電子書籍 VS 紙の本――今だからこそ分かる本質的違い

私は図書館大好きマンなので必然的に紙の本を読みます。

はじめに


Kindleがアメリカで登場してから15年ほどが経った。日本語版が登場した2012年前後から、国内でも電子書籍と紙の本の比較・検討は行われ続けている。
しかし現在、VRをはじめとするITの進歩により、今までの議論は過去となりつつあると私は考える。
そこで今回、2023年現在の状況をもとに、紙の本と電子書籍の特徴と相違点を改めてまとめ、そこから電子書籍と紙の本、それぞれの固有な性質を考えようと思う。

うそですけど。

電子書籍


私はほとんど使いません。漫画も小説も読まないので、大衆向けに提供されがちな基本無料電子書籍サービスの集客対象から外れてるんですよね。
ただ論文とか辞書(コトバンク/Wikipedia)とかは大抵ブラウザで見るので、電子書籍はその延長にあるものだと認識しています。

電子書籍の一番のメリットはそれが電子データであることだと思うんですね。検索ができて、コピペができて、物質として存在しない。どれも大量の文献を当たろうと思うと非常に便利な特性ですよね。

紙の本


図書館人なので読み物はもっぱらこっち。電子書籍の貸出とか意味わからないし。それは無料公開じゃんね?
教科書・参考書みたいな大量の情報がある冊子だと物理的なものの方が便利ですよね、PDFデータにすると容量とページ的扱いにくさがとんでもない。

紙の本のメリットもやはり紙の束としてそこにあることですね。付箋を貼って簡便にページにアクセスできて、直観的な分類ができて、読み飛ばせる。特にどれも感覚的に、直感的にできるのが良い読書体験の基礎になります。

雑記


紙の本でF3から文字列を検索できねぇもんかな、と思っただけの記事です。
あとコピペもさせてほしい。そんな大学生。

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