なつかし劇場/ピザは燃えているか
池袋はサンシャイン通り、サンシャイン60へと続くにぎやかな通りです。
へーちゃん、こうちゃん、小生の3馬鹿中坊は土曜日の午後、家で昼ごはんを食べずにチャリでこの場所を目指し、自転車こぎまくりで登場。
300円でピザ食べ放題という、夢のようなお店。
その名も『シェーキーズ』
発泡スチロールで作ったカンカン帽と紅白のしまシャツという、馬鹿丸出しの服装で、店員さんが迎えてくれます。
数週間前からシェーキーズに通っている、こうちゃんと小生に対し、へーちゃんは本日が初体験です。
すでに店内は8割程度もお客さんがいて、焼き上がったピザが置かれるカウンターには数種類のピザしか残っていません。
「次のピザが焼き上がる前にトイレ行ってくる」
と、こうちゃん。
「オレも行こうっと」
続く小生に、、興奮気味のへーちゃん、
「裸族ちゃん。あそこのカウンターの食べ物って勝手に取っていいの?」
「うん、お皿に盛れるだけ取っていいんだよ」
数分後。席に戻った、こうちゃんと小生がテーブルを見ると、
なんと!
シェーキーズ最強のヘビーメニュー、スパイシーポテトが3人分のお皿に山盛りです。
「しまった!」
説明しよう。
スパイシーポテトとは、
ひと切れでピザ1枚以上の満腹状態になり、他のメニューが何も食べれなくなるという、店側が考えだした最強かさ増し地雷フードなのだ。
へーちゃんへの説明不足がこんなピンチを招くとは、、。
「コレ、うまそうだったからみんなの分も取ったんだけど、、」
手早く、へーちゃんに説明する小生 。
「2人ともごめんな」
「へーちゃん、オレたちこそ、すまない」
とにかく、コレを平らげなければ、次のピザを取りに行くことは出来ない。
仕方なく、3馬鹿がスパイシーポテトを食べ始めたとたん。
「新しいピザ、焼き上がりました〜!」
店員さんの陽気な声が響き渡り、香ばしいチーズに加え、ベーコンやシーフードの香りが立ち込めます。
「クソォ〜!早く皿をカラにしなきゃ!」
叫ぶこうちゃん。
お客さんが我先にと焼きたてのピザに群がる中、とてつもなくヘビーなスパイシーポテトを必死にほおばり、のどにつまらせる、3馬鹿でございました。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。(*´∀`*)