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6/26(日) 宝塚記念 全頭血統診断+最終見解
宝塚記念の全頭診断+最終見解を書かせてもらいました。
好メンバーが揃い非常に難解なレースとなった為、自信があるとは言えませんが精一杯書かせてもらいました。
宜しかったらご覧下さい。
1枠1番 オーソリティ
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母ロザリンドはエピファネイアの全妹にあたるシーザリオ一族の良血馬であり、父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスは昨年のチャレンジCを制したソーヴァリアントなどがいる相性の良い配合でもあります。
機動力、持久力、底力に優れた血統構成であり、先行する競馬を得意としているので宝塚記念のような舞台は合いそうにも思えますが、東京芝で(3-2-0-0)と好成績を残している完全な東京巧者の1頭です。
これは東京のような大箱コースが得意としているのは戦歴を見れば間違いないのですが、オーソリティが成績を残したジャパンC、アルゼンチン共和国杯、青葉賞などのレースは『スローペース』になりやすいレースというのがオーソリティが東京芝で成績を残す1番の要因だと個人的には考えています。
実際にオーソリティが成績を残しているレースはほとんどがスローペースのレースであり、今回の宝塚記念でパンサラッサが作り出すであろうレース展開からスローペースは正直、想像しにくいので当レースに関しては適性外と判断し軽視したいと思えます。
評価は『消し』です。
1枠2番 アフリカンゴールド
![](https://assets.st-note.com/img/1655981496467-SpPUO4fDQ9.jpg?width=1200)
アフリカンゴールドは父ステイゴールド×母父Gone Westの配合らしい馬であり、母系のGone West、デインヒルからくる素軽いスピード力で先行し、父ステイゴールド譲りの持久力で粘るというのがアフリカンゴールドの良さだと思います。
しかしながらG1の舞台となると実績面、血統面からしてもワンパンチ足りない感は否めず、近走好走した京都記念、中日新聞杯はともに『スローペース』だったという点も今回パンサラッサが作り出すペースとは異なる点から適性外のレースになると考えています。
評価は『消し』です。
2枠3番 メロディーレーン
![](https://assets.st-note.com/img/1655981582125-TJ1NfhFnCu.jpg?width=1200)
今回上位人気に支持されているタイトルホルダーの半姉となるメロディーレーン。
タイトルホルダーとは違い、父はオルフェーヴルとなりますが母系の『タフさ』はタイトルホルダー同様に受け継いでおり、父もサンデー系の中ではスタミナ、馬力面といったタフさに優れているオルフェーヴルと相性の良い配合だと思います。
350kg台の馬体重という事もありマラソン選手のような馬ではありますが、今年の宝塚記念はパンサラッサが作り出す早い流れ+良馬場+フルゲートという例年とは少し違う宝塚記念になると考えており、例年の宝塚記念で求められるタフさとともに早い流れに対応するスピード力も求められるレースになると思っています。
スピードという面では明らかに劣るメロディーレーンがスムーズに追走できるイメージは沸かず、厳しい戦いになると考えています。
評価は『消し』です。
2枠4番 エフフォーリア
![](https://assets.st-note.com/img/1655981777398-7pxbdZXIW9.jpg?width=1200)
実績には間違いなく現役最強クラスであり、このメンバーにおいても実績だけなら1枚上の存在でしょう。前走の敗因については『調整ミス、初輸送、ゲート内でのアクシデント、Hペース』など様々な意見が出ていますが個人的な意見としては古馬になってから陣営がよく発言する『ズブさ』が出てきた事により、機動力が重要視される小回りコース、前走の大阪杯ではジャックドール、そして今回のパンサラッサのような絶対的逃げ馬が作るHペースに対応しきれなくなってしまったという可能性があると思っています。
エフフォーリアが最も強い競馬をみせたのは間違いなく天皇賞(秋)であり、天皇賞(秋)、ダービーのようにスローに流れ脚を貯められる後傾ラップでこそエフフォーリアの実力が100%発揮されると考えているので今回の宝塚記念のようなレースにおいて素直に信頼は出来ません。
