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日記(10/29) ~宇多田ヒカルが夢に出てきた~

 何だか今日は心身ともに調子が良いなと思っていたら、10時間近く寝たからだった。
睡眠の大事さというのは自分に強く言い聞かせて余ることがない。
それにしても見た夢の内容もなかなか面白いものだった。

 夢の中で僕はなぜか宇多田ヒカルが運転する車の助手席に乗っていた。
とても親しく話していて、僕は宇多田ヒカルに対して穏やかな好意を感じていた。
すると、車は前方に停めてあった車に衝突してしまった。人は乗っていなかったからまだよかったけど、車の側面が大きく凹んでいる。
宇多田ヒカルと僕は焦った。宇多田ヒカルは面倒事になるのを恐れ、車を急発進して逃げることを選んだ。
僕は宇多田ヒカルの決断に従い、事故を隠し通すことにした。

 その数日後に結局事故のことが明らかになり宇多田ヒカルと僕は警察に逮捕されてしまう。
隠し通そうとした分罪が重くなるそうだ。
僕は刑務所に入れられ、この先に待ち受ける刑期の長さを思い絶望した。
刑務所の部屋の設備にはAIが搭載され、部屋のの設備を管理していたが、この辺はもろに僕の趣味が表れていた。
止まない後悔が押し寄せて心を苛む。
そして、自分が越えることなどないと思っていた一線を越え、「あっち側(犯罪を犯す人間の側)」まで来てしまったという事実に頭を殴られたような衝撃を受けていた。

 宇多田ヒカルはどうなったんだろうと心配もした。
僕は匿名の一般人だが、彼女の社会的影響力は計り知れない。
彼女が逮捕されるだなんてナンセンスは、極めて大きな社会的損失だ。
何でこんなことになってしまったんだろう。
こんな地獄を味わうなら死んでしまったがいいのではないだろうか・・・。
ネガティブなことしか考えられない。

 本気で夢の中で僕は焦っていて、目を覚ましたときには思わず一人で「はぁ、よかった~」と安堵の声を漏らしてしまった。
なぜ宇多田ヒカルが夢に出てきたのかは全く分からないが、僕が彼女のファンであることは間違いないので、素直に宇多田ヒカルと(夢の中で)話せて楽しかったなぁ・・・と若干喜んでいる。

 ググったところ、どうやら逮捕される夢というのは今の現実がうまく行っていないことの顕れらしい。
否定出来ないのがつらいところである。
とんちんかんな夢だったが、振り返ってみるとかなりエキサイティングで面白い夢だった。(とんちんかんでない夢ってあるのだろうか)
しかし、逮捕されたときのあの眼の前が真っ暗になるような絶望感はものすごかった。
絶対に逮捕されるようなことはしない、そう改めて誓った今日であった。
悪いことは、するもんじゃねぇな。
(完)

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