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禊ぎ
こんばんは。
みなさま、お疲れ様です。
昨日から夏季休暇中の鶏そぼろです。
今日は海に出かけました。
その帰りの電車に揺られています。
誰もいない海。
コロナの前から海の家も建たず、ライフガードもいない海です。
夢か現実かわからなくなるような海岸線。
日陰がないので、溺れたって、熱中症になったって誰も気がついてくれない。
半ばそれでもいいかなとか、思いかけたけど。
波が寄せるあたりの砂の上に仰向けになる。
波がするすると首の下を冷やすようにくぐっていく。
私を沖の方に向かって引き込むぐらいの力で波が離れていく。
その繰り返し。
身を任せてお日様をただ仰いでいただけ。
起き上がって、遠い水平線、青い空をじっと見ていたら、もっと生きたいなと思った。
仕事しんどい。妹の行く末はどうなるか。
いろいろ悩みがある。
でも、生きたい、と思いました。
海はただそこにある。
暑さに耐えかねて、持ってきたペットボトルの水を頭からかぶり、体がびっくりするほど冷える。
ぼっとしていた体が目覚めた感じがした。
生きているんだな、と実感した。
ありがとうございます。