血統的には非常にバランスのとれた血統構成で良くも悪くも『弱点が少ない』というのがエフフォーリアの良さだと今までは思っていましたがエピファネイア(ジャパンC)シンボリクリスエス(天皇賞秋、連覇)シーザリオ(オークス)、スペシャルウィーク(ダービー、天皇賞秋、ジャパンC)、ハーツクライ(ダービー2着、ジャパンC2着)と東京芝でのG1で素晴らしい戦歴を残してきた名馬達がエフフォーリアの血統表に含まれていると考えると東京芝がベストの舞台というは間違いないと個人的には考えています。
また『ズブさ』という点が、今回着用してくるであろうブリンカーでどれだけ克服されるかは分かりませんがパンサラッサの存在によりエフフォーリアが好む『後傾ラップ』にはなりづらく100%の力は発揮出来ないと判断したので今回は強気に『消し』評価とさせてもらいます。
補足ではありますが、『ズブさ』という点から宝塚記念では『消し』評価とさせてもらいましたが、決してエフフォーリア自身が終わったなどとは思っていません。
今年の宝塚記念において『ズブさ』という面があまりに大きなマイナスになってしまっただけであり逆に東京芝への適正というのは昨年より上昇しているのではないかと個人的には思っています。秋の東京開催では余程の事がない限り迷わず印を打つつもりです。
3枠5番 アイアンバローズ
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父オルフェーヴルに母父は芝中距離G1(2000m〜2400m)3勝のRoyal Anthem(Nureyev系)、母母父はRed Ransom(Roberto系)とスタミナ+馬力面に優れていて近走好走しているレースが阪神大賞典、ステイヤーズSといった3000m超えの長距離戦というのは納得です。
例年の宝塚記念によくありがちな傷んだ馬場+雨の影響という『馬力、タフさ』が求められるレース質なら穴としては面白い馬になりそうでしたが、メロディーレーンの見解でも書いたように今回はパンサラッサという逃げ馬+良馬場といったスタミナだけでなくスピードも求められるようなレース質になると想定しているのでその点に関しては大きなマイナスとなりそうです。
評価は『消し』です。
3枠6番 タイトルホルダー
![](https://assets.st-note.com/img/1655981830945-ydaPQSEyKY.jpg?width=1200)
タイトルホルダーに関しては既に説明不要かもしれませんが、菊花賞、天皇賞(春)のレースぶりをそのまま血統表にしたような『スタミナ、馬力、底力、タフさ』という面に関してはズバ抜けた血統の持ち主です。
Nureyev≒Sadler`s Wells 5×4
Mill Reef 6×4
これだけ欧州の馬力面が強調された配合の為に、自ら逃げて持久戦に持ち込むというのがタイトルホルダーの得意としている競馬なので他の馬にペースを作られた際にはなかなか持ち味が活かす事が出来ません。
『タイトルホルダーは逃げなければ勝てない』というのは様々なところで言われていますが、今回はパンサラッサという強烈な逃げ馬の存在によりほぼ逃げる事はないと考えています。しかし、今回の宝塚記念ではおそらく逃げる事はありませんが過去の逃げれなかった時と大きく違う点は『パンサラッサの逃げはタイトルホルダーが好む持久戦』になるという事です。
パンサラッサが福島記念、中山記念でみせた57秒台のハイラップでの逃げというのは近年の重賞においてほぼ見ることはなくなった飛ばすだけ飛ばして直線でセーフティーリードを保ち粘るといった近年では珍しいタイプの逃げ馬です。つまりペースが緩みにくくハイラップを刻まれ続けた後続の馬達も自然と持久戦を強いられる事になります。
ここでタイトルホルダーには2つの流れが想定出来ます。
1.パンサラッサのセーフティーリードを直線に入る前に自ら動き距離を縮めていき究極のロンスパ戦に持ち込む。
2.パンサラッサのセーフティーリードを落ち着いて見ながら他馬とともに徐々に押し上げていき2番手から差しに構える
結論から言いますが2のパターンを和生騎手が選択した場合、かなり高い確率で着外になるだろうと考えています。
まさに有馬記念のようなレースになり後続の馬達にあっさりと差されるでしょう。
1のパターンというのは本来、自滅行為のようにも思いますがタイトルホルダーの持久力を最大限に活かすにはレースの流れを壊すぐらいの覚悟で自ら動き出し『究極の持久戦』に持ち込めさえすればタイトルホルダーが突き抜けるだろうと思っています。
