終直線では早々と戦線離脱。
近走ブリンカーを着ける事により、集中して走れて強い競馬ができる様になり、北海道シリーズで重賞制覇、地方重賞でもミューチャリー、メイショウカズサ相手に3着と右回り、小回り適正を遺憾無く発揮。今回も前目で競馬できれば昨年の巻き返しも多いにある。ここをしっかり力を見せつけてチャンピオンズカップに望んで欲しい。
1列目候補。

⑧ニューモニュメント 牡5 56㌔ ±0

テンのスピードも遅い。後ろからの競馬では今回厳しい、距離も1800mよりも1400mのワンターンの方が合いそう。 無印

⑨オーヴェルニュ 牡5 58㌔ +2

昨年末のベテルギウスでは道中押し上げてテイオーケインズとの叩き合いで抜け出しとても強い競馬ができた。58㌔も経験しており今回のメンバーでも上位筆頭。陣営としては目標は12月としており、勝ちに来てるとゆうよりも無様なレースはできない叩きのレース。掲示板まではしっかり入ってきそう。3列目候補。

⑩メイショウムラクモ 牡3 55㌔ -1

いわき特別では古馬混合でも圧巻の1着。しっかり前での競馬もでき今回はメンバーも揃い本格的な古馬混合戦。どこまでやれるか試練石、陣営としてもこの1戦で今後が決まるくらいと話しており、本気度としては高い。2列目候補。

⑪クリンチャー 牡7 57㌔ ±0

言う言葉もなくとにかく強い。しっかり追い切れば勝ち切れると予想。阪神競馬場との相性も◎。
1列目候補。

⑫ラストマン 牡4 56㌔ ±0

地方重賞では入着こそ無かったものの日テレ盃ではサルサディオーネの0.4差、金蹄Sではパドック周回でも元気無く、川田の覇王色に負けたのかレース前は発汗が酷い。外枠からの競馬で出足追い出すも理想の位置取りとはいかず、前半脚を使ったのか思い通りの競馬ができなかった。ここはレース内容含め見直す部分かな。
小回り、コーナーリングは割と上手い馬なので穴馬としては面白そうな1頭。3列目候補。

⑬アシャカトブ 牡5 56㌔ ±0

去年のマーチSでは本命◎打つも3/4差の4着でアシャカトブならぬお金飛ぶを思い知らされた🐴。
あの時のメンバーと変わらへんやんけっ!
前走は外目を回らされ直線ではスピードに乗れずズルズル後退……。  無印

⑭エクスパートラン 牡6 56㌔ +2

3走前のオークランド(3勝クラス)では藤懸騎手の奇襲のような最後方から一気に逃げの展開。最終バテる事無く後ろから来たブラックヘイロー、メイショウドヒョウとの競り合いで1着でゴール。
今回はメンバーも強化され、いつもの様に運べるのか?道中追い出すとなると最後はスタミナ切れて伸びないだろう。  無印

⑮ダンビュライト セ7 57㌔ +1

ダート初出走。血統的にも問題無さそうだしパワー、先行力を見ても今回いきなりって事も考えられなくも無い。3列目候補。

⑯プリティーチャンス 牝4 54㌔ +1

今回唯一の牝馬。後ろからの競馬ではとてもじゃないけど厳しいと思う。メンバー強化もされてるので今回は無印。

当日のパドック
良く見えたのは以下(素人目)
クリンチャー、アナザートゥルース、メイショウムラクモ

ヴェンジェンス、スワーヴアラミスは泡吹いててスワーヴアラミスについてはイレ込んでる様に思えた。オーヴェルニュはパドック周回でうんちやらかしてたわ。

簡単回顧
スタートはアナザートゥルース抜群のスタートでゲート内で少しモタついてたスワーヴアラミスは軽く躓く場面も。

中盤まではアナザートゥルースのペースでスロー展開。道中スワーヴアラミスも追い上げるがチグハグな競馬で悪い癖が出る。最終コーナー回っての瞬発力勝負へ。
クリンチャーは直線向いてからの追い出しは良かったが、馬群の中から抜け出したメイショウハリオがとても良く動き、待ってましたと言わんばかりの外からのロードブレスが追い上げて1.2着争い。

ロードブレスは距離短縮嫌ったがやはり相手なりに実力を発揮してくる強い競馬。メイショウハリオは展開が向いた内容だった。

クリンチャー、スワーヴアラミスの今後に期待。
クリンチャーはマークされてるから仕方ないにしても、スワーヴアラミスは自分に負けての完敗……。これからどう修正していくのか…。

チャンピオンズカップ難しくなったぞ!

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