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お気持ち表明


拝啓 僕のことを知っている人へ。


この度、日本人で初めてのFISM メンタル部門への挑戦権をいただきました。
日本のメンタルマジックを一身に背負ったような感覚です。


おそらく色んな事を感じてる方がいらっしゃると思います。




「頑張ってください」

と言ってくれる人




「気楽に行ってきなよ」

と言ってくれる人




「実力足りてない」

と、感じられてる人



「なんであいつが」

と、思う人





自分のことは自分が一番わかっています。

実力が足りてないことも
知識が足りてないことも
場数が足りてないことも
マジックに向いてないことも




僕はずっと背伸びをしてきました。

路上に出た時も
バーに所属した時も
コンテストに出た時と
ショーに呼んでいただいた時も


「自分にはまだ早いけど、一歩でも先に進まなければ」


前に進むという気持ちだけを、マジックを続ける原動力にしてきました。


実力と現状が見合わないと、ずっと感じながら
会社から帰ってきて、台本を組み、道具を製作し、

休日のほとんどをマジックに費やす生活を5年続けました。


こんな好き勝手な生活と、時間、お金の使い方を許して支えてくれた妻にはどう感謝すれば良いのか分かりません。


友人や、先輩に後輩
本当にたくさんの方に助けていただき、マジックを始めてから、この5年間過ごしてきました。



だかこそ、「初のメンタル部門だし、そもそも初のFISM ASIAだし今回は様子見」


のような参加にはしたくないのです。




また3年後行けばいい。


言語の壁、文化の壁、人種の壁


マジックだけではない、様々なものを乗り越えなければならないのに、


また次3年後。

なんて、そんな3年後来るわけがない。


今頑張れないのに、3年後に今以上のモチベーションで頑張れるわけがない。


実力も知識も場数も足りてない、マジックが下手なのも嫌というほど理解して、なお僕が目指すのは


FISM ASIA突破、FISM本戦です。


これから色んな人に、お願いをして
お時間を割いていただくことが増えると思います。

お願いします。
何もかも足りていない僕に、皆さんの力をほんの少し貸してください。


                      敬具

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