しかし、人気馬に騎乗する横山和生騎手がそこまで強気な競馬が出来るのか?という事になりますが…持久戦に持ち込まなければ2200m戦では厳しいと騎手、陣営からしても理解しているでしょうしタイトルホルダーは個人的に大好きなので和生ならやってくれると信じています。
今年の宝塚記念の◎はタイトルホルダーです。
予想を出している立場で多少、私情を挟んでしまいましたが、真面目に予想した結果このような形になりました。
仮に『和生が攻めなかった場合』や『いやいや和生には無理だよー』と考える方は◯、▲の馬を参考にしてもらえると有り難いです。
4枠7番 デアリングタクト
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父エピファネイア×母父キングカメハメハ+母母父サンデーサイレンス
サンデーサイレンス 4×3
Sadler`s Wells≒Nureyev 4×5
Northern Dancer(Sadler`s Wells、Danzig) 5×5
と馬力、瞬発力、スタミナ、底力と現代の中央競馬の芝レースにおいて文句の付けようがないバランスがとれた完璧な血統構成だと思います。
1年ぶりとなった前走ヴィクトリアマイルは適性外のマイル戦だったのにも関わらず道中は6番手とマイルの流れにも対応し、直線では一瞬『おっ!?』といった手応えをみせてくれました。
今回は1本叩いてからの適性距離での2戦目という事で大幅な上積みは見込めるでしょうし、持久力だけでなくスピードも求められるハイレベルな1戦においてこれだけバランスの取れたデアリングタクトを評価しない理由がありません。
ただタイトルホルダーの想定される2つ展開のうち、1の場合の『究極の持久戦』といった極端な展開になると少々分が悪い印象がありますが、2の展開になるのなら1番勝ちに近い馬だと評価しています。
しかしながら◎タイトルホルダーという事で1の展開になってもらいたい願望が強いので評価はあくまでも▲までとさせてもらいます。
4枠8番 ステイフーリッシュ
![](https://assets.st-note.com/img/1655982293515-mMhRDmGZh8.jpg?width=1200)
ステイゴールド×母母父Silver Hawk(Roberto系)と先程解説したアイアンバローズと似たような血統構成というだけでなく、ここ2戦の海外での長距離戦への適性の高さを見るとアイアンバローズ同様に評価はしにくいです。
評価は『消し』です。
5枠9番 マイネルファンロン
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ステイフーリッシュ同様、父ステイゴールド×母母父ブライアンズタイム(Roberto系)のマイネルファンロン。
妹には3/4同血のオークス馬ユーバーレーベンがいますが、アイアンバローズ、ステイフーリッシュと同様に例年通りの宝塚記念なら穴としては面白い存在だったかもしれませんが、今年の宝塚記念のようなレースでは狙いにくいです。
評価は『消し』です。
5枠10番 ヒシイグアス
![](https://assets.st-note.com/img/1655982391983-pvbJkxbCW6.jpg?width=1200)
母ラリズはアルゼンチンの短距離路線で活躍した馬であり芝1000m重賞を制している母です。母父Bernsteinもスプリント重賞馬であり父ハーツクライとスプリント色の濃い母系の配合になります。
ハーツクライ×米国系の馬なのでスピードを活かした競馬を得意としているので小回りコースへの適正も高く、阪神内回りコースへの適正も高そうな1頭です。
延長ローテを好むハーツクライ産駒ではありますが、ヒシイグアスのようにスピードを活かす競馬を得意としている馬は基本的に延長ローテを好みません。
長期休養明けの天皇賞(秋)での5着、初の海外遠征となった香港Cでの2着、大阪杯では内有利の馬場の中、外を回りながら4着と近走のレースぶりからは上位陣に食い込むのは『この馬なのか』と考えいましたが、阪神2200mという舞台でヒシイグアスの母系はあまりに軽すぎるという点が最後まで不安要素として大きく、実力的には面白い馬だとは思いますが今回は印がまわらなかったです。
評価は『消し』です。
6枠11番 パンサラッサ
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父キングカメハメハ系×母父Montjeu+母母父Shirley Heights系と血統構成の系譜だけで見ると3/4の系譜がタイトルホルダーと同じ構成のパンサラッサ。
