就活についての所感
新学期が始まってはや1ヶ月。
新入生はまあまあ学校に慣れたころでしょうか。
筆者はもう受ける授業がないので就活に専念していましたが、ようやく一段落ついたのでこれで安心といった形です。
就活もまあまあ苦労しましたが、そのうち後輩に勧めておきたいこと、反面教師にしてほしいこと等がままありましたので、それについて雑に書きなぐっていきます。
1.志望職種を早くから決めろ
就活で一番大事なことがこれだと思います。
なんなら一年生のうちからもう決めといていいです。
というのも、就職するにあたっていちばん重要なのは、労働環境という最低限を除けば「自分がやる仕事」です。
業種ごと、業界ごとの雰囲気というのもそれぞれあると思いますが、どこであってもやる仕事は職種によって決まります。
その中で、自分がやりたい、やれそうな職種というのは早いうちに決定しておいてください。
特に文系で「営業とかやりたくない」って思ってる人は。
理系も文系もある程度「就ける職種」というのが決まっています。
会社によって全然文理問わないところもありますが、文系の大半はまず間違いなく営業職を基幹とした総合職でしょう。
管理(人事総務経理財務法務等)、未経験SE、公務員なども選択肢としてありますが、どうでしょう。自分が会社に就いてから、どれがしたくてどれがしたくないというのは決まっていますか?
どこの業界を選んでも、働く内容は業種ではなく職種で決まります。
そのため、就きたくない職に就かず、就きたい職に就くためにも、自分が就きたい職種は早いうちから決めてください。
別に職種とかどうでもいい、総合職でいい業界狙ってどこ配属されてもバリバリ働く、という人も普通にいると思います。
そういう人はともかく、絶対に営業は嫌だという筆者のような生粋のダウナーマンもおられることでしょう。
そういう人が確実にそれ以外の職種に就くとなると、職種別採用しかありません(公務員はスルー)。
この職種別採用、SEとかならまあまあ多い人数採用してくれるのですが、企業の管理部門となると採用人数も少なく、狭き門です。
若干名とか1名とかなってる場合もノーマルです。
そのため、いざ3年の後半あたりに「この職種行きたい」ってなっても、そこに就くための資格もアピールポイントも手に入れるには手遅れになっている場合があります。
それを防ぐためにも、早いうちから就きたい職種というのは決めておいてください。
そして早いうちから、その職種に就くための努力をしておいてください。
2.インターンは行けるなら行け
筆者は行きませんでしたが、普通に情報不足でした。
先述の内容から察せると思いますが、筆者は職種別採用を狙って就活していたので、むしろ活用するべきでした。
早期選考に乗り遅れないでください。
増やせる持ち駒は増やしておいてください。
3.ガクチカの内容考えておけ
学生生活を普通に送っていれば、基本的にこれに困ることはないはずです。
というのも、基本的にはサークル、ゼミ、バイトのことで事足りるからです。
しかし上記のうち、一つも語れるようなことがないのは困りものです。
どれでもいいので、自分が語れるような活動に参加するだけしておいて、きちんと喋れるようにしてください。
基本的には全部喋れた方がいいです。ESでガクチカを聞かれる以外に、面接で個別にサークルやゼミ、バイトの内容も聞かれます。
所属も活動もしていない納得できそうな理由があればいいですが、そうでないならとりあえず全部やっときましょう。
アピールの仕方やESの書き方は、経験がなければ書けませんので。
超早期のインターンでは書くことがないかもしれませんが、本当に書くことがない場合は無理に書かずにインターン参加してないでガクチカ増やしましょう。
4.求人サイトには早くから登録しろ
求人サイト、色々種類あります。
ノーマル就活サイト(マイナビ、リクナビ等)、逆オファーサイト(Offerbox等)、就活評判サイト(みん就、就活会議、Openwork、ライトハウス等)。
基本的にはもう早いうちから登録して、埋められるところはガッツリ埋めていきましょう。逆オファーサイトとかは、早ければ早いほどいいと思います。というか逆オファーサイトは全員早期に登録しましょう。
どうせ就活になったら全部使うので、ガッツリ登録しておきましょう。
就活会議あたりは別のエージェント会社に情報流されてクソみたいな電話が届くようになったりするので、大量の着拒の覚悟をしておくとよいでしょう。クソ電話の数を考えても手に入る情報には価値があります。
就活エージェントについてですが、まあ紹介会社の情報をきちんと調べられるなら全然利用していいと思います。後はもう後がなくなった4年後半あたりとか。
都立大の就活サイトについてですが、これもまあマイナビのように活用していけばいいと思います。キャリア相談室とか模擬面とかも、心配な人はガンガン利用するのがいいと思います。
5.色々面接を受けろ
模擬面ではなく、本当に応募して受ける企業の面接です。
滑り止めのものから下位志望のものまで、第1志望群より先にガツガツ受けてください。
そして雰囲気や手応え、どれだけ話せるかの確認というのをきちんとしてください。
模擬面では味わえません。
6.自分のことを考えろ
周囲の就活情報は集められるだけ集めていった方が得ですが、内定早期化だとか今の内定率何%だかという時勢の文句に焦りすぎないでください。
無論世間の潮流に置いていかれずに頑張ることも大事ですが、周りがどれだけ取ってるかとかより自分の内定のことだけ考えてください。
こんなところでしょうか。
就活についての情報は、早いうちからどんどん集めて、準備をしていった方が得です。
筆者は資格等を含めて3年の夏あたりから準備をして、3年3月あたりの本選考(選考をもう締め切っている企業も普通にある)から本格的にエントリーしたいわば「遅めの普通選考組」でしたので、個人的に後輩にはもっともっと早くから準備や就活をして、悔いのない……というか少ない就活をしてもらえたらなと思います。