日記(12/23) ~徒然~
今月は全然noteを書けていない。
文章を書くことは僕にとってデトックス効果があるので、なるべく機会を見つけては書きたいと思っているのだけど、ネタがないとか疲れてるとか自分に言い訳してしまって書けない日々が続いていた。
日記すらまともに書けないのだと思うと少し情けないが、まぁ無理に文章を書いて公開したって仕方ないし、あまりそんなこと考えても意味がない。
アウトプットは大切だが、無理せずマイペースに、だ。
一昨日にデスクトップPCを注文した。
メーカーはLenovoで、割にいいスペックのモデルだ。
11万5千円。今の自分にはかなり大きな買い物で、迷いはしたが自分への投資と思えばいいPCを買うの至極真っ当な気がして、思い切って買った。
来年プログラマーのアルバイトを始めたいと思っているので、快適な環境を作ってじっくりコンピューターと向き合うのは大事だろう。
これまではノートPC一台で頑張ってきたが、これからは負荷のかかる作業はデスクトップPCで行える。
僕が使っているマイクロソフト製のSurface Laptopは抜群にキーボードが打ちやすいので、こちらは今後も事務仕事やこうした文章の執筆に活躍するだろう。
人生の選択肢を増やすことにケチケチしていては始まらない。
自分のできる範囲でいい道具を買うのは、きっと未来の自分を豊かにしてくれると信じている。
昨日今日と、故郷の福岡から母と祖母が京都旅行にやってきていた。
本来そんな予定ではなかったのだが、何だかんだあり二人が泊まるホテルの部屋に僕も泊まることになったので、昨日の午後から今日の昼過ぎまで、まる1日3人で一緒に過ごしていた。
80歳になった祖母は、よく遊んでもらっていた幼い頃の僕の記憶の中にある姿とは違い、かなり弱々しくなってしまった。
背骨は大きく曲がり、杖を付き、大きな声で半ば怒鳴るように話しかけないとなかなか正確に言葉を聞き取れない。
子どもが大人になっていく際に流れる時間は歓迎されるものだが、大人が老人になり寿命に近づいていく際の時間の流れはとかく残酷だ。
そんなことを思うと切ないが、僕には時間を巻き戻すことはできないし、せめてもと思いすっかり老いた祖母に「また京都に来てね」と大声で言って聞かせた。
「また夏に来るばい」
ニヤッと笑って、博多弁なまりで祖母は僕に言った。
これは3人で上った京都タワーの展望台から眺めた京都の夜景だ。
京都の夜景をこうやって見るのは、そう言えば初めてだ。
色々と忙しく過ごし、結構疲れてしまったが、楽しい時間であった。
明日はクリスマス・イブで、当然明後日はクリスマスだ。
この時期の、街が色めき立ち恋人たちが身を寄せ合うさまが、僕はどうしようもなく好きだ。
別に自分がどうこうではなしに、他人が幸せそうにしているのを見ると、まるで彼らの味わう幸せを一欠片分けてもらったように感じる。
若者も、中高年も、老人も、愛する人の隣にいる人々の表情はとても穏やかで、幸福に満ちている。
そういった景色にはダイアモンドより貴重な価値がある。
幸せそうな彼らを見て嫉妬などしない。
他人が不幸な世の中より、幸福な世の中の方が、僕だって生きやすくて幸せだからだ。
僕も誰かと温かな幸福を分かち合いたいと思うし、その一欠片でも他人に与えられたらいいと思う。
僕が今どれだけそれをできているかは分からないが、僕が感じているように幸せとは与え合うことができるなら、僕だってきっと十分誰かに幸福をもたらせるはずだ。
幸せとはよく分からないもので、どれだけ強く努力し望んだところで必ず得られる保証はないが、目の前にいる愛しい人がたった一度微笑んでくれるだけで一気に心が幸せで満たされていくのを感じることもある。
ろくでもない世の中かもしれないが、同時にこの世界は美しく十分に生きる価値があると思わせてくれる、僕にとってクリスマスの時期とはそういうものだ。
ハッピークリスマス。