Montjeu+Shirley Heightsと『持久力、馬力、タフさ』には非常に優れた母系ですがパンサラッサの場合は更にSpecial、Thatchの全兄弟クロスを内包しており非常にタフな母系と言えるでしょう。
母系の良さを引き出すロードカナロア産駒ではありますが、この馬の血統表を見る限り1000mを57秒台で逃げるスピードはロードカナロア譲りのスピードとしか考えられません。逃げという脚質やタイトルホルダーと似ている血統構成で一見長丁場もこなせそうですが適性距離も1800mがベストとロードカナロアの影響を強く受けている珍しい1頭だと個人的には考えています。
今回も間違いなく単騎逃げとなるでしょうが陣営も不安視している2200mという適性距離ではないという事と距離が伸びた際に今回の出走メンバーは2200m以上のG1での『持久戦』で結果を残している『スタミナ、馬力面』ではパンサラッサ以上の器を持っている馬が多数いるというのはパンサラッサには厳しいメンバー構成でのレースになりそうです。
1800m戦でのこの馬の強さは『現役最強クラス』だと思いますが、今回の宝塚記念ではベストではない距離+後続からマークしてくる馬達が持久戦を得意としている点などから印は打たない結論となりました。
評価は『消し』です。
6枠12番 ウインマリリン
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父スクリーンヒーローに母父はケンタッキーダービーを制したFusaichi Pegasus(ミスプロ系)と特徴はそこまでない血統構成ではありますが、バランスの取れた配合であり中山、東京といった全く異なる舞台でも安定感して走ることが出来るというのがこの馬の良さだと考えています。
しかしながら調子を崩してからのここ2戦では持ち前の『安定感』とは程遠い結果となっており、メンバー構成的にもレベルの高いメンバーとなった今年の宝塚記念においては流石に評価することは出来ません。
評価は『消し』です。
7枠13番 アリーヴォ
![](https://assets.st-note.com/img/1655982553404-k4rhpv05vt.jpg?width=1200)
母父Harlan's Holiday(Storm Cat系)は20年の宝塚記念で12番人気ながら3着と激走したモズベッロと同じ母父です。
持続力が求められる小倉が得意という点、その小倉で良〜不良の馬場を経験し結果を出している点、前走の大阪杯ではG1の流れに対応し3着と好走している点など臨戦過程としては十分評価して良い1頭だと思います。
しかしながら母父は米国系のHarlan's Holiday、そして母母のターシャズスターは系譜で見ると父Unbridled×母父in Realityとの配合と母系は米国色が非常に濃い血統となっています。今年の宝塚記念はパンサラッサが作るペースの影響で例年よりスピードが求められるという点ではプラスに働きそうではありますが、宝塚記念の本質であるペースが緩みにくいコース形態から持続力が問われるロンスパG1においてアリーヴォは他のメンバーに比べて持続力が乏しい印象を血統面からは受けます。
またヒシイグアスと同様でアリーヴォのようなタイプの馬も延長ローテは基本的には不向きであり、アリーヴォ自身の戦歴を振り返っても延長ローテで着順を上げたのは新馬戦→未勝利戦の1回限りでその他の延長ローテの際には前走着順を下回る結果を残しています(逆に短縮ローテ時は100%勝っているというのも印象的です)
アリーヴォもヒシイグアスと同様に今回穴人気しそうな馬ではありますが、血統面から明確な不安点が出ている以上、自分としては印を打つことが出来ません。
評価は『消し』です。
7枠14番 キングオブコージ
![](https://assets.st-note.com/img/1655982621073-ocNY2BCntr.jpg?width=1200)
父ロードカナロア×母父Galileo(Sadler`s Wells系)といった血統配合のキングオブコージ。
Nureyev≒Sadler`s Wells 5×3
Storm Bird 4×5
といったNorthern Dancerが非常に濃い血統となっており、特に『Nureyev≒Sadler`s Wells』が目立つ構成となっているので非常に重めの血統と言えるでしょう。
その反面スピード不足は否めず、良馬場開催でのパンサラッサが作るHペース+内回りコースとなると後方一気は難しいと思います。
評価は『消し』です。
7枠15番 ディープボンド
