見出し画像

完全無料 G1 阪神JF 最終見解

G1 阪神JF

最終見解

2歳世代最初の2歳G1である阪神JF。
昨年はソダシが当レースを制し、その後クラシック戦線を大いに盛り上げてくれた。

このレースにおいて最も重要となるのは

過去の好走データ?
ローテ?
調教?
血統?

G1において上記のポイントはどれも必要な要素であり、毎レース様々な面白い予想が生まれるのだが『阪神JF』において最も重要となるのは違うと俺は考えている。

阪神JFにおいて俺が最重要としているのは

『素質』

これに尽きると思っている。

デビュー間もない子達のレースという事もあり、毎年のように違うレースになりやすい阪神JF。

戦歴が浅い馬達で行われるG1という事もあり

脚質が定まっていない馬

適正距離が定まっていない馬

まだ血統の特色が開花していない馬

このようなメンバー構成で行われるG1、過去の傾向にとらわれすぎるのは危険なレースだと思っている。

ただ1つだけ頭において置かなければならないのが『ペース』だ。2歳のデビュー間もない競馬を覚えきれていない馬達で行われるG1という事もありペースが必然と早くなる。

馬が若いがゆえに『我先に』と行きたがってしまう馬が多いからだ。

その為に、2歳G1とはいえレースの質として『高いレベル』のレースになりやすいのは事実であり、そうなった上でやはり当レースにおいて最重要となるのは

『素質』

だと俺は思っている。

クラシックや古馬G1のように各馬の特色が出ているメンバー達ならいつものようにある程度の比較を書けるのだが2歳G1でそれが通用しない。

だからこそと強気には言えないが

『2歳G1では素直に1番強いと思った馬を本命◎にする』

と俺は決めている。

その為、仲間の皆を納得させられる予想を書ける自信が今回はあまりない。

参考程度に目を通してもらえると有難い。

◎17 ナミュール

前走の赤松賞はアカイトリノムスメ、アパパネ、ダンスファンタジア、クロコスミア、マウレアなど数多くの活躍馬を多く輩出している1勝クラスの名レース。

その赤松賞の内容がとにかく素晴らしかった。

歴代の赤松賞で1分33秒台で走破した馬は過去にナミュールしかおらず、ある程度の時計が出る馬場だった事を考慮したとしても同時期に開催された毎日王冠、富士S、東スポ2歳Sなども『超高速馬場』ではなく、かつ9頭立ての少頭数のレースだった事も考えると1.33.8の走破時計は非常にレベルが高いレースだった。

冒頭にも話したが、2歳の若駒達で行われるG1がゆえになる『ペースが早くなる』という点で他の出走馬がHペースを未経験の馬が多い中、赤松賞で経験できた最初の1F以外全て11秒台のHラップを経験したのは大きなアドバンテージになる。

土曜に行われた2歳戦『エリカ賞』でレースレコードが出たようにペース次第で時計が出る馬場状態の今の阪神競馬場において赤松賞での経験は大きなプラス要素になる。

また鞍上のC.デムーロも阪神1600mのG1では阪神JF(ダノンファンタジー)、桜花賞(アユサン)で2勝と間違いなく得意としており、若駒の牝馬戦を勝っているという点からも期待してしまう。

しかしながら

初右回り

中2週ローテ

8枠

と不安要素がない訳ではない。

しかし、今回の出走メンバーの中で1番強いのは ◎ナミュールだと俺は思っている。 

C.デムーロ頼んだぜ!!

いいなと思ったら応援しよう!