【まひまひ&まひとも向け】北海道コンサドーレ札幌のすゝめ
まひともの皆さん初めまして、鶏つくねです。
さて、この度にじJ1クラブコラボにおいて、私が応援する北海道コンサドーレ札幌というサッカークラブが雪城眞尋さんとコラボすることが発表されました。
コンサドーレサポーターの私は、「えっ!?人気絶頂のにじさんじのライバーがコンサドーレとコラボするんですか!?」と大はしゃぎ。他クラブのサポーターにも今回のコラボを楽しみにしている方を多く見かけました。
しかし、まひともを中心としたにじさんじファンの方々は「サッカーはよく分からんからなぁ...」と思っていることでしょう。もしかしたら、サッカーと触れること自体初めてだという方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、せっかくの機会です。サッカーもにじさんじに負けず劣らず面白いぞ!ということを分かってもらいたいということで今回は、サッカーや北海道コンサドーレ札幌がなんなのか、そして何が面白いのか、どこが魅力的なのか、分かりやすく発信していきたいと思います。
これを機に、まひともの皆さんにもコンサポになってもらいますよ!!カーとはなんなのでしょうか。
サッカーとは
まず、サッカーとはなんなのでしょうか。
超割り切って簡潔に伝えると、サッカーは「ボールを蹴り合ってゴールを狙う」スポーツです。雪城眞尋さんが配信内で「サッカーは分かりやすいよ」と言っていた通り、サッカーはとても観戦しやすいスポーツなのです。
今回覚えてほしいルールは7つだけ。簡単に主要なルールを紹介します。
サッカーにはそれぞれが受け持つ役割に合わせて、ポジションを振り分けられます。主にGK、DF、MF、FWという4つのポジションがあり、この4つのポジションの選手をどのように配置するかを決めたものをフォーメーションと言います。
このフォーメーションはどのポジションの選手を何人起用するか、どこに配置するかで決まります。例えば、コンサドーレはDFが3人、MFが6人、FWが1人の3-4-2-1というフォーメーションです。
どのようなフォーメーションを採用するのかで各チームに違いが生まれます。それぞれのチームが採用する戦術や所属する選手に左右されるので、フォーメーションには各チームの個性が表れているといっていいでしょう。
北海道コンサドーレ札幌とは
北海道コンサドーレ札幌は1996年に設立された「札幌市を中心とする北海道」をホームタウンにするサッカークラブ。赤と黒をメインカラーとし、シマフクロウをモチーフとするエンブレムを掲げています。チーム名のコンサドーレは道民を意味する「道産子」の逆さ読みとラテン語の響きを持つ「オーレ」を組み合わせたもの。ちなみに「オーレ」には「いいぞ」や「見事だ」というような喝采・激励の意味が含まれています。
コンサドーレのマスコットキャラクターはドーレくん。シマフクロウがモチーフで「頂点に羽ばたく翼」と「勝利を見据える眼光」をイメージされて作られました。ちなみに得意技はバク転。鳥モチーフのマスコットが集まって環境保全活動を行うJリーグ鳥の会では総務部部鳥を務めています。
ホームスタジアムは札幌ドームです。場合によっては厚別公園競技場で試合を行うこともあります。札幌ドームは世界で唯一のサッカー・野球兼用のドーム型スタジアム。厚別公園競技場は設備は古いものの、サポーターから"聖地"と崇められています。クラブカラーの赤と黒に染め上げられたスタジアムはとても圧巻なので、コラボ期間中に是非一度スタジアムまで訪れてみてください。
