【能勢電鉄】さよなら妙見の森ケーブル(1)妙見口駅から黒川駅へ
能勢電鉄さまの妙見線は能勢妙見山の参拝輸送を目的として建設され、終点の妙見口駅から少し離れたケーブル黒川駅から山上へとケーブルカーが戦時中に一時廃止されながらも、戦前から長らく運行されてきました。しかし、2023年6月23日、能勢電鉄さまはケーブルカーをはじめとした妙見の森の諸施設を1年後の2024年6月24日をもって廃止すると発表され、さらに9月22日には廃止時期を繰り上げて12月3日をもって営業を終了すると発表されました。
お別れの迫る11月のある日、妙見の森ケーブルで能勢妙見山を訪ねてきましたので、ご紹介します。
山下駅からの能勢電鉄さまの電車には「妙見の森 さよなら」のヘッドマークが掲出されていました。
混雑した電車で終点の妙見口駅に到着しました。
趣ある駅舎が見守る駅前もすごい人で、改札口には何やら不穏な張り紙が…。
妙見口駅から、能勢の山里の道を歩いていきました。
黒川駅までは結構距離があるので大変やなと思っていましたが、のどかな景色を眺めながらのんびり歩いているとそれほど苦ではありません。
妙見の森ケーブルの黒川駅は山間に佇む集落の中にありました。普段は静かな集落なのだと思いますが、今は駅から大行列が…。
能勢電鉄さまの運営する妙見の森ケーブルをはじめとする能勢妙見山の諸施設は12月3日をもって営業を終了します。営業終了を前にこの日もたくさんの人が能勢を訪れていました。
妙見の森ケーブルは駅から大きくはみ出る大行列でした。それなりに待つことは覚悟していましたが、30分ほど待ってケーブルに乗ることができました。
小さくてかわいらしいケーブルに乗って山上へ向かいます。
※私の訪問時の混雑状況です。現在は異なる可能性があります。