![](https://assets.st-note.com/img/1655982674842-kRKAY43E3m.jpg?width=1200)
天皇賞(春)では2年連続で悔しい思いをしているディープボンドではありますが、血統的にはタイトルホルダーほどステイヤー気質ではなく、むしろ2400m前後の中長距離がベストだと個人的には考えています。
Lyphard 4×5
のクロスを内包しているだけでなくStorm Cat、NijinskyなどのNorthern Dancer色が濃い血統構成で長丁場において必要な『機動力、持続力』などに優れている反面、エンジンのかかりが遅いところや、瞬発力が乏しいところを考えると必然的に東京のような大箱コースにはどうしても向かず使えるG1は天皇賞(春)、宝塚記念、有馬記念ぐらいに限定されてしまいます。
今年の宝塚は持久力が試されるだけでなく、道中のハイペースへ対応するスピードが求められ非常にハイレベルなレース質になると考えています。
マイル戦で求められるようなスピードは流石に兼ね備えてはいませんが父ディープインパクト系×母父キングヘイローといった血統構成上、2000m以上のレースで求められるスピード能力は十分対応可能であり、タイトルホルダーほど見解で書いた2つの展開においてどちらの展開になろうが1番堅実に馬券内に来るのは◯ディープボンドだと思っています。
8枠16番 グロリアムンディ
![](https://assets.st-note.com/img/1655982739205-2d7H3HtwDK.jpg?width=1200)
父キングカメハメハに母父Red Ransom(Robert系)、母母父のラインにはRahy(Blushing Groom系)と重厚な配合のグロリアムンディ。そして何より
Sex Appeal 5×4
というのが印象的な馬です。
Sex Appealのクロスというとアーモンドアイ(3×6)を彷彿させますが、重厚な血統配合を活かしたダート替わりで成功した近走を見る限り、いきなりの芝G1レースにおいてはスピード不足は明らかだと思います。
評価は『消し』です。
8枠17番 ギベオン
![](https://assets.st-note.com/img/1655982795000-WWN9QCaIiU.jpg?width=1200)
父ディープインパクト×Awesome Again(Vice Regent系)は非常に相性の良い配合でこの後解説するポタジェと同じ配合です。
また母父はGhostzapperはドレフォンの母父でもあり、in Reartyを内包している事からもディープインパクトに米国色を加えた血統配合でディープインパクト産駒における主流の組み合わせといっても過言ではありません。
しかし宝塚記念というのは阪神内回り2200mといった特殊なコースレイアウトで行われるレースである為に主流血統であるディープインパクトインパクト産駒は過去10年で勝ち馬はマリアライトのみと他のG1と比べると成績を残せていません。過去にはサトノダイヤモンド、ステファノス、アルアイン、マカヒキ、ワグネリアンなど主流の組み合わせのディープインパクト産駒がことごとく結果を残せなかったのが宝塚記念というレースですの特徴でもあります。
近走の実績、血統面からは推すことは出来ません。
評価は『消し』です。
8枠18番 ポタジェ
![](https://assets.st-note.com/img/1655982850012-DpnbssqNVd.jpg?width=1200)
ギベオンと似たような血統構成なので話したい事は同じなんですが、ギベオンの解説の際に宝塚記念で負けた馬として挙げたステファノス、アルアイン、ワグネリアンは大阪杯で結果を残しており、今年も1着ポタジェ、3着レイハパレとともに『父ディープインパクト×母父Vice Regent系』の2頭が結果を残しました。
大阪杯でのディープインパクト産駒の相性を考えるとポタジェ自身の大阪杯での血統適正は非常に高いレースだったといえ、宝塚記念のように『ディープインパクト産駒不振』の傾向が強いレースにおいて前走以上のパフォーマンスを出せるとは考えにくいです。
今年の宝塚記念はパンサラッサが作るHペースによって例年と異なる傾向が出ても不思議ではないレースにはなりそうですが、ポタジェに印を打つという評価は個人的には考えられなかったです。
評価は『消し』です。
最終見解
◎タイトルホルダー
◯ディープボンド
▲デアリングタクト
この3頭を今年の宝塚記念における推奨馬とさせて頂きます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。