音楽未経験一音ゲーマーがDJ(と作曲)はじめて半年経ったらどうなるんですかっていう話
※当記事は
「Anti-Aging Record Advent Calendar 2024(https://adventar.org/calendars/10527)」の12/22の記事となっております。
皆さんこんにちは。とりかかです。2024年から晴れて大学1年生となり、そのままAARに所属し15期生としてやらせてもらっています。
タイトルにもある通り、私はAARに所属するまで音楽理論作曲DJ等々まっっっっっっったく縁のなかった一音ゲーマーであり、AARに所属することで激変した私の生活環境をつらつら書いていこうと思っております。長文にはなりますが、どうか見ていってください。それではどうぞ。
AARに所属するまで…
上述の通り、私は高校時代はただの音ゲー好きでした。音ゲーをやるといっても上手なもんでもなんでもなく、BeatmaniaⅡDX(通称弐寺)で、上達を気にせず自分の好きな曲をひたすらやるというプレイスタイルでいました。
私は音ゲーを始めたきっかけがKONAMIのメダルゲームで、そのままKONAMIの音ゲーを始めたっていう少数派なんですよね。そんな訳で高校時代では一緒に音ゲーをやる友人もおらず、一人でひっそりとゲーセンに出向き、黙々とプレイする、みたいな生活を送っていました。
そんなこんなで細々と弐寺ライフを楽しんでいた私ですが、ある時チュウニズムや太鼓といった他社機種に興味を持ち、そちらにも手を出すようになります。様々な機種で音ゲーをやっていくにつれ、僕は一つの考えに至ります。
「俺、デッケ~~~音が鳴ってゴッツ~い雰囲気の曲好きすぎじゃね…?」
こういう雰囲気の曲がhardcore,hardstyleというジャンルであることは後になって知りましたが、この気付きが今の自分のスタイルにそのまま直結しています。
AAR所属のきっかけ
時代は進んで大学進学、所属する部活・サークルを決める時期に入りました。当時全く入るサークルを決めていなかった私は、たまたまTwitterで見かけた作曲サークルが目に入ります。
なんかDJやってるんだけど。弐寺をやっていたということもあり、本物のDJを一回見てみたいなと思っていたので、まさか大学で見れるとは思わなかったんですよね。そこでサークルの人とお話させてもらい、サークル見学に向かう事に。
その見学が私がAARに加入するきっかけとなった「ミニMTM」です。つまるところ新歓用ミニDJイベントですが、
なんかSecond Heavenかかってるんだけど。なんかWildfireかかってるんだけど。
俺が高校の時に見つけられなかった「仲間」が、ここにはいる。ーーー
そう実感させられた私はMTMが終わったすぐにサークル加入の手続きをしました。
DJやることになったが???
こうして無事AARに入る事になりましたが、程なくしてAAR内でMTM募集の案内が回ります。MTMとはAARのメンバーで学祭にてDJライブを行うというもの。
DJは興味あったものの、右も左も分からないような状態だったため、出れればいいかな~流石に初心者は厳しいか~ぐらいの気持ちで応募してみました。
おっ、出演する人全員出たな!どれどれ~
……なんか出る事になってる!?!?!?!?!?!?!?!?
出ることになったからには仕方ありません。先輩方にやり方を教えてもらい練習すること1ヶ月、本番を迎えます。そしてとうとう自分の番が!や、やるぞ~~~(ド緊張)
なんとかなった!!!
観客の皆さんも暖かく、踊ってくれたり腕振ってくれたりして自分もリラックスしてプレーできました。この時、人前でDJプレーを行う楽しさを知ります。自分の演奏に合わせてみんなが楽しんでくれる。自分の好きな音楽を他の人と共有できる。この体験から私はDJにのめり込み、ありがたいことにいくつかのイベントに出演させていただき、現在まで活動を行っております。
AARに入って何が変わった?
