社員インタビューVol.12 立川店店長 秋元伊佐夫
『経験に勝る知識なし』
大手居酒屋チェーンを渡り
吸収し続けたノウハウ
鶏ヤローの新たな武器がここに
店長 秋元伊佐夫
今までこれだけ経験したんでもう店長をやることに興味はなかったですね。そう語るのは新店舗立川店の店長を任された秋元である。
彼の飲食人生での経験は群を抜いていた。高校卒業後に(株)大庄に入社。フレンチのシェフの元料理の修行が始まる。そこから7年間で料理長、店長、新店立ち上げ、マネージャーをも経験した。ある時、3ヶ月後に閉店が決まっているお店に敗戦処理として移動する事になった。負けず嫌いな秋元はそんな理由での移動に釈然とせず、スタッフを集めミーティングを開いた。そこで人生初めての土下座をし、力を貸して欲しいと伝えた。その熱量は伝わり、バイト自らボトルキープをしている人達に電話をかけ来店を促したりと、全員で売り上げに執着をした。
その結果、最終月に過去新売上を達成する快挙を成し遂げたのだった。その後も大手居酒屋チェーンを渡り歩き、そのどれもで結果を出し続けた。そして今、鶏ヤローへ。
しかしこれまでに飲食業界の仕事をほとんど経験した秋元にとって、これからまた店長をやるというモチベーションにはなれなかった。
そんな考えを改めるきっかけになったのが、山口店長の存在だった。秋元には娘がおり山口と同い年だった。そんな年齢でこんなに頑張っている子がいるのに、俺は何をのうのうとやっているのだろう。同じ土俵に立ち、やって見せなきゃいけない。
秋元に再び火をつけてくれた山口との出会い。今までの経験全てを注ぎ立川店を成功へ導く。
店長インタビュー
仕事について
Q. 鶏ヤローとはどんな会社?
A. 今までの会社と比べると自由。他の会社も社員が集まる機会はあったけどここはアットホームで居心地がいい。お店ごとにカラーがあってチェーン店の概念が変わった。
Q. 仕事でのこだわりは?
A. CS=ES=売上
お客様満足度だけ追及しても働いてる人が楽しくなかったら売上にならないし、それは逆もしかり。みんなが働きやすい環境を作るのが店長だと思っています。
Q. 店長として意識してる事は?
A. 笑顔と感謝を忘れない。
笑顔が無いと感謝をできないし、感謝が無いと笑顔になれない。
Q. 他の人に負けない強みは?
A. 20年以上のキャリアがあるのでみんなが経験していない経験をしてる事。
Q. 尊敬している社員は?
A. 野中さん、仕事に対して真摯だなと思う。マネージャー業務をしながら店舗運営の経験は僕もあるから分かるけど、絶対どっちかが疎かになっちゃうんですよ。でも誰よりも早く店舗に来てたり、そうゆう姿を見てすごいと思った。俺はこんなんじゃなかったなって。
伸太郎さん、あの自信はすごい。本当に鶏ヤローを体現してる。
Q. 自分に足りない所は?
A. SAに行かせてもらって自分の本気度が足りないと思った。
本気で自分がお店に対して愛情を注げていなかったなと思う。
Q. やりがいに感じる時は?
A. 今ですね。立ち上げは10年ぶりくらいで、アルバイトさん達の成長を見れるのが嬉しい。
Q. 今年の目標は?
A. まずは立川店を成功させて次のステージに行きたい。数字で言うと600万は売りたい。その忙しさを経験したらバイトの皆も自信になる。
Q. 今後どうなりたい?
A. 商品開発、店舗開発をしたい。60歳を目途に独立して悠々自適な暮らしをしたい。
プライベートについて
Q. 休みの日は何してる?
A. 寝てるか飲みに行ってる。高校の時の悪友と行ったり、立川のバイトの子とか、一人でも。
Q. 趣味は?
A. プロレス。高校の時にやってて、観るのもするのも好き。
Q. 社員旅行で行きたい所は?
A. 海外。昔、日本一周して国内はほとんどは行ったので。
Q. 和田さんとは?
A. 太陽。皆を明るく照らす元気の素みたいな
Q. 好きな漫画は?
A. ワンピースはガチ勢です。スラムダンクも好きで、高校2年の時に自分も赤毛の坊主にしたことがあります。
Q. 最後に一言
A. 40代の人の積極性をあまり感じない。僕たち世代はいろんな経験をしてるから絶対この会社にプラスになると思う。だから僕を見て「秋元さんが出来るなら俺も出来るでしょ」って思ってもらいたい。要するに
「諦めたらそこで試合終了ですよ」