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いよいよ最終話!仮面の内側

第38話から侍女怪人マーラ・カーラが登場して、はやいものでもう第51話。
ゴルゴム宮殿ともお別れです。

中盤は他の怪人たちが頑張って戦っており、侍女は宮殿で見守る体制が多かったですが、何のアクションもせず、なんの役割か、どんな地位だ、
ってコメントも多く見ましたが、途中からはそれは見ている視聴者さまの自由な先入観やご意見だなって受け入れてました。

それはカーラなりにシャドームーン様に仕えている心はそこに存在しているのだから。
誰になにを言われてもそれでいい、そう思わせてくれた数ヶ月でした。

当時、仮面をかぶった自分に葛藤もありました。
でもそんな自分とやっと向き合えて嬉しい気持ちでもあります。

最終話では埼玉県寄居町でのロケも体験。
当時、爆弾を取扱えるこの場所は特撮部隊で幅広く使われていました。
わたしも朝早く集合して東映大泉撮影所からスタッフ・キャストの皆さんとロケバスで向かい、宮殿から初めて別の場所での撮影に挑みました。

余談ですが、今回のシリーズで、何度見ても当時は何とも思っていなかった太もも全快なこのコスチュームに恥ずかしい、、と目を覆いたくなる瞬間が何度かありました!
若さって羞恥心すら拭える、うん、凄い、え、
いや、そんなこと思っている余裕なんて、なかったのかも知れないですね!

あと思い出すのはこのバトルホッパーの爆弾シーン。衝撃的でした。
今でも忘れもしない、あの温風、熱風。
離れて見ていても、もの凄い勢いで体に熱風がふりかかりました。
空を見上げたら黒いキノコ雲が浮かんでいて、
わたしの心の中は騒然としたことを鮮明に覚えています。

そんなロケの休憩中、ギャラリーの親子の方に、はじめて写真撮って下さい!とお願いされた。
休憩中の侍女たちは直ぐに竹で出来た赤いつけ爪を装着して親子を挟んでポーズ。
そんなとき、あー、これはカーラとの写真撮影。
いつか中のわたしと撮って欲しい、って言われる様になりたい!って強く思った、そんな仮面の内側の自分を思い出しました。
そして、今の様に携帯で簡単に写真を撮れる時代ではなかったので、生で撮っていただい写真はあの一枚きり無いということもずっと記憶に残っています。

さて、今夜で東映特撮YouTube Officialチャンネルでの仮面ライダーBLACK配信は終了。
この期間に起きた色々な出来事、ショップオープンに向けて多大なる影響があった心のうちをまた書こうとおもいます!

毎週水曜日22時更新
最終話か、、なんだか寂しい‼︎

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