第49講・1000年のおわりに
1999年も終わりに近づいてきました。今年は西暦1000年代のおしまいの年、この大夜逃げ学2回目の年末です。1年のご愛読に心よりお礼もうしあげます。
が、取立も大夜逃げ学も趣味でやってる取立人(^^ゞ昨年に引き続き、今年も「年のおわりに」を書いてすきなことをしゃべり、新年はキリのよい第50講からのスタートです(^^)
犬
この商売やっててよく出会うのが、お犬さんであります(^^ゞ
ふつう、「入ってくるな」という感じで吠えておりますが、あるお宅でのこと。取立人は、やっぱり吠えられております。
この家、売るつもりなので、物件の細かな様子を見たい。ということは、犬のいる玄関を突破せねばならん。
取立人は懐から拳銃を抜いて…ではなく、実地調査の際の犬対策用ビーフジャーキーを鞄から取り出し「ほれ」と、犬さんにさしあげました。万一使用しなくても、これはおやつ又はおつまみとして転用可能です。
そうやってお食事の最中はその場を離れておき、終わった頃にまた行くと
と、中へ入れてくれたりします(^^ゞ
クリスマス・イブ
「ぐしゃん!」「ち~ん!」取立人は、かぜをひいております(+_+)
よりによって晩がクリスマス・イブとゆー、最悪の環境でカゼをひいております。本来なら会社に来ないところですが、160万円も持参する男がおりましたので、出社しておりました。
会社のうわついた雰囲気にほだされ「まあ、クリスマスだしイ」と、昼のおかずに400円も出して買ってきた鮭の缶詰を開けていると、債務者がやってきました。
やはり、かぜひきでカネ勘定はよくありません。
とうとう、検数機をもちだして福沢諭吉様ご一行160名様を確認。領収書を発行いたしました(^^)
領収書
こうして、債務者は寒風ふきすさぶ街へ出て行きました。
しかし、街はクリスマスの飾りでにぎわっております。債務者の後姿に、とっても人生の悲哀を感じた取立人でありました(^^ゞ
借りてはいけない
という、商工ローンたたきの本が出回っておりますが…カネを貸す方がわるいのか?カネを借りるやつが悪いのか?
どっちも同じようなもんです。
飛ぶの知ってて貸すのも悪いといえば悪いかもしれませんが、それ以前に払えない借金するやつは、もっと悪い。払える借金をする分には、どこから借りても大差はありません。払えないのに、ウダウダこいてるから、やられるのです。
払えないんなら、とりあえずその会社はあきらめて破産するなりなんなりして、ほとぼりが冷めた頃またやりゃいいんです。借りてはいけないのではなく、あがいてはいけないのです(^^)
昔の大夜逃げ学
第1講がアップされてからちょうど1年半たちました(^^)
電車と飛行機のページの「おまけ」に入れてあったせいか、あまり読んでくださる方もおらず「こりゃあ、うちのページ最大の不良資産だなあ!」と思い、少ししたら解約しちまおうと思っていたInfoweb(現@NIFTY)のサーバへ移転させました。
移転当初。今では跡形もありませんが、移転から2ケ月程度はトップページにアクセスカウンターがあり、1ケ月目のアクセスの伸びが1週間で4などということもあり、そのうち3回は自分で踏んでおります。こんな、見事な不良資産ぶりを発揮していた時期もありました(^^ゞ
年のおわりに
さて。1999年の更新、つまり西暦1000年代の更新はこれで終わりです。1年間、ご愛読いただきましてありがとうございましたm(__)m
みなさん、よいお年をお迎えください。そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。