ではここからはAARに入ることによって変わった私の音楽事情についてお話しようと思います。
聞いている音楽のジャンルを知るようになった
これは大きいですね。これまで聞いていた音楽がどういうジャンル名なのか知ることで、自分好みの曲を見つけやすくなります。
ジャンル名で検索をかけるとそのジャンルの曲って出てきますよね。好きなジャンルだから出てきた曲は好きですよね。
上述の通り、私はhardcoreまたはhardstyleなる音楽を好んで聞いていましたが、そのジャンル名を知れたのはAARに入ったからに他なりません。実際、所属してから半年で約500もの新しい曲を発見したようです。Cybergoreを知れたのもAARのお陰です
音楽の構成要素を知るようになった
キック?ベース?何それ?だった高校時代から、様々な音楽の構成要素、例えば楽器や音の種類、そして楽曲の展開まで知るようになりました。
これってDJをやる上でかなり大事な要素ですよね。曲を繋ぎ時に違和感のない繋ぎをするためには、曲の理解に加えてかける音楽についても知っている必要があります。それだけでなく、普段音楽を聞いている時にもベースとかリードシンセといった楽器を意識するようになりました。好きな音楽の良さが言語化できるって素晴らしい事ですね。
音ゲー仲間ができた
これも地味に大変ありがたい要素。これまで一人でやってたので、目標もなくひたすら筐体にコインを入れる生活を送っていましたが、仲間ができたことによって、「この新曲いいよ!」「また今度ゲーセンいこうぜ!」といった会話ができるようになりました。ぼっちだった俺を救ってくれてありがとう(; ;)
作曲に手を出した
うちは作曲サークルという名前のようです。どうやらDJのサークルではないようです。つまり、作曲をするサークルだということです。
とういう訳でわたくしとりかか、DAWを購入しております!CUBASE!そしてそして秋のM3には一曲書いております!といってもドラムとフリーDLのキック素材貼り付けただけその後spireを購入しさらなる作曲に励もうと思っています。思ってはいます。まずはspireをちゃんと一回起動してどういうソフトなのか確かめるところから頑張ってやりたいと思っています。
今後の展望について
DJに関しては今後もずっと続けていきます。まだまだ自分には実力が到底無いと実感しているので、最優先で練習しようと考えています。
DJ出演の機会をいただいた際には、その機会を大切に、全力で挑もうと思っています。
また、告知は後日になってしまいますがある試みに取り組んでおります。いつ告知できるかはまだ分からないのですが僕のTwitterアカウント(https://twitter.com/toririkaka?s=09)をチェックしていただけると幸いです。
作曲に関して。AARでは春と秋のM3(即売会)に部員の書いた曲をまとめアルバムとして頒布しているのですが、少なくともそれには何かしらの曲を出したいと思っています。DJ活動よりはどうしても頻度が低くなってしまうけれども半年に一曲のペースを最低限として、それ以上に書ければという感じで来年はいこうと思ってます。
終わりに
ここまで3000字を超える長文となってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました。僕は他の人と違って才能があるわけでもないし、秀でた能力もない。だからこそ、いつだってやれる事は全力でやりたいし、全力でやっている姿を見てほしいと思っています。
DJもDTMも、何一つ知らない素人の状態からなんとか半年間やってきました。実力でいうとどちらもまだまだですが、私は全力で楽しむ事ができました。
ですがこれは、僕の事を色々な面からサポートしてくださった先輩方、イベント出演の機会をくださったオーガナイザーの方々、クラブで僕とお話ししてくださった皆さん、そしてこの半年間切磋琢磨してきたAAR15期生同期のみんながいなくては成し得なかった事です。そんな皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからもAARとして、また一人の人間として、様々な場所で皆さんにお会いする事になると思いますが、そんな時はいつでも全力なとりかかを見れる事を楽しみにしていただけると幸いです。
それでは!長かった僕のアドカレもここで終わり!AARアドベントカレンダーも日数残り少なくなってきていよいよ終盤!明日以降のカレンダーもどうかお楽しみに。とりかかでした。