コンサドーレの歴史
1935年に東芝堀川町サッカー部として川崎市に創部。
1996年にJリーグチーム誘致を行っていた札幌SJクラブのはたらきかけに応じ、札幌に移転。チーム名もコンサドーレ札幌に改め、北海道初のプロスポーツチームとして生を受けました。
コンサドーレは長い間J1ではなくJ2を主戦場とするクラブでした。J1に昇格してもすぐ降格。2012年にはJリーグ史上最速の9月でのJ2降格が決まり、他クラブのサポーターからJ1とJ2を行き来するエレベータークラブとも揶揄されていました。
しかし、2013年に現Jリーグチェアマンである野々村芳和氏が社長に就任すると状況は一変。北海道に愛されるクラブを目指し、経営を立て直しながらサポーターや道民、パートナー企業のためになるような活動を積極的に行いました。小野伸二や稲本潤一などの世界を経験したビッグネームや東南アジアのトッププレイヤーを獲得するなどの知名度と競技レベル向上に向けた補強なども効果を発揮し、2016年にはJ2で優勝。2017年は11位でJ1残留を果たすと、2018年にはJリーグ屈指の名将であるミハイロ・ペトロヴィッチが監督に就任。それからは既に記した通り。J14位、ルヴァン杯準優勝などの結果を残し、もはや誰からもエレベータークラブとは言わせない、正真正銘のJ1クラブとして成長を遂げたのです。
コンサドーレのサッカー
北海道コンサドーレ札幌のサッカーを一言で例えるなら超攻撃的。ミハイロ・ペトロヴィッチ(通称ミシャ)監督が築き上げた攻守ともに攻撃的なサッカーは、観るものを引きつける不思議な魅力を持っています。
ミシャの戦術は超独特です。ボールを支配するパスサッカーの下、攻撃時には3-4-2-1から前線に5人のFWを配置する4-1-5に可変して攻撃を仕掛けます。ちなみに、この4-1-5にフォーメーションが変わる戦術をミシャ式と言います。さらに5人のFWに加えてMFとDFも攻撃に参加。人数をかけて押し込んで、ピッチを広く使いながら相手を揺さぶってチャンスを作るのです。Football LABによると、昨季のチャンス構築率はリーグ2位と秀でた数字を残しており、チャンスを多い見所のあるチームであることが分かります。
守備もまた独特なのがミシャスタイル。GK以外をマンマークする一人一殺戦術を採用。GK以外の全ての選手をマンマークしているので、理論上パスを受けられる選手がどこにも存在しません。つまり、相手から選択肢を奪い、自分達に優位な状況で守備をすることが可能になるのです。能動的に相手から選択肢を奪い、積極的に守備ができるこの戦術は、間違いなく攻撃的守備と言えるでしょう。
もちろんこれらの超攻撃的な戦術にはカウンターに弱いなどの数多くのリスクが存在しますが、ミシャはそれ以上にこの戦術によって得られるリターンを重視します。この戦術が機能した時の力は絶大で、当時12連勝していた川崎フロンターレにも2-0で快勝しました。しかし、その分リスクも大きいので、試合はいつも両チーム共に得点が多く入るシーソーゲーム。そのため、コンサドーレは見ていてワクワクドキドキする面白い試合がとても多いです。サッカーファンも口を揃えて、「コンサドーレのサッカーは面白い」と言っているので、是非一度試合を見てみてください。
きっと皆さんを楽しませてくれると思いますよ!!
