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【淡路交通】【本四海峡バス】冬の夜の洲本にて

冬のある日、所用で淡路島に行くことになり、高速バスを利用して洲本に宿泊しました。その際の様子をご紹介します。

冷たい雨が降り始めた夜の洲本バスセンター。淡路交通さまの鳥飼線の陸の港西淡行きが発車を待っていました。淡路島南部を横断するバスは、夜ということもあるのか、乗客の姿はありませんでした。

淡路交通さまの鳥飼線の陸の港西淡行き

洲本バスセンターで発車を待つのは本四海峡バスさまの宇山・洲本インター経由の三宮・新神戸駅行きです。到着便にはまだまだ乗る人は多いようですが、夜に洲本を発車する便に乗る人はわずかでした。

本四海峡バスさまの宇山・洲本インター経由の三宮・新神戸駅行き

洲本バスセンターの前には明治時代に洲本町長をつとめた岩田康郎氏の像が立っていました。たびたび氾濫していた洲本川の流路を変え、街を整備して発展の礎を築いたとされています。この銅像前の海岸通交差点から洲本川に架かる新潮橋までは岩田氏の功績にちなんで「いわた通」と名付けられています。

岩田康郎氏の像

洲本市街の南側にそびえる三熊山を見上げると、洲本城がライトアップされていました。

ライトアップされた洲本城

洲本バスセンターの向かいのマルナカ洲本店を覗くと、すだち酒がありました。神戸では全然売っていないので、これは嬉しいです。喜んで買って帰りました。明石海峡架橋と高速道路の整備で今や神戸に向かう傾向の強い淡路島ですが、かつては徳島藩領で、北淡路の険しい地形に阻まれたこともあって徳島に向かう傾向が強い時代が長く続きました。徳島へのバスは淡路交通さまの淡路徳島線だけになりましたが、今も徳島への流れは根強くあるようですね。以前、淡路徳島線に乗ると、徳島へ買い物や病院へ行く人、徳島駅で高速バスを乗り継いで高知へ向かう人など、しっかりと利用がありました。そんな背景のおかげで、私は兵庫県内ですだち酒が手に入るのかと思うと、しみじみと嬉しいです。

マルナカ洲本店のすだち酒

更けてゆく洲本の夜を楽しませていただきました。

加太にチェックインした駅メモ!

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