【近鉄バス】21番布施線(徳庵系統)の旅(3)徳庵にて
片町線徳庵駅近くに佇む近鉄バスさまの徳庵駅前停留所。この停留所にバスがやってくるのもあとわずかになりました。
昔ながらの雰囲気が残された徳庵地区の商店街。近鉄バスさまの21番布施線(徳庵系統)のポンチョがエンジン音を響かせてやって来ました。
たこ焼き屋のテントを掠めるように近鉄バスさまのポンチョが角を曲がっていきました。リエッセでも窮屈そうな角をポンチョは何とか曲がっていきます。この光景が見られるのもあと少しです。
徳庵駅前で発車を待つ近鉄バスさまのポンチョ。柄のすごく長いラケット状循環系統の21番布施線(徳庵系統)はここ徳庵駅前で時間調整をしてから小阪駅前へと戻っていきます。
徳庵駅前を出た近鉄バスさまの21番布施線(徳庵系統)のバスはその名も「近畿車輛前」という名前の停留所に停まりながら近畿車輛さまの工場に沿って走っていきます。工場の塀の向こうには京都市交通局さまの20系や近鉄さまの8A系が見えました。
近鉄バスさまのポンチョは徳庵地区の狭隘路を抜けて徳庵停留所に着きました。2015年4月1日に現在のように狭隘路にも対応した小型車両が導入されて循環路線化されるまで、小阪駅前からのバスはこの徳庵が終点で、片町線へ乗り換えるには5分ほど歩く必要がありました。
近鉄バスさまの徳庵停留所の徳庵駅前方面の乗り場の標柱は駐車場の敷地内にありました。かつてはこの駐車場がバスの転回場で、狭い敷地で転回するためにターンテーブルが設けられていました。標柱や不自然な上家がかつての乗り場の位置を示していますが、間もなく停留所自体も過去のものとなります。
運行休止まであとわずかとなった近鉄バスさまの21番布施線(徳庵系統)、最後まで安全に運行されることを祈っております。
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