コンサドーレの注目選手
コンサドーレには総勢30名の選手が所属しています。しかし、30人もいると誰を覚えればいいのか、誰に注目すればいいのか迷ってしまうでしょう。そこで、この項ではコンサドーレの注目選手を5人紹介します。
No.1 GK 菅野孝憲
北海道コンサドーレ札幌を支える守護神。身長179cmとGKにしては小柄ですが、ビッグセーブを連発してゴールを守ります。現在37歳とベテランの域に達していますが、衰えは全くありません。昨年はチームMVPに選ばれるなどまだまだ実力は十分。期待感溢れる選手です。
No.5 DF 福森晃斗
ワールドクラスの左足を持つ男。彼の足から放たれるパスは異次元の精度を誇ります。また、DFながら攻撃力の高さも魅力。守備力は高くないですが、それを補って余りある実力の持ち主です。また、FKがエゲツナイことでも有名なので、ぜひ下の動画を見てみてください。
No.10 MF 宮澤裕樹
北海道コンサドーレ札幌のキャプテンで背番号10。プロデビューから札幌一筋。今年で所属15年目を迎えるチームの大黒柱です。守備力に配給力、統率力に秀でた選手で、今年もその力は存分に生かす活躍を見せています。
No.7 MF ルーカスフェルナンデス
分かっていても止められない超キレキレのブラジル人ドリブラー。札幌では金子拓郎というもう1人の超キレキレドリブラーと双璧を成しています。彼のプレーは、間違いなく皆さんをワクワクさせてくれることでしょう。
No.45 FW 中島大嘉
北海道に留まらず、いまや日本中から注目を集まる機体の規格外FW。まひともの皆さんもまひまひが注目選手に挙げていたので、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。スピードやフィジカルを生かした推進力と利き足は頭と豪語するヘディングはトッププロを相手にしても抜きん出ています。5月にはパリ五輪を目指すU-21日本代表に選出されるなど、充実したシーズンの真っ最中。今年は中島大嘉から目が離せません。
また、彼ら以外にも日本のレジェンド小野伸二、大学生ながら日本代表デビューを飾った田中駿汰、海外クラブからも注目を集める小柏剛などの魅力的な選手がたくさん所属しています。ぜひ試合をご覧になって、自分の好きな選手を見つけてください!
試合の観戦方法
さて、サッカーとコンサドーレについてある程度詳しくなったところで、ここからはついに試合観戦について解説していきましょう。
サッカーの観戦方法は大きく3つに分けられます。それが、ハイライト、DAZN、現地観戦です。
ハイライト
ハイライトは厳密に言えば観戦とは異なります。にじさんじなどの配信者を見る方々にわかりやすく伝えると、ハイライトは試合の面白いシーンだけを集めた切り抜きです。本来90分かけて行われる試合を数分で観戦できるので、観戦に対してハードルを感じている方にはまずオススメしたい観戦方法です。
DAZN
これはDAZNという有料配信プラットフォームを使った観戦する方法です。値段は月額2980円と少しお高めですが、入会すればJリーグ全試合をパソコンやスマホ、テレビで自由に観戦することができます。見逃し配信もあるので、予定が合わないという方も安心です。
しかし、継続して観戦したいという方にはおすすめですが、一度試しに見てみたいという方には厳しい金額ですので、ハイライト動画や地上波で定期的に行われる無料放送を見た上で検討するといいでしょう。
現地観戦
現地観戦は試合が開催されるスタジアムに直接行って観戦する方法です。チケットを買ったり、現地に向かったりと、お金と時間がかかりますが、スタジアムには他では味わえないものがたくさんの魅力があります。試合前のイベントや魅力的なスタジアムグルメ、サポーターの生み出す雰囲気や熱気、選手たちの繰り出す華麗なプレー。声出し禁止などの観戦ルールの遵守こそ求められますが、下手なテーマパークに行くよりも十分楽しめると思います。
札幌ドームへの行き方や観戦の楽しみ方をまとめた動画
(すすきのジゴロウさんのチャンネルより参照)
チケットの買い方(Jリーグ公式サイト)
終わりに
ここまで北海道コンサドーレ札幌について解説してきました。
この記事を通してまひともの皆さんに伝えたいのは、興味を持つきっかけなんてなんでもいいということです。ニックネームが偶然選手の名前と一緒だったとか、ゲームで使ってた選手がいるからとか、配信をしてる選手から知ったとか。理由なんてなんでもいいんです。それこそ、好きなVtuberとコラボしてたという理由でもなんら問題はないわけです。なので、もしコンサドーレやサッカーが気になっているというのなら、恐れることなく飛び込んでみてください。ここで出来るのはそんな皆さんの背中をほんの少し押すことだけ。もし、このコラボからコンサドーレに興味を持つまひともがいるのなら、そしてそういった方が現れた時、この記事が理解の一役に立てるのなら、私としてはこれ以上嬉しいことはありません。
それでは、最後に一つだけメッセージを送ります。
みんなで一緒に、楽しみましょう!!
今回はご一読ありがとうございました。
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