6/12(日) 平場予想
東京1R
◎10キョウエイパーリオ
土曜の夜中〜日曜の朝まで雨予報ということなので日曜の東京ダートは脚抜きの良い馬場になるだろうと想定しています。
キョウエイパーリオは物凄く単純な馬であり『スタートがあまり上手ではない→直線大外ぶん回す→届くか届かないか?』といった馬で、その脚質から『脚抜きの良い馬場』でないとレースにならないという特徴があります。
今回はスタートが上手くないこの馬にはベストな外枠+直線でごちゃごちゃしにくい少頭数+脚抜きの良い馬場とこの馬の能力を引き出すには十分過ぎるぐらいの要素が揃っています。
実績的に人気上位の馬達が強そうではありますが、脚抜きの良い馬場になった際に持ち時計などの比較しても十分食い込める要素は揃っていると判断したので人気はない馬ではありますが推奨したい1頭です。
◯4ホイットニー
▲8リトルポピー
☆9エターナルプライド
東京2R
◎10コウソクブラック
兄には芝重賞で活躍したアウトライアーズがいますが母ウィストラムは現役時代は左回りのダートコースを得意としていた牝馬でした。
父がフレンチデピュティというだけでなく母父はWild Againの父であるIcecapadeと非常にダート色の濃い血統配合の母ということでコウソクブラックが芝→ダートの初戦で結果を残したのは必然といっても良いのかもしれません。
またコウソクブラックの場合、父がサンデー系のキタサンブラックということで素軽さが増し、前走のような『脚抜きの良い馬場』は得意の舞台のはずです。
前走は新馬戦以来の4ヶ月ぶりのレースでしたが今回は叩き2戦目で雨の影響を受けそうな馬場というだけでなく外枠に入れるなど前走以上のパフォーマンスは十分見込めると思っています。
ここは圧倒的1番人気になりそうですが素直に信頼したいです。
◯3アオカミ
▲1ハリウッドフェーム
☆8アルカンサス
函館3R
◎1オクシデンタル
父はユニコーンライオンの父でもあるNo Nay Never。Scat Daddy×Gone West系というスピードを全面的に主張した血統配合のNo Nay Never産駒だけにユニコーンライオンのような『逃げ』という戦法を得意としている産駒だと思います。
土曜の函館でのレースを振り返ってもダート1000m戦は完全な前残り決着となっており、このレースにおいてもどの馬が逃げるのか注目が集まることでしょう。
オクシデンタルは前走、東京ダ1300mで惨敗だったもののオールダートコースである東京ダ1300mでハナを取れた事は評価すべきポイントです。
また前走は6ヶ月ぶりのレースで息が切れてしまったと陣営もコメントを出していて今回は上積みが見込める2戦目。
自分のペースで行ききれればチャンスは十分にあると思います。
◯3エバニスタ
▲10 バオバブスピリット
☆9タイコネン
函館7R
◎5ニシノアナ
戦歴からするとこの単勝オッズは過剰人気だと思います(記事製作中の単勝オッズ5.7倍)
しかしながら『圧倒的に前残り』である函館ダ1000mということを考えると、前走の東京ダ1400m戦でみせた『テンのスピード』の速さは非常に魅力的に見えてしまいます。
オールダートコースで差しが決まりやすい東京ダ1300.1400mを逃げて惨敗した馬がダ1000m戦で逃げ粘るというのはダート1000m戦においてよくあることです。
また『米国系×米国系』の種牡馬ドレフォンに母母のラインにはUnbridled(Mr. Prospector系)と4代内の¾が米国系の配合と持ち前のテンのスピードの速さと血統面からの裏付けもできていて多少の過剰人気にはなってしまいますが、人気になるのも納得の1頭です。
◯9ダンスウィズジョイ
▲12サウンドブライアン
☆8